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大学生(若年層)のパチンコパチスロ活動を追え! 大学生とぱちんこ
2025.06.27
学遊連主催「全国学生パチンコパチスロ大会 PS:JAPAN 2025」開催決定! 今年は多彩な予選にタッグで挑戦、謎解きイベントやフェスも企画する学遊連の2025年を見逃すな!
じく
大学生(若年層)のパチンコパチスロ活動を追え! 大学生とぱちんこ
2022年9月に設立された「全日本学生遊技連盟(学遊連)」、学生パチンコ・パチスロ日本一決定戦「PS:JAPAN」の開催で注目されてきたこの学生団体も、2025年で3年目を迎えようとしています。
設立当初からパチ7や筆者も学遊連を応援してきましたが、学生たちが年々代替わりしフレッシュな顔ぶれとなるのを見ると、まるで高校野球や箱根駅伝を見ているかのように若者たちの真剣な姿に心を動かされ後押ししたい気持ちになります。
そんな学遊連の2024年活動報告と2025年活動概要を発表する記者会見が2025年6月25日に東京・港区のDMM.com本社で開催されました。第3回となる「PS:JAPAN 2025」の開催概要や、学遊連による新企画などが発表された模様を本記事ではレポートします。
発表会の初めには学遊連の学生代表や理事長、応援団体であるPAA(ぱちんこ広告協議会)理事長から挨拶がありました。
▲学遊連 学生代表の有村 颯太さん
▲学遊連 理事長の毒島 大輔氏
▲PAA理事長の岡林 克彦氏
▲司会は学遊連 公式アンバサダーのひなたさん
「PS:JAPAN 2025」は2人1組のタッグで3種類の予選に挑戦、決勝は横浜で開催!
やはり最初に気になるのは今年も開催される学生パチンコ・パチスロ日本一決定戦「PS:JAPAN 2025」の内容ですが、まずは前回「PS:JAPAN 2024」の結果報告がありました。
「PS:JAPAN 2024」は前年度と比較してエントリー数こそ3,255名とやや減少しましたが、実際にパチンコホールに足を運び遊技を行った実参加者数は延べ3,380名となり、2023年度を上回る結果となったそうです。
大会参加者に実施したアンケートでは以下のような結果が出ました。
・最も多かった参加のきっかけは「友人からの紹介」で全体の約51%
・SNS経由の認知ではYouTubeとX(旧Twitter)経由が約30%以上を占め、特にYouTubeショート動画の展開が効果的
・参加者の満足度は80%超、次回参加希望者は98.2%
・パチンコ・パチスロへの興味を持ったと回答した方は82%以上、友人への推奨意欲も95%
アンケート結果はイベント開催の手応えやいわゆるZ世代の傾向を感じさせるもので、こういった分析も経て開催される「PS:JAPAN 2025」の概要は以下のとおりとなります。
今年も決勝大会では総額777万円の奨学金を進呈
「PS:JAPAN 2025」決勝大会では、総額777万円の返済不要の奨学金を進呈予定です。総合優勝者には111万円/1人、2位には77万円/1人、3位には55万円/1人が進呈されます。
「PS:JAPAN 2025」は2人1組のタッグ戦
まず、前回までとの大きな違いとしてチーム編成が「3〜7名」から「2人1組のタッグ戦」へと変更されました。参加のきっかけとして「友人の誘い」が多かった点に注目し、友人同士で気軽に参加しやすくエントリーのハードルを下げる狙いがあるそうです。
予選は「地方予選」「オンライン大会」「特別予選」の3種類
次にこれまで全国のホールで行っていた地方予選は主要都市7会場のみに限定し、残りはオンライン予選として実施することになりました。たしかにいくら全国のホールといっても地域によってはアクセスするのも一苦労、今の時代にマッチしたオンライン予選形式の導入は納得です。
▲オンライン予選は8~12月に月一で開催され、全国どこからでも参加可能
そして今回の目玉は、「みんなのパチンコ・パチスロ サミット2025(みんパチ・スロサミ2025)」会場を活用した特別予選の開催です。
「みんパチ・スロサミ2025」は日本遊技機工業組合(日工組)と日本電動式遊技機工業協同組合(日電協)が合同で開催するファンイベントで、2025年8月9日に東京国際フォーラムホールEで開催されます。
学遊連ではその翌日となる8月10日に同ホールで「PS:JAPAN 2025 みんパチ・スロサミ特別予選」を実施します。実は例年の東京会場ではエントリー多数のためキャパシティに限界があったそうで、今回の特別予選でより多くの学生に参加してもらえるようにしたそうです。
しかも「みんパチ・スロサミ2025」のステージや設置機種も使わせてもらうとのことでアイデアも効率もバッチリ、学生のみなさんにとっては「みんパチ・スロサミ2025」を楽しみつつ翌日の特別予選にも挑戦というひと夏の思い出づくりもできちゃうわけです。
決勝大会は横浜、今年も多数の「PS:JAPAN 2025」サポーターが登場
これまでの決勝大会は沖縄で開催されていましたが、「PS:JAPAN 2025」では横浜にて2026年2月の開催を予定しています。各予選を勝ち上がった約50組100名が決勝の地・横浜に招かれ、表彰式や各種セレモニーも準備しており学生たちにとって特別な舞台となるよう計画中だそうです。
沖縄という南国の地もスペシャル感がありましたが、横浜開催ならば全般的にアクセスも良く現場に駆け付けるメディアも増えてより注目度が高くなることが予想されます。
そして、今年も若者たちの心をつかみ応援する「PS:JAPAN 2025」サポーターが発表されました。
公式スペシャルサポーターには3年連続となる4人組YouTuber「レジスタンス」に加え、新たにストリーマーとしても有名な布団ちゃん、おにや、おちゃによる人気ユニット「ストリーマー回胴録」も加わることとなりました。
そして応援サポーターの「しまぱち」「ただパチ」「アオスピ」「マイケルシータ」、そして学遊連公式アンバサダーのひなたさんも「PS:JAPAN 2025」を応援します。
「PS:JAPAN参加者7,777名」が学遊連の悲願とのこと、数々の改善や施策が見受けられ今年こそ達成できるかもしれません。「PS:JAPAN 2025」について、くわしくは公式サイトをご覧ください!
学遊連の新企画「謎解きは遊技のあとで」「GOUN FES 2026」発表!
さて、学遊連が「PS:JAPAN」の開催だけを行っているわけではないことをご存じでしょうか? 実は「超アミュジョブサミット」といったリクルートイベントや、「ビジネスコンテスト」「協賛ポスターデザインコンテスト」なども実施して、学生同士が交流できる場を提供しパチンコに関わる様々なプロジェクトの企画運営も行っています。
特に「超アミュジョブサミット」は業界最大級の就職説明会となっており、2024年度の学遊連のリクルートイベントの延べエントリー数は2056名、内定者41名、内定承諾者27名、アルバイト紹介669名と大きな成果を挙げました。
2025年の「超アミュジョブサミット」は、5月の東京開催を皮切りに大阪、愛知、福岡、宮城で開催予定です。「超アミュジョブサミット」についてくわしくは公式サイトをご覧ください!
こういった地道な活動を続ける学遊連の2025年度新企画として、「謎解きは遊技のあとで」「GOUN FES 2026」が発表されました。
謎解きイベント「謎解きは遊技のあとで」を2025年7月から開催!
コロナ禍明けから本格的に流行りだし、今ではすっかりリアル体験型エンタメの一つとして定着しているのが謎解きイベント。そのパチンコ版とも呼べるパチンコホールの店頭に掲示されたポスターの二次元バーコードから参加できる謎解きイベント「謎解きは遊技のあとで」が、7月からスタートします。
▲謎解きの問題は、早稲田大学と京都大学の学生が制作を担当
18歳以上であれば学生に限らず誰でも参加可能で、正解者の中から抽選で豪華賞品もプレゼントされます。期間は7~9月の第1クールと11~1月の第2クールに分かれており、さらに両クールのExtra問題クリア者には、抽選であの豪華人気ゲーム機が!?
公式サイトにイベント参加方法やポスター掲示ホール一覧が掲載されていますので、学生だけでなくパチ7読者の方々もぜひ参加してみてください!
ノンユーザー若年層を対象にした新規大型イベント「GOUN FES 2026」を2026年1月に開催!
「GOUN FES 2026」は、学遊連の活動目的のひとつである「若年層へのパチンコイメージ向上と普及活動」に基づいて、パチンコに触れたことがない大学生にも新たなきっかけを提供できるよう設計されたイベントです。
2026年1月10日に福岡県内にて開催予定で、地域の若者文化を発信するイベントとして福岡から新たなカルチャームーブメントを生み出すことも目的としています。
イベント内容は「福男福女決定戦」と「Youth Live」の2本立てとなっています。
「福男福女決定戦」はサイコロ・じゃんけん・ポーカー・パチンコ・スロットなどを用いた運試しトーナメント。優勝者には賞金と「日本一運の良い大学生」の称号が贈られます。
「ユースライブ」は地元・福岡を中心とした学生によるダンス・パフォーマンス・音楽ライブなどのステージイベントです。
将来的には全国開催への拡大も視野に入れており、「パチンコ・パチスロを始めたきっかけはGOUN FESだった」と言われるような存在を目指しているそうです。
新たな段階へと踏み出した2025年の学遊連が見逃せない!
記者発表会の最後には、PAA理事の岡崎翼氏から〆の挨拶がありました。学遊連は構想段階から数えて4年目となっており、「PS:JAPAN」の成長やリクルートイベントによる明確な成果などもあって、協賛ホール企業やメーカーも増えてきているそうです。
▲PAA理事の岡崎翼氏
その中で学遊連では「新規ユーザー創出」により特化したイベント企画を多く取り入れることで若年層へのリーチという業界最大の課題にも貢献し、PAAとしても、引き続き全力で支援していきたいと語りました。
学遊連は一般社団法人であり、運営はPAAや多くのホール・メーカーの協賛によって成り立っています。しかしその主役は間違いなく学生たちで、今回の発表にあった新企画も発案はすべて学生からとのことでした。
学生たちは発表会の中でこそ真剣な表情で活動報告や企画を語っていましたが、終了後の記念撮影では若者らしい笑顔を見せる一幕もありました。
▲左から有村 颯太さん、中村 ターリックさん、岸野 楽人さん、田中 勇斗さん、小林 敬史さん
もちろん学遊連には業界の将来のために若年層を取り入れたいという“大人の都合”もあると思います。
でもそれ以上に、学遊連の一員となったりイベントに参加したりする学生たちにとってパチンコ・パチスロに関わることが貴重な経験となり、願わくは社会人となってからも良い関係を築いてほしいと筆者は思いました。
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- じく
- 代表作:パチスロ青春小説「マーベリック ─ホールの異端児たち─」、遊技林、ゆる調
元ゲームメーカー勤務、現在フリー。前職ではシナリオ・マニュアル・キャッチコピーなどのライターとして過ごし、パチスロを題材とした小説も執筆している。
e-sports系やMリーグ観戦が大好き、たまにTwitchで雀魂やウマ娘やフロムゲーを配信したりもするスロ系でもありゲーム系でもあるオジサンです。
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