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スマスロの離席・台移動・台確保のやり方はどうやるの？ 19,000枚コンプリートも出現！ホール視察から見るスマスロ実態調査！

■目次読みたいところまで飛べます

東京都555ホールのスマスロ導入状況
導入開始2日間の都内スマスロ稼働をランダム調査
スマスロ台確保＆離席の方法
19,000枚コンプリートデータを紹介
スマスロの今後の展開

ついに稼働を開始したスマスロ（スマートパチスロ）。打ち手もホールもメーカーも期待と不安でいっぱいでしたが、データや現場を調査したスマスロのスタートダッシュの姿を徹底レポートします！

東京都555ホールのスマスロ導入状況

11/23時点での東京都23区＆27市町郡、計555ホールのスマスロ導入状況をお伝えします。具体的なホールや機種別の導入台数については、「【速報】東京都の機種別スマスロ設置店・設置台数一覧（暫定版）！ついでに設置比率も調べてみた！」をご覧ください。

※本データは11/23時点のものです。
※パチ7独自調査情報であり正確性を保証するものではありません、実際の情報はご自身でお確かめください。
※ホール数や設置状況は変化する場合があります。

東京都全体のスマスロ導入状況

東京都のスマスロ比率は3.0％、ホール導入率は49.7％でした。約半分のホールが少数ながらもスマスロを導入したことになります。台数としてはまだ3.0％で、スマスロや稼働に必要な専用ユニットの普及はこれからだと言えます。

これらのデータからうかがえるのは「たとえ少数でもスマスロを導入しておきたい」というホールの意思の表れとも言えるかもしれません。

23区＆27市町郡別のスマスロ導入状況

以下は導入台数順に並べたものになります。

駅前中心に有名大規模ホールが集中する新宿区が導入台数1位です。一方、導入ホール件数1位は板橋区でした。また、導入台数比率が高いのは渋谷区、一定以上のホール数があり導入ホール比率が高いのは秋葉原を抱える千代田区となっています。

そのほか特徴として、八王子市がホール件数が少ないのにスマスロ台数上位に位置しています。これは、特定のホールが地域での優位性を保つために大量導入したものとうかがえます。

大規模ホールのスマスロ導入状況

これまで業界やホール関係者の方から「資金力のある大規模ホールやチェーン店でないとスマスロ導入は難しい」という話をよくお聞きしました。

規模や資金の線引きは難しくなりますが、一つの基準として「200台以上パチスロを設置しているホール」のスマスロ導入状況についてデータをピックアップしました。

パチスロ200台以上設置ホールの約8割がスマスロを導入しています。ある程度の規模や資金力を持つホールならば基本的に導入しているようです。ただし導入自体や台数、導入タイミングなど市場を見極めて測っているホールもあるでしょう。また、専用ユニットの生産が追い付かず普及不足により「買いたいけど買えない」というホールも多くあると予想されます。

そして、スマスロ台数のうち約77％がパチスロ200台以上設置ホールで占められています。これは冒頭で聞かれた「資金力のある大規模ホールやチェーン店でないとスマスロ導入は難しい」ことを示した一つの数値と言えるかもしれません。

スマスロ導入トピックス

スマスロ導入にあたって特徴的な傾向があったホールをいくつかピックアップします。

1つのホールで最も導入台数が多かったのは？

八王子市のホールで68台（パチスロ528台）でした。2位は台東区のホールで52台（パチスロ255台）、3位が千代田区のホールで50台（パチスロ491台）と続いています。

最も導入比率が高かったホールは？

上記に挙げた台東区のホールで52台（パチスロ255台）は何とスマスロ設置率20％以上！ここまでするのは、旗艦店としてのアピールや法人としてスマスロを推していくことの表れとも言えるでしょう。

小規模だけど頑張ったホールは？

品川区のホールでは、パチスロ60台設置でスマスロ5台を導入したホールがあります。また、おそらく最小規模と呼べるものでは、板橋区にパチスロ51台設置でスマスロ2台のホールがあります。こういった、たとえ規模は小さくともパチスロやスマスロに期待を寄せて「頑張った」ホールもあります。

導入開始2日間の都内スマスロ稼働をランダム調査

実際のスマスロの稼働状況は？ということで都内スマスロ導入ホールを実際に訪問し、その時点での稼働状況をランダムに調査してきました。

※「ヴヴヴ」は『パチスロ革命機ヴァルヴレイヴ』、「バキ」は『Lバキ強くなりたくば喰らえ!!!』、「リノ」は『スマスロリノヘブン』を指します。

初日（2022/11/21）

後半の葛飾区のホールは、17時開放のものです。地域性やホール人気度の違いもありますが、「平日昼間」「通常の新台導入より大規模」でありながらおよそ8割の稼働が見られます。また、開店直後はほとんどのホールがほぼ満台だったそうです。

2日目（2022/11/22）

人気店が集中する地域を調査したこともありますが、約9割とも言える稼働率でした。これには導入初日にSNS等で報告されたコンプリート達成報告（あとでいくつかご紹介します）の影響も大きいでしょう。

「スマスロは出る」「パチスロが復活した」など大きな期待を寄せる声も多く聞かれ、様子見だった打ち手たちも「これは今こそスマスロを打つチャンス！」とホールに駆け付けたのでしょう。

スマスロ台確保＆離席の方法

データだけを見ていても現場の様子は分からないものです。そこで実際に訪ねたホールで、台確保や離席の方法について調査してきました。

台確保はレバー掛け札＆専用ユニットメニュー系が主流

最も多く見受けられたのが、レバーに掛ける形の離席や休憩を掲示する札です。

▲ホールによって形状やデザインは異なるがレバー掛け札がメジャーな模様

「下皿にメダルは入れられない、ではレバーだ！」という発想でしょう。ただ、大きさや色使いによっては札が掛けられていることに気付きにくく、離席中なのに間違って他の人が座ってしまう、空き台と思ってデータチェックしてしまう、などのちょっとしたトラブルも見受けられました。

なお、これはスマスロに関する記事のたびに書いていますが、離席や休憩の際には必ずスマスロ内のクレジット全て転送してICカードを持ち歩くようにしてください。

▲専用ユニットの種類によって「ちょっと休憩」などメニューの名前や機能は異なる

次に対応として見られたのが、専用ユニットのメニュー自体に「ちょっと休憩」「パスワードロック」などの実質的な台確保機能が搭載されているものでした。

パターンとしてはスマスロのクレジットを専用ユニットに全て転送した上で、

・「ちょっと休憩」を押してICカードを取り出す。休憩中は取り出したICカードしか受け付けない。
・パスワードを設定して離席、再入力しないとICカードの返却やスマスロへのクレジット転送は不可。

といった仕組みです。台確保だけでなく、ICカードやクレジット盗難の対策にもなっています。

他の台確保のケースとしては、以下のようなデータ表示機連動や、一時的な休憩や離席に限り物品での確保を認めるホールもありました。

▲分かりやすいデータ表示機や物品確保を認めるホールもあり

台移動の際のICカード

これはホールが導入している専用ユニットやシステムによって異なりますが、「スマスロとメダル機で持玉や貯玉を共有したい場合は会員カードが必要」の場合があります（問題なく全て共有できるホールもありました）。

▲ホールによって仕組みは異なるので困ったら店員さんに聞くのオススメ

スマスロコーナーで見受けられたのが「メダル機で使っていたICカードがスマスロで使えない」といったトラブルで、店員さんを呼び出すシーンがたびたび見受けられました。

こういった新システム導入時には、予想できないトラブルやお客様にとって不便なケースが発生することもあります。また、スマスロ設置ホールの多くがこれを契機に会員カードの作成を勧める掲示物が多数ありました。

分からなかったら店員さんに聞くのが一番

いくつかのホールを訪問した際にスマスロの仕組みや台確保の方法をお聞きしましたが、どのホールも店員さんが懇切丁寧に説明してくれました。専用の説明プレートや小冊子を用意しているホールも多く、現場で接客するスタッフや管理する法人も力を入れている様子がうかがわれました。

19,000枚コンプリートデータを紹介

すでにご存じの方も多いと思われますが、導入初日から複数の「コンプリート機能発動」、1日での差枚19,000枚獲得による打ち止め機能発動が報告されました。その中でいくつかデータ公開されている台がどのようにコンプリートに至ったかをご紹介します。

※コンプリート機能については「【スマスロ情報決定版】遊び方からスペックまでこれでOK！ 2022年新時代パチスロ「スマスロ」とは何か？」をご覧ください。

▲スタートダッシュ後に中盤でもたつくも、終盤で押し切ったパターン

▲1000G越えのハマリを喰らうも台を信じ切ってゴールしたパターン

▲2段階ジェット噴射で加速して一気にコンプリートさせたパターン

▲前半と後半それぞれ大きい波に乗って安定のコンプリート

どのパターンにも共通するのが、コンプリート時刻が21時～22時ということでした。さすがに純増枚数が多いタイプのスマスロでも、コンプリート達成は営業時間ぎりぎりになるようです。

ただし、実際に多くのホールを訪ねて稼働や出玉状況を見てきた者としてお伝えするならば、これらのデータはあくまで限られた成功、大成功例です。その裏には多くのマイナス台が存在し、中には数千枚レベルのハマリを描くスランプグラフもありました。

▲時差開放でブン回すも数回の初当りを活かせず

▲わずかに上昇気配が出るも後半で一気に失速

▲前半のハマリなど初当りに出玉が追い付かず

パチスロ・スマスロはあくまで遊技の範囲で、ご自分が経済的に楽しめる範囲で遊ばれることをお勧めします。そして、スマスロの単なる出玉や射幸心にだけ注目するのではなく、コンプリート機能ありきのスマスロであること、スマスロによって今後パチスロのゲーム性にも期待できることを知っていただけると幸いです。

スマスロの今後の展開

2022/11/21に『パチスロ革命機ヴァルヴレイヴ』『Lバキ強くなりたくば喰らえ!!!』『スマスロリノヘブン』の3機種が導入され、さらに12/5には『ＨＥＹ！エリートサラリーマン鏡』が導入予定です。

スタートから2週間経ってのスマスロの状況、追加1機種によってもたらされる変化、スマスロ導入率の伸びなど、まだまだスマスロの流れは止まらないことが予想されます。パチ7では、今後もスマスロ機種情報はもちろん、導入・稼働・出玉状況なども引き続きレポートしていきます。

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