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『朝コラ』あしの朝の連続コラム~60日後に1位になるはずのSEO~
2021.07.09
『朝コラ~朝の連続コラム~』6日目:パチスロ 解析
あしの 『朝コラ』あしの朝の連続コラム~60日後に1位になるはずのSEO~
【このコラムの目標】
パチ7の検索エンジン対策(SEO)をよりパーフェクトにするため、「パチスロ」に絡めた「よく検索されるキーワード」をテーマに毎日コラムを書くぞ! いつ筆者の心が折れるかも見どころだ!
チワッスあしのッス! 今回のネタは「解析」だ。あーこれはビッグキーワード。是非上位になって欲しいですこれ。今試しにグーグルさんの検索窓でもって「パチスロ_解析」で検索した所、表示された結果はこんな感じだった。
1.【一撃】パチンコ・パチスロ解析攻略
2.【一撃】パチンコ・スロット機種解析
3.パチンコ・パチスロ機種解析情報|DMMぱちタウン
4.ちょんぼりすた パチスロ解析
5.パチンコ・パチスロ機種解析情報|パチ7(パチセブン)
はいパチ7は5位。結構いい! やるじゃんパチ7! てか一撃さんが1位と2位を占めてんのは「トップページ」と「解析情報ページ」でそれぞれ別にランクインしてるからなんですな。しかも1位の方は「パチスロ」、2位の方は「スロット」と標記を散らしてるあたり、SEO対策超万全って感じがします。流石だなぁ……!
というわけで今回のテーマは「解析」なんだけども、そもそも解析ってなんやねんというところから話を始めてみましょう。
★朝イチにはヘヴィーなバイナリの話。
例えばたまに聞く話として「今はもう雑誌社は【解析】してない」みたいなのがあります。この場合の「解析」というのは明らかにソフトウェア的な意味でのリバースエンジニアリングの事を指しとるのでしょう。
はぁ、リバース……なんだって……?
こういうコラムで難しいことを書くのもどうかと思うんですが一応軽く説明しとくと、パチスロもゲームも軍事用ミサイルもカーナビも、予め定められた手続きによって動作してます。んでこの手続きの事を「プログラム」というわけですが、プログラムはざっくり2つに分かれていて、まずは人間が人間にわかりやすいように記述したプログラム部分。これを「ソースコード」と呼び、それをマシンが理解できるように翻訳したものを「バイナリコード」と呼びます。
バイナリコード。すげーバリバリのプログラマは読めちゃうらしいんですが、普通の人は読めません。なぜならバイナリコードは文字通り「バイナリィ(2進数)」でありまして、要するに0と1の羅列に過ぎないからです。
いや! オイラ機械語を見たことあるけど9までの数字もあるしアルファベットもあるじゃん、みたいなツッコミもあるかも知れませんが、それは4ビットごとに区切ったバイナリをまとめて16進数(0~f)にしとるだけです。なのでアルファベットもfまで出てきます。g以降は使われないので注意。何かイラストとかの背景に適当に機械語っぽいランダムな数字とアルファベットを使いたかったらfまでにしときましょう。あと16進数は「0x」で始めるルールが存在するので「0xff」とか書くとかなりそれっぽく見えてカッチョイイです。
脱線しすぎ! とにかく!
この0と1の羅列はROMというチップに記録され、基板のどっかにハマっておりまして、パチスロは「次に何をしたらいいんだろう」というのをこの部分で決められた手続き通りに実行してるんですね。なのでこのROMの部分が変になると当然パチスロの挙動も怪しくなり、古の時代にはこれを不正改造する「カバン屋」と呼ばれる専門の職人もおられた模様です。いわゆる裏ROM屋さんですね。
さて「解析」に話を戻しますけど、要はこのROMに焼かれたバイナリコードを(そのまま読むか逆翻訳するかは別にして)読み下してパチスロ内部で何が行われているかを文字通り「解析」するのが、雑誌社において「最近やらなくなった」といわれてる意味での「解析」です。
★解析ってやってるの? やってないの? どっちなの!
パチ7には実際バリバリ現役で雑誌編集をやられてるライターさんも多数おられるんでその人達に聞けば一撃で分かるっちゃ分かるんですが、それをやっちゃうと文責がそっちに及びそうなんで敢えて聞かずに書いちゃうと、恐らく今は雑誌社はこういう面倒くさいことはやってないと思われます。
理由はいくつかあると思いますが、まずは法的な問題。
リバースエンジニアリング自体の「適法・違法」に関して言えば日本国内では未だ「適法化に向けて進んでいる」という状態であり、決して「適法」じゃないみたいです。ただし、すべてを「違法」としてしまうのには無理がありすぎる部分が出てきてしまいます。端的な例でいうと何者かが悪意をもって作った「ウイルスやマルウェア」まで保護しちゃうとガードする策がなくなっちゃう。
あるいはリバースエンジニアリングには「技術力向上のための研究」の側面もあるんで、これは日本国の国益のためにも全面禁止にはできない。
あくまでもこれは著作権・知財権との綱引きになる部分だとは思うのですが、ただ雑誌社の場合は「そこで得た情報を外部に公表する」ために行うものであるので、リバースエンジニアリング自体がどうのというより著作権の方で普通に怒られる可能性があります。雑誌社としてもメーカーとの関係をいちいち拗らせてちゃ商売にならんと思うので、恐らくはこの観点からやってない、あるいはやれなくなったんじゃないかなと。あくまでも筆者はそう思います。繰り返しますが筆者が勝手にそう思ってるだけです。ゆるい気持ちでお読みください。
で、やってねぇんじゃねぇかと思う理由にはもうひとつあります。 単純に機械がクソ高いからです。ROMの吸い出しが今どうやって行われておるのか、あるいはその防止のためにメーカーがどんな対策してんのかは知らんのですが、例えば不正ROM対策かなんかで原状復帰が不可能な形にまで破壊しないと取り外せない構造になってるんであれば、吸い出したあとに転売もできないんで、新台一台分の経費がまるまる掛かっちまいます。また、もっと楽に吸い出せるとしても、情報の性質上「新台」じゃなきゃ意味がないんで、これをどこから手に入れるんだという話も別にあります。スーパーで気軽に買えるわけじゃないですからね。パチスロは。
仲の良い販社さんからこっそり一台……とかいうパターンも考えられますが、もしそこで解析した情報がうっかり間違ってたりしたらメーカー大激怒でしょうし、その販社さんにも累が及ぶと思われるゆえ、まあリスクしか無いですな。
他にも「そもそもメーカーから情報もらえるから余計な工程を踏む必要ない」とか、あるいは「今の機種は物理的に吸い出せなくなってる」とか何か色々ありそうですが、とりあえずそういう機械的(というかソフトウェア的)な意味での「解析」は、やっぱ今はもう巷間でいわれとるように「やってない」んじゃないかなぁ。
なんだよ! 仕事してねぇじゃんか雑誌社! と思う方もいるかもしれませんが、いやいやいやいや。それは「解析」という言葉の解釈と考え方の違いです。
機械を実際に何万ゲームも回して、そんでそこから挙動を確認しつつ実測値のデータを集計していってまとめるのも立派な「解析」ですし、むしろそっちの方が絶対大変。客アセンブルすればそりゃああらゆるデータは手に入るかもしれませんが、じゃあそれを読み解いて役立つ情報にまとめ、ユーザーに見える形に提示するのは誰がやるんだという話になります。
毎日打って、毎日調べて、「これは日本で始めて俺が見つけた」と思えるような仕組みや、あるいはリーチ目の法則なんかを記事にして、日本中のユーザーに届ける。
こっちのほうが、情報に血が通ってるように思いません? 少なくとも筆者はそっちのほうがすげえ仕事だと思います。
はい締め!
何回も書くけど筆者自信は詳しい話は何も知りません。あくまで辺縁のライターの立場から「こうなんじゃないかな?」とブツクサ書いてる次第。普通にとんでもねぇ間違いを書いておる可能性もあるのであしからず。 また次回!
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- あしの
- 代表作:インタビュー・ウィズ・スロッター(稀にパチンカー)
あしのマスクの中の人。インタビューウィズスロッター連載中。元『セブンラッシュ』『ニコナナ』『ギャンブルジャーナル』ライター。今は『ナナテイ』『ななプレス』でも書いてます。
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おはざす! おー! ホールからこっそりのパターンだったんですな! 知りませんでした……。
そういや、確かに今は「情報解禁」つってますね! あれやっぱ最初に内部資料とかドンと渡してるのかなぁ……。いやはや、勉強になります。
まあ知られたくない解析をメーカーは出してほしくないから最近は「情報解禁」って言っちゃってますよね。
だから台の新情報の解禁日って主要雑誌の発売日「7.14.21.28日」が多いような気がします。ネットより雑誌が不利にならないようですかね…
おはざす! ドライヤー! あ、保護シール剥がすやつですか!? えー、貴重な体験。いいなぁいいなぁ! ぜひ詳しく聞きたいw
おはざす! ガルフの話はよくききますなー。前自分でもなんかの記事でまとめたのに内容覚えてないや。社長逮捕の台でしたっけ? ハナハナは恐らく人生で唯一裏物打ったことがある(とおもう)んですが、あれが本当に裏だったのかどうか確信が持てず。あー、あと3年はやく生まれたかった……。
おはざす! これほんとは一話目に書いたんですが「もっとゆるい方がよくね」という判断により後ろに回しましたw 最初は真面目な話でいこうとしてたのがわかりますね!
深夜のホールでドライヤー片手にゴニョゴニョしたり、メーカー関係者にアレをナニしたり、まあ闇の世界でしたねぇ。
一度自由帳に書こうかと思ったけど、すげぇ長くなるから面倒なのでヤメました(笑)。
パチ7も含め、今のメディアはクリーンになったと思います。
あの痺れる感覚が忘れられないなあ。
ガルフ、リズボ、シオサイ、ハナハナ。脳が焼けてた頃だ
毎回あのボリュームを発行するんだから雑誌作りも大変だ!