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【運と命】パチンコパチスロ演劇最新情報!
2016.09.22
パチンコ演劇「運と命」を主催してみた編集長のキモチ
最終公演後のやりきった感
まず最初に「運と命」を見に来て頂けた皆様に改めて御礼申し上げます。また演劇を見たこともやったこともなかったパチ7を煙たがらずにやりきって頂いた出演者の皆様、関係者の皆様、並びに各メディア様、私に「いいから黙って見に来いや!」と言われてしまった皆様、本当に感謝しております。
合わせて完了報告が遅くなりましたこと、お詫び申し上げます。
やって良かった! でも、もうやりたくない(笑)
誰も私の感想なんか求めていらっしゃらないかもしれませんが、全ての公演終了後、素直に出てきた想いが上記見出しの言葉。
パチ7が(恐らく)史上初のパチンコパチスロ演劇を実施した意義等は、主催者が語るべきことではございません。見て頂いた方や第三者に判断して頂くべきことかな、と。
ですので、やって良かったというのはほぼ私個人の想いを指します。演劇を実施することが決定してからの日々はとても刺激的なもの。演劇という世界で闘う様々なエンターテイメントのプロフェッショナルの方々と接する訳ですから。
台本が出来て、キャストが決定して、稽古が始まり、本番を迎える。その一部始終をほぼゼロ距離の特等席で見れるわけですから、その面白さは推して知るべし、というところ。特に演者さん達の舞台に向き合う、その真摯で真剣な様は、忘れることが出来ません。強い日に設定推測を行う私よりも真摯で真剣でした。
でもね、あんなに胃がキリキリする毎日はもう送りたくありません(笑)
貴重なお金と時間を使ってわざわざ見に来てくれる方々に楽しかったと言って欲しい。自分の息子の写真を友人に見せた後の「お、おぉん…」みたいな顔をさせたくない。何より自分自身が演劇の内容にほぼ携わっていないことから来る、妙な緊張感と葛藤がもの凄いんですよ。企画立案を行う方にはお分かり頂けると思います。この感情。「うわぁ、こりゃ向いてないなぁ」と思ったのは初日終了後でした(笑)
稽古風景。ピリッとしたり和んだり。
で、結果はどうだったんだよ!
「お前の個人的感想はどうでもいいよ! 結果はどうだったんだよ!」
その前に来場者数やアンケート結果などをご報告させて頂きたいと思います。
来場者数:858名様(全8公演)
アンケート回収数:376枚
このような結果となりました。多いのか少ないのかの判断が難しいところですが、1公演平均100名以上の方にお越し頂けたことは凄い数値だと思いますし、良い結果かと思います。目標数は1000名様だったことは……まぁ忘れましょう。
これまた判断が難しいところなのですが、アンケート回収率は他の演劇よりもかなり多い、とフォンチーさんが仰っていたので、鵜呑みにします。多かったです! アンケートに回答いただけた皆様、ありがとうございました!
性別。あれ?パチンコユーザーとほぼ同じ比率?(笑)
年代。30代がボリュームゾーン
アンケート回答して頂けた方の男女比が約7:3。これってほぼパチンコユーザーと一緒ですね(笑) 出演するキャストさんにも依るみたいですが、今回は男性比率が高かったようです。
情報源。やっぱり演劇ファンが多いんだなぁ
遊技歴。おお?意外とユーザーさんが多いぞ
情報源。パチ7経由が少ない……。そしてCM(笑) うちいく.TVさんにクレーム入れときますっ!遊技歴を見ると、ユーザーさんと未経験+やめた層で半々くらいですね。そしてユーザー層の10年以上割合が高い。ベテランの方が「様子を見に来た」という感じでしょうか。
パチ7認知度。無念……
パチンコへのイメージ。結構凄くないですか?
パチ7認知度は40%弱。無念な結果なようですが、プロモーションとして捉えた場合、認知していない方に名前だけは知って頂けたという結果ですから、よしよし。そして注目のパチンコに対するイメージ。約35%の方が良くなったと答えて頂けております。これ、意外と凄いことだと思いますよ。もう少し詳しく見てみると……
未経験者層の40%が印象良くなってる!
まぁこのアンケートだけでどうのこうの言うのもナンセンスなのかもしれませんし、今回の演劇の主目的が業界の活性化というわけでもございませんので、副産物として有りがたく受け止めさせて頂きたい所存です。「打ちたくなった」という直接的な問いでも答えでもございませんし。
じゃぁパチ7の目的はなんだったの?
★来て頂いた方に楽しんで頂く
もちろんこれが大前提です。先にも書きましたが、これを達成できることが我々パチ7としての第一目的です。そして、内々の目的としては、
★実績を作りたい
実はこれが大きな目的。ユーザーから投稿された企画を実現する、他のエンターテイメントとのコラボを実現する、大きくはこの2つだったかと思います。それがどうした?とお思いの方も多いかも知れませんが、少なくとも『パチ7ってなんかヘンなことに挑戦するサイトだな』と思って頂けていたら、ある程度成功です。
★パチンコパチスロは多面性エンターテイメント
我々はこのエンターテイメントという側面を重視しています。『綺麗事言ってんじゃねぇぞ!』という声が私のデスクの隣あたりから聞こえてきそうですが、パチ7はそういうスタンス。少なくともパチンコパチスロに対して、いろんな接し方があるだろうし、いろんな楽しみ方がある。そういうことがなんとなくお伝えしたかった部分。
目的は果たせたの?
正直「楽しんで頂けたか?」という部分に関しては、『半分』という結果かと思われます。楽しんで頂けなかった方には申し訳ない……。面白い面白くないは主観が入りますので、100%というのは至難の業ですが、80%くらいは目指したかったな、と。
大きく言いますとパチンコ業界関係者の皆様には、トライした勇気も含めて高評価を頂き、ユーザーさん、特に演劇を見慣れている方からは厳しいご意見を頂く、という結果です。
実績作りに関しては、極端な言い方になりますが、完了したので達成は出来ました。自由帳の投稿でも「稟議を通して中長期計画で…」といったものがございましたが、まさにその通り。でもですよ、ほとんど何の障害もなく、スゥーと通過していって実現に結びついたんです。なんかヘンですよね、ウチの会社(笑)
元々パチ7の方針として「下手な広告を打つよりも、みなが楽しめるもの、話題性のあるもの、コンテンツとして残るもの」を重視しており、そういう動きに広告予算を重点投下しているから、ということも大きいかと。
実績が出来た、とはいえ、これが好意を持って受け止められるのか、この先に良い効果を生み出すことが出来るのかは別問題です。パチ7のちょっと緩めの挑戦はまだまだ続くわけです。私が元編集長とか副編集長とかの肩書になってましたら、お察しください。
パチンコパチスロの色んな側面を見せたい。リアリティを伴ってお伝えできたかというと、難しいところですが、私個人としては達成できたと考えております。アンケート結果からも、なんとなくは伝わったのかな、と。勝負に徹するスタンスもよし、楽しさを重視するスタンスもよし、暇つぶしでもよし。パチンコパチスロって接し方によって表情を変える面白いエンターテイメントなんだと思うんですよ。ユーザーの皆様にも、ノンユーザーの皆様にもそういう面白さを、僅かでもお伝えできたかな、そう思っています。
事前の記者発表でも「パチンコパチスロユーザーが集まれる場所を定期的に作る」という目的に触れておりましたが、これは果たせたかと。……思ったよりユーザーさん少なかったですが(笑)
頂いたお言葉
本当に様々なご意見を頂きました。賛否両論も良いところといった印象です。お話をお聞かせ頂く私の精神状態はアップダウンが激しすぎて悲鳴を上げておりましたが、貴重なご意見ですし、これだけご意見頂けるだけでもある意味成功ですからね。
嬉しかったご意見としては、
『あんたら凄いよ。パチ7というサイトがこの演劇をやったことに大きな意味がある/パチンコ業界関係者』
『初めての演劇がこれで良かった。残りの回も全部見たい/動画タレント』
『くやしいけど、泣いちゃいました/一般ユーザー』
など。
グッときたご意見としては、
『……(無言)/一般ユーザー』
『1500円返してください/パチンコ業界関係者』
『パチンコ愛が足りない/一般ユーザー』
など。
かなり抜粋しております。頂いたご意見は全てこちらで把握させて頂いております。次回があれば、大いに活用させて頂きます。私はもう責任者はごめんですが、右キモ、カモ原あたりのハートがビートを刻んだらどうなるかわかりません。いや、むしろ一番やりたがるのは『偉い人』ですわ(笑)
反省点
これは今も良かったのかダメだったのか判断が出来ていない部分でもあるのですが、『ほぼ全てを企画投稿者である加藤氏に任せきってしまった』という点です。
加藤氏がどうのこうのという話ではありません。もっとパチ7側が参画すべきだったのではないか? という点です。元々加藤氏も脚本家の方も、パチンコパチスロをほとんど打たないということは事前に知っておりました。
ここで我々は「さすがにパチンコを知らない人にやらせるのは難しいだろう」と一度は立ち消えとなる状態だったんですね。でもどうしても頭から『演劇』というものが離れなかったんです。
『どうせ新しいことをやるなら、パチンコ知らない人が作る話の方がチャレンジング』
この考えがいつの間にか頭を支配し、得意の「えいやぁ」が炸裂。実施へと至ります。ここで振り返るとパチ7側に演劇経験者はおらず、観劇経験者も1名という状況。誰も何も具体的にどうすべきかの判断が出来ない状態。
『……誰が担当するかって困ったら、とりあえず編集長』
このような悪しき文化により、私にお鉢が回ってきたわけです。私の方針は「餅は餅屋、プロに任せる」この徹底。今思えば、ここにもう少し余裕を持たせるべきだったと反省しているわけです。演劇の大筋には触れなくとも、パチンコパチスロのディテールにはアドバイスをすべきだったかなと。
言い訳になりますが、さじ加減が難しくて……。脚本から演出でこんなにも変わるもの、ということも知りませんでした。主催者が妙な口出しをしてしまうと、全てが壊れてしまうかも? などらしくない二の足を踏んだ感があります。
まぁ、蓋を開けてみたら加藤氏が公演ごとにドンドン内容を変えていったので、気にせずに口出せば良かった、なんて思ったりもします。演者さん、大変だったろうなぁ、と思うと同時に、毎公演見守る私も精神的に大変でした(笑)
最後に。
まずはやはり加藤氏。加藤氏のチャレンジングな姿勢がなければ、到底実現出来なかった試みです。何にしても『初』というのは大変なものです。掛け合わせの結果の『初』だとしても。改めて感謝申し上げます。
先にも書きましたが我々が仕掛けたことの意義は他の皆様が決めることですが、少なくともパチンコパチスロ業界に妙な一石を投じることが出来ました。パチ7にとっては価値ある一投です。業界誌にも取り上げられたり、まとめサイトにも取り上げられましたしね。グヘヘ。
また貴重なご意見を頂いた皆様、特に自由帳・お題帳にレポートを書いて頂いた皆様、批判的なことを書くのは意外とパワーを使うはずです。皆様のおかげで、改めてエンターテイメントというものを考えるきっかけにもなりましたし、パチ7が良識を持って自由な意見を書き込める場所であることを確認でき、嬉しく思いました。
今後もパチ7はいろんなことにチャレンジしていきます。パチンコパチスロユーザーが楽しめること、ユーザーのパチンコライフが楽しくなることにです。今回得た経験を活かし、邁進していきますので、これからもパチ7をよろしくお願いいたします。第2回企画支援室、楽しみだなぁ。
こんな我々のチャレンジに協賛頂いた「京楽産業.株式会社/KPE株式会社/サミー株式会社/株式会社大都技研/株式会社ニラク/p-ken.jp/P-martTV/アロウズスクリーン」に厚く御礼申し上げます。
思い出写真館
思えばこんなふざけた対談から始まった(笑)
演者さんとも対談
稽古初日に怪我人が…
見に行く度に演出が変わる稽古(笑)
開演前の円陣
私が好きだった店長
涙があったり。
緊張感が張り詰める舞台裏
こちらも私が好きなゴミ屋敷カップル
長身イケメンの死神さん
打ち上げでビンタ(ほぼ掌底)してもらいました
演出家加藤氏と
共有する
- パチ7編集長
- 代表作:ゆる調
パチ7の編集長やっています。1978年生まれ。嫁と息子一人ずつ。スロ歴18年パチは苦手。歴代好きな機種は「花火、ホロQ、キュロゴス、初代ルパン」など。どうぞよろしくお願いします。
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間違いなくやってよかったと思います。また行ってよかったのお言葉は何よりのご褒美でございます。
今後もなにかしでかすと思いますので、よろしければお付き合いください(笑)
色んな意見ありましたが、ユーザーがみんなで同じもの見て、みんなであんなにコラム書くなんて話題の新台でもないと思うので、盛り上がったと言う点では成功じゃないかと。
僕は亀井さんを知ることができたので満足です。
お疲れさまでした!