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スマスロ導入から1ヶ月！稼働推移やスマスロ導入率を調べてみた！『スマスロ鏡』はやはり本命だった？

■目次読みたいところまで飛べます

東京都550ホールのスマスロ導入状況
12/5～6の都内スマスロ稼働をランダム調査
『ＨＥＹ！エリートサラリーマン鏡』データ紹介
今後のスマスロの動向

2022/12/5に『ＨＥＹ！エリートサラリーマン鏡』が導入され、スマスロのスタートダッシュとなる4機種が導入済みとなりました。本記事の執筆時点で導入開始から約1ヶ月、導入当初のデータと比較しながらスマスロの現状をご報告します。

導入当初の調査については、「スマスロの離席・台移動・台確保のやり方はどうやるの？ 19,000枚コンプリートも出現！ホール視察から見るスマスロ実態調査！」をご覧ください。

東京都550ホールのスマスロ導入状況

2022/12/11時点での東京都23区＆27市町郡、計550ホールのスマスロ導入状況をお伝えします。

※本データは12/11時点のものです。
※パチ7独自調査情報であり正確性を保証するものではありません、実際の情報はご自身でお確かめください。
※ホール数や設置状況は変化する場合があります。

東京都全体のスマスロ導入状況

※（）内は11/22時点との比較数値

東京都のスマスロ比率は5.4％、ホール導入率は59.3％でした。注目すべき点の1つとして、調査ホール件数と総パチスロ台数が減少していることが挙げられます。これは残念なことですが、都内でも数件のホールが11/23～12/11の間に閉店した結果です（一部ホールは調査不可に変更）。

もう1点は、11/23～12/11の間に新規で50件のホールがスマスロを導入したという点です。考えられる理由としては、「導入初日には間に合わなくても、できるだけ早くスマスロを導入したかった」「流通の都合ですぐには導入できなかった」などが挙げられるかもしれません。

新規のスマスロ導入台数は約2,400台ですが、その内訳は『ＨＥＹ！エリートサラリーマン鏡』だけでなく、リリース済みの『パチスロ革命機ヴァルヴレイヴ』『Lバキ強くなりたくば喰らえ!!!』『スマスロリノヘブン』も多く含まれています。

23区＆27市町郡別のスマスロ導入状況

以下は導入台数順に並べたものになります。

導入当初と同じく、歌舞伎町に大規模ホールが集中する新宿区が導入台数1位です。導入台数比率の1位は上野のある台東区となりました。導入ホール比率が高いのは秋葉原のある千代田区で92％とほぼ全ホールと言っていい状況です。

一方、6000台以上のパチスロを抱える江戸川区や大田区のスマスロ比率は都内平均を下回っており、地域によっての違いもうかがえます。これは各ホールが自身の商圏や客層を考慮してスマスロ導入を検討しているのでは？と推測されます。

スマスロ導入トピックス

台数や比率など、スマスロ設置にあたって目立つホールをいくつかピックアップします。

1つのホールで最も設置台数が多いのは？

スマスロ最大数設置ホールは新宿区の「エスパス日拓新宿歌舞伎町店」で101台（パチスロ644台）でした。続いて台東区の「エスパス日拓上野本館」「エスパス日拓上野新館」で共に84台（パチスロ496台、410台）、八王子市の「PIA八王子」で83台（パチスロ528台）の設置となります。

最も設置比率が高いホールは？

スマスロ比率が最も高いホールは台東区の「PIA上野」で約26％、なんと4台に1台がスマスロという驚異の占有率です。

小規模でも頑張ってるホールは？

11/22時点でパチスロ51台で2台のスマスロ設置だった板橋区の「ニュースポーツ」が、さらに3台追加して5/51台と引き続き頑張っています。

12/5～6の都内スマスロ稼働をランダム調査

『ＨＥＹ！エリートサラリーマン鏡』導入初日の12/5と翌日の12/6に、都内スマスロ導入ホールの稼働状況をランダムに調査してきました。

※以降、「鏡」は『ＨＥＹ！エリートサラリーマン鏡』、「ヴヴヴ」は『パチスロ革命機ヴァルヴレイヴ』、「バキ」は『Lバキ強くなりたくば喰らえ!!!』、「リノ」は『スマスロリノヘブン』を指します。

鏡導入初日（2022/12/5）

▲葛飾区のうち2ホールは17時に新台開放

鏡導入2日目（2022/11/22）

▲新宿区・渋谷区の繁華街では鏡がほぼ100％の稼働率

新台となる鏡は、大半のホールで他3機種よりも多い設置台数ながら90％以上の高稼働率となりました。一方、鏡以外の3機種は導入当初から2週間が経ち稼働率が下がっています。

ここで、おおよそ同条件となる「導入初日～2日目」「平日の昼間～夕方」で、11/21～22と12/5～6の稼働率を比較してみましょう。

まずスマスロ全体稼働率が90％→67％となり、いかにスマスロ導入当初が異常とも呼べる盛り上がりだったかが分かります。

そして、鏡を除く3機種の人気差が明確に見えてきたのが分かります。ただし、ヴヴヴとバキは特化ゾーンを含む従来のAT機タイプ、リノはいわゆる「沖ドキタイプ」、とゲーム性も異なります。

好まれるゲーム性や出玉仕様の違いもあり一概には言い切れませんが、以上から推測できるのは

・スマスロを好む層は出玉の爆発力を優先しているかもしれない
・スマスロに沖ドキタイプのリノがあることが、沖ドキタイプを好む層にまだ浸透していないかもしれない

といった点が挙げられます。

また、実際にホールを視察してきての補足としては、期待されていたアニメ原作系6.5号機の導入が同タイミングだった影響も考えられます。「スマスロ新台の鏡が打てない場合、2週間前のスマスロと新台の6.5号機どっちを打つ？」という打ち手側の選択があったのではないでしょうか？

『ＨＥＹ！エリートサラリーマン鏡』のデータを紹介

導入当初はヴヴヴやバキでのコンプリート報告が話題になりましたが、新たに導入された鏡の公開されているデータをご紹介しましょう。

推定高設定データ

▲多少のハマリはありつつも高設定らしい挙動

▲序盤でBB当選するもATに入らず苦労したが、一撃5000枚クラスから出玉を伸ばす

▲終盤の天井に近いハマリがなければ万枚も夢ではなかったパターン

以上のデータは、導入当初でおそらく全台高設定だったであろうホールのものです。上記を含めて20台の設置があり、勝率は19/20台で95％、平均獲得差枚数は+3800枚でした。

本機はゲーム性や出玉仕様が『押忍！サラリーマン番長』に近いと言われていますが、高設定の安定度は本機の方が上と言えるでしょう。

また、本機ではコンプリート機能発動の報告は確認できていませんが、高設定では万枚に近い出玉データも多数あり「高設定の狙いがいがあるバランス型スマスロ」と呼べるかもしれません。

推定低設定データ

▲最後に少しだけ取り戻すもBB間ハマリがあまりに大き過ぎたケース

▲600～800G級のBB間ハマリを重ねてAT当選に恵まれなかったケース

低設定と思わしきデータの特徴としては、600Gを越えるBB間ハマリの多さでした。通常時のハマリはもちろん、AT初当り契機としてのBBの少なさ、AT中ディスク獲得（実質的なAT中BB）の少なさなど総合的な設定差が設けられている可能性があります。

マイナス差枚の大きさという観点で言えば、ヴヴヴでは7000枚クラスのマイナスも確認できており本機の方が「ややマイルド」な傾向が見受けられます。

ただし、高設定・低設定いずれにせよ展開次第で出玉率に反する挙動も十分にあり得ますので、設定推測としては今後の新たな解析発表が待たれます。

今後のスマスロの動向

現時点でスマスロ4機種が導入済みとなりましたが、年内はこれ以上のスマスロリリースはありません。つまり、繁忙期となる年末年始は今のラインナップで行くということです。スマスロの稼働率も新台当初からは落ち着くと思われるので、ここからはホールの腕の見せ所と言えるでしょう。

そして次にリリースが予想されるのが、大都技研の『パチスロソードアート・オンライン』です。

アニメ放映から10周年を迎えた超人気コンテンツで、現在も劇場版作品が放映されています。スマスロというだけでなくIPとしても期待される機種なので、次にスマスロ・パチスロが盛り上がるトリガーとなってくれるでしょう。その頃にはまたスマスロを取り巻く状況も変化しているはずなので、引き続き観察していこうと思います。

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（C）板垣恵介(秋田書店)／バキ製作委員会
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