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ゆる調~パチンコパチスロゆるゆる調査隊~
2022.12.16
2022年もっとも売れた機種は？ パチンコビレッジ主催「パチンコ・パチスロ販売実績2022」発表会レポート！
2022年もあと2週間ほどで終わり。今年のパチンコ業界も、CR機と5号機の完全撤去にはじまり、パチンコホールの相次ぐ閉業や、パチスロ6.5号機の台頭など、本当にいろいろありました。
そして、もっとも衝撃的だったのが11月の“スマスロ”デビュー。スマート遊技機元年として新たな節目を迎えた2022年を振り返るべく、パチンコ・パチスロ情報サイトのパチンコビレッジが昨年に引き続き、独自の調査に基づいた「パチンコ・パチスロ販売実績2022」を発表しました。
▲販売台数を元にした様々なデータと共に2022年を振り返る
▲昨年の様子はコチラから！
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※集計方法について
・各数値はすべてパチンコビレッジの独自調査によるもの
・すべての集計は納品日がベース
・メーカーは子会社等を含めたグループで集計
・端数は500台単位で集計
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2022年パチンコ・パチスロ総販売台数
| 2020年 | 2021年 | 2022年 | 前年比 | |
| パチンコ | 約955,000台 | 約1,105,000台 | 約1,037,000台 | 94% |
| パチスロ | 約402,000台 | 約627,000台 | 約721,000台 | 115% |
昨年に続き回復傾向ではあるが…
パチンコ・パチスロの総販売台数は、コロナ禍の影響を受けてもっとも落ち込んだ2020年から回復の兆しを見せたものの、ゆるやかな上昇に落ち着きました。
パチスロは6.5号機やスマスロの導入などもあり10万台近く増えていますが、やはり前年から続く部材不足（半導体など）や、ホール数減少による影響を受け、販売台数が伸び悩んだとのこと。ちなみに、スマスロの販売台数は全体のおよそ9%にあたる約6万7000台。来年はどれだけスマスロの台数が増えるかが、全体の販売台数に大きく影響しそう。
2022年 パチンコ・パチスロ 機種別・販売台数TOP10
パチンコ
期待の最新台がパチンコの販売台数ナンバー1に!!
| 順位 | 機種名 | メーカー | 販売実績 |
| 1 | Pゴジラ対 エヴァンゲリオン ～G細胞覚醒～ |
ビスティ | 50,000台 |
| 2 | P真・花の慶次3 | ニューギン | 38,000台 |
| 3 | Pフィーバー からくりサーカス |
SANKYO | 30,000台 |
| 4 | P牙狼 月虹ノ旅人絆 GIGA GHOST Ver. |
サンセイR&D | 29,500台 |
| 5 | Pフィーバー 戦姫絶唱 シンフォギア3 黄金絶唱 |
SANKYO | 27,000台 |
| 5 | P大工の源さん 超韋駄天BLACK |
三洋 | 27,000台 |
| 7 | P真・牙狼2 | サンセイR&D | 25,500台 |
| 8 | PA新海物語 | 三洋 | 25,000台 |
| 8 | P Re:ゼロから 始める異世界生活 鬼がかりver. |
大都技研 | 25,000台 |
| 10 | Pとある科学の 超電磁砲（FSB） |
藤商事 | 24,500台 |
“海物語シリーズ”がTOP3を独占していた昨年のランキングからガラっと変わって、今年パチスロ販売台数1位に輝いたのは12月19日導入予定の「Pゴジラ対エヴァンゲリオン ～G細胞覚醒～」。現在もホールで人気となっている“エヴァ15”の稼働への貢献度を鑑みるかたちで、期待も込めて販売数が伸びたと思われます。
なお、1位以外にもSANKYOグループは、3位の「Pフィーバーからくりサーカス」、5位の「Pフィーバー戦姫絶唱シンフォギア３黄金絶唱」と上位を席巻。人気タイトルをコンスタントにリリース&生産したSANKYOの安定感が光りました。
パチスロ
ジャグラーシリーズの牙城を崩した番長ゼロ
| 順位 | 機種名 | メーカー | 販売実績 |
| 1 | 押忍！ 番長ＺＥＲＯ |
パオン・ ディーピー |
41,000台 |
| 2 | マイジャグラーV | 北電子 | 32,500台 |
| 3 | ハナハナホウオウ ～天翔～-30 |
パイオニア | 30,000台 |
| 4 | ハッピー ジャグラーV III |
北電子 | 28,500台 |
| 5 | HEY！エリート サラリーマン鏡 |
パオン・ ディーピー |
22,000台 |
| 6 | 花火絶景 | ミズホ | 20,500台 |
| 7 | パチスロ 革命機 ヴァルヴレイヴ |
SANKYO | 20,000台 |
| 8 | パチスロ 甲鉄城のカバネリ |
サミー | 18,000台 |
| 8 | Lバキ 強くなりたくば 喰らえ!!! |
オリンピア | 18,000台 |
| 10 | パチスロ 犬夜叉 |
クロス アルファ |
15,500台 |
今年、多くのホールで看板機種として活躍した「押忍！番長ＺＥＲＯ」が、昨年TOPを独占した“ジャグラーシリーズ”を抑えてパチスロ販売台数1位に。大都グループは2019年に大ヒットした“リゼロ”以来、3年ぶりの1位だそうです。
ジャグラーシリーズも2位に「マイジャグラーV」、4位に「ハッピージャグラーV Ⅲ」がランクインするなど、相変わらずの強さをみせました。
パチスロは、今年の前半は5号機撤去にともなう入れ替えで、ホールのメインを張る機種の販売台数が増加（増産など）。後半は新たな出玉の波を作った6.5号機やスマスロの販売台数が伸びる結果に。
2022年 パチンコ・パチスロ メーカー別・販売台数TOP5
パチンコ
| 順位 | メーカー・グループ名 （主な販売機種） |
販売実績 （機種数） |
| １ | 【SANKYOグループ】 Pゴジラ対エヴァンゲリオン ～G細胞覚醒～：50,000台 Pフィーバーからくりサーカス：30,000台 |
237,500台 （18機種） |
| 2 | 【三洋グループ】 P大工の源さん超韋駄天BLACK：27,000台 PA新海物語：25,000台 |
145,500台 （14機種） |
| 3 | 【ニューギングループ】 P真・花の慶次3：38,000台 Pワンパンマン：19,500台 |
103,000台 （14機種） |
| 4 | 【サンセイアールアンドディ】 P牙狼月虹ノ旅人絆 GIGA GHOST Ver.：29,500台 P真・牙狼2：25,500台 |
96,000台 （11機種） |
| 5 | 【平和グループ】 Pルパン三世2000カラットの涙：23,000台 P戦国乙女LEGEND BATTLE：13,000台 |
86,000台 （13機種） |
パチンコは、機種別ランキングでもTOP10に3機種が入ったSANKYOグループが1位に。総販売台数約23万7500台は、今年のパチンコ販売台数の5分の1強に相当。なお、4位のサンセイアールアンドディは、部材不足の中、全機種リユース対応で（筐体など元の機種の部材を新機種へと再利用すること）、約9万6000台を販売したとか。
パチスロ
| 順位 | メーカー・グループ名 （主な販売機種） |
販売実績 （機種数） |
| １ | 【ユニバーサルグループ】 花火絶景：20,500台 S沖ドキ！GOLD-30：15,000台 |
95,000台 （10機種） |
| 2 | 【サミーグループ】 パチスロ甲鉄城のカバネリ：18,000台 パチスロ幼女戦記：15,000台 |
92,000台 （11機種） |
| 3 | 【大都技研グループ】 押忍！番長ＺＥＲＯ：41,000台 HEY！エリートサラリーマン鏡：22,000台 （12月納品分） |
91,500台 （5機種） |
| 4 | 【北電子グループ】 マイジャグラーV：32,500台 （1月・2月納品分） ハッピージャグラーV III：28,500台 |
88,500台 （5機種） |
| 5 | 【平和グループ】 Lバキ 強くなりたくば喰らえ!!!：18,000台 S BIG島唄30：10,000台 |
54,000台 （9機種） |
上位4グループの差が7000台以内に収まる混戦を制し、パチンコのメーカーグループ別・販売台数の1位となったのはユニバーサルグループ。12月19日から導入予定となっている人気シリーズの最新作「沖ドキ！GOLD」は1万5000台を販売しているとのこと。
なお、上で紹介した「機種別・販売実績TOP10」や「メーカーグループ別・販売台数TOP5」以外にも、パチンコビレッジでは「パチンコ・パチスロ総販売台数の10年間の推移」や「パチンコ・パチスロ販売台数分布の変化（1機種あたりの販売台数の分布）」などのデータを掲載。気になる人はパチンコビレッジの特集ページ「パチンコ・パチスロ販売実績2022」をチェック！
2023年はスマパチも含めたスマート遊技機の動向に注目！
▲「スマート遊技機元年という区切りの年に業界に関われたことは大きい」と語った村岡氏
最後にパチンコビレッジの村岡裕之代表取締役が登壇し、2023年の業界販売実績の予想を発表。昨年の同発表会で“スマスロ登場への期待”や“部材不足の影響”を予見していたズバリな村岡氏だけに、その予想には注目です。
2023年の安心要素として“パチンコ・パチスロの遊技性の向上”と“スマスロへの期待感”、期待要素として“来年登場する予定のスマパチを含めたスマート遊技機の動向”、そして不安要素として“底が見えないホールの減少傾向”、“型式試験適合率の低さ”、“機械やユニットの部材不足”を挙げた村岡氏。
「今年を一言でまとめるなら“スマート遊技機元年”だと思います。CR機が登場してからちょうど30年の今年。再び大きな変化を迎えた遊技機が来年花開くのか、どうなのか。適合率次第では新機種登場への影響が出るかとも予想しています。不安要素はいろいろありますけど、昨年、一昨年とパチンコ・パチスロの販売台数は持ち直してきている傾向があるので、今後が楽しみです」と語った。
※本文および表内の数値はすべてパチンコビレッジの調査によるものです。
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（C）隆慶一郎・原哲夫・麻生未央／コアミックス 1990, 版権許諾証 YSR-432
原作／藤田和日郎「からくりサーカス」(小学館少年サンデーコミックス刊) / (C)藤田和日郎・小学館／ツインエンジン Licensed by Sony Music Labels Inc.
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