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ゆる調~パチンコパチスロゆるゆる調査隊~

ゆる調~パチンコパチスロゆるゆる調査隊~

2026.02.16

コテスタ導入後の実態は? ホール店長アンケートによるコテスタ(eよう実)の稼働状況やホール分析、少数導入ながら6割が「次も導入したい」

じく じく   ゆる調~パチンコパチスロゆるゆる調査隊~


約10球に1球はヘソに誘導される固定スタートシステム「コテスタ」、その搭載機である『eようこそ実力至上主義の教室へ』(サンセイR&D)が2026年1月5日(月)にホール導入されました。

コテスタ搭載機はどれくらい導入されたのか? その稼働状況や客層、ホール側の運用や分析は? と気になる点を調査すべく、パチ7ではコテスタ導入店にアンケートを実施してホールにご協力いただきました。

「コテスタって何?」という方は、ぜひ先日サンセイR&Dの開発者の方々にインタビューしたパチ7記事「約10球に1球はヘソに誘導、保留3をキープしてサクサク消化! 「コテスタ」がパチンコの新たな未来になる!? サンセイR&D開発者(よう実)に直撃インタビュー!」をご覧ください。ざっくりお伝えすると、「1000円当たりの回転数が26~28回くらいで安定するパチンコ」という感じです。

はたして、コテスタはパチンコ市場を変える「ゲームチェンジャー」となり得るのでしょうか?

※個々の質問に対して無回答の場合もあり、質問により回答数の母数は異なります。
 

Q1. 『eようこそ実力至上主義の教室へ』は何台導入しましたか?

まず気になる導入台数ですが、以下のような結果でした。
 

1台 81.8%
2台 9.1%
3台 9.1%


各ホールの総パチンコ設置台数によって比率は変化しますが、大半のホールが1台の導入でした。そして推測できるのは「コテスタを設置して稼働や利益などを確かめたい」というお試し導入、ホール側にとっての検証フェーズの段階なのでは? といったところです。
 

Q2. コテスタの導入理由を教えてください

ということでホールがコテスタ導入に至った理由を聞いてみると、回答は以下のとおりでした。
 

店長A
 主な回答A
「コテスタがどんなものか、新スタートシステムや新しいスペック、ゲーム性に興味があった」

 店長B
 主な回答B
「デカヘソに一定の需要があり、デカスタートの台が欲しかった」


やはりコテスタに対する興味や関心がメインでしたが、実際に運用する立場ゆえの現実的な回答も見られました。

【その他の回答】
●新しいゲージであり、スタート値がどの様になるのか気になった事、世間のニーズはあるのか気になったため
●入れられるホールが少ないと踏んだから
●バラエティにあってもいいかと思ったため
●新台のため(当時)
●取引上のお付き合いのため

Q3. 現在までの稼働率・アウトの印象は?

次にコテスタの稼働状況について、3段階に分けて回答していただきました。
 

思った以上に動いている、期待以上 54.5%
他のe機と同程度、平均的な稼働率の範囲 27.3%
あまり動かない、期待以下 18.2%


半数が「期待以上」と回答しており、「期待以下」を上回った件数となっています。コテスタという実験的なスタートシステムに対して、ホールからこれだけの好反応が得られているのは素直に評価して良いのではないでしょうか。
 

Q4. 現在までの玉利益や出玉率の印象は?

それでは実際にホールが運用して利益は得られているのか、こちらも3段階に分けて回答していただきました。
 

店舗利益は想定より高い 54.5%
他のe機と同程度、平均的な利益・出玉率 18.2%
店舗利益は想定より低い 27.3%


これはQ3.とほぼ比例した結果となっており、「期待以上に稼働している」→「利益が高い」とつながっている回答が多く見られます。

これはコテスタを搭載した『eようこそ実力至上主義の教室へ』が、稼働率やアウトを重視した上での出玉設計となっており、一定の成果を出しているということでしょう。
 

▲コテスタ搭載『eようこそ実力至上主義の教室へ』のスペック

Q5. コテスタ機運用で苦労していることは?

一方、コテスタに対して好意的な反応ばかりでもありません。運用に対して以下のような回答もありました。
 

店長C
 主な回答A
「粗利のコントロールが出来ない」

店長D
 主な回答B
「スタート回数を抑えづらい」


コテスタの設計上、予想されたホール側の意見がやはり挙がってきました。パチンコ店が利益を求めるのは当然で、それをコントロールしにくい点に苦労しているようです。

【その他の回答】
●利益が取りづらい
●即撤去した為、苦労なし

Q6. 自店の1000円スタート平均は?

約10球に1球はヘソに誘導されおよそ1000円あたり27回ぐらい回るように設計されているコテスタですが、実際のホールでの回転数はどれくらいでしょうか?
 

31回以上 9.1%
28~30回 27.3%
26~28回 54.5%
24~25回 9.1%


26~28回が半数以上で、おおよそコテスタの設計どおりのスタート回数で運用されていることが分かります。そしてサンプルの偏りゆえかもしれませんが、28回以上が3割を超えている点はやや驚きの結果です。
 

Q7. 稼働が多い時間帯はありますか?

お客様のコテスタ搭載機に対する動向についても聞いてみました。主にどういった時間帯でコテスタ搭載機は打たれているのでしょうか?
 

終日 27.3%
午後 36.4%
夕方 18.2%
18.2%


先日のサンセイR&D開発者へのインタビューでは、「夜から一勝負」のお客様をターゲットにしているとのことでした。それに対して、現状では午後を中心に全般的な時間帯で稼働していることが分かります。
 

Q8. 客層に特徴はありますか?

同じくサンセイR&D開発者へのインタビューでは、「タイパ重視の若年層」もターゲットとしているとのことでした。では実際の客層に何らかの傾向はあるのでしょうか?
 

店長E
 主な回答A
「20~30代の若い方が多い」

店長F
 主な回答B
「固定したユーザーはいない」


ターゲットとされている若年層が客層に見られる一方、特徴は見られないという回答もほぼ同数でした。「ようこそ実力至上主義の教室へ」というコンテンツ自体が若者向けという点もあり、今後ほかのコンテンツをあつかったコテスタ搭載機が出た場合の動向も気になります。

【その他の回答】
●現状は新台目当てのユーザーが目立つ
●まばらであり、特徴はございません
 

▲スタートはオーバーフローもほとんどなく保留3~4個を維持する

Q9. 導入前のコテスタのイメージは? 導入後にイメージは変わりましたか?

固定スタートシステムに関しては、導入前からさまざまな意見が挙がっていました。そのコテスタに対するホール側のイメージの変化についてお聞きしました。
 

店長A
 主な回答A
「甘くて利益調整が難しいのでは?」「利益貢献も大きく甘くはない」

 店長B

 主な回答B
「チャレンジとしては良い」「触りやすい機種」


本質問では、イメージが好転したケースや変わらなかったケースなど、さまざまな回答が寄せられました。ホールによってコテスタ搭載機の運用方針や、コテスタに期待している点が異なっているということでしょう。

【その他の回答】
「新たなスペックとして期待している部分もある」「現状は変わらない」
「粗利をどうやってコントロールするのか不安だった」「同じ。粗利以外は良いと思う」
「あまりぱっとしない」「想像以上」
「パロットのイメージから良いイメージは無かった」「思っていた以上に動いている上に利益貢献も大きい」
 

Q10. 今後同様の仕組みを導入したいと思いますか?

もし次にコテスタを搭載した機種が発表された場合に、ホールに導入したいかをお聞きしました。
 

導入したい 60%
導入は控えたい 40%


これまでの回答で見られたように、コテスタに好意的か否定的かがこの割合に現れています。お客様にとっては「回るか」「面白いか」などが重要ですが、ホールとしては「稼働を得られるか」「利益をコントロールできるか」などを重要視している結果と言えるでしょう。
 

Q11. 導入したい/控えたい理由は?

Q10.に対応した形で、その理由もお聞きしました。
 

店長C
 導入したい側の主な回答
「お客様からの需要があり、小さい一部のニーズも拾いたい」

 店長D
 控えたい側の主な回答
「粗利のコントロールが出来ない。コテスタという特徴のみで導入する判断はできない」


需要があり利益を得られるから導入したい、コテスタという理由だけでは導入せずスペックやコンテンツを含めて検討したい、などそれぞれの都合で内容も割れています。

【その他の回答】

(導入したい)
●今が良いから
●スタートが途切れないのは魅力です
●デカへそと同じ様な立ち位置で回らないストレスを感じたくないお客様も一定数いると思いますので、そういった層の需要に応えるため


(控えたい)
●未知数のため
●1台のみの導入である為、導入する場合は少台数
 


一方、どちら側の意見からも見られるのが「導入するならば一部の需要に応えるための少数」という点です。コテスタの先進性や稼働率や利益貢献を評価しつつも、まだホールの主力となるには及ばないという冷静な判断が見られます。
 

Q12. 今後、同様の仕組みはどの程度シェアを持つと思いますか?

最後の質問として、コテスタの将来性について自由に語っていただきました。
 

店長E
 主な回答A
「5%くらい」

店長F
 主な回答B
「それほど多くなく、大きなシェアにはならない」


【その他の回答】
●ほぼない
●10%未満
●3割程
●小台数がよいのでは、今回はよう実のコンテンツかヒットした可能性が高い
●バラエティに数台程度。ホール側としては粗利コントロール出来ない機種は置いておけない


下はほぼ0から上は3割と幅がありますが、5~10%と予想するのが大勢に見えます。パチンコにさまざまな仕様やスペックがある中で、その1ジャンルとしては認識される可能性は感じているということかもしれません。


今回のサンセイR&Dのコテスタだけでなく、藤商事の「Safety Startルート」を搭載した『e地獄少女 7500Ver.』(導入済み)、平和の「スタサポ」を搭載した『e86-エイティシックス-』(2026年4月20日導入予定)など、スタート回数に対してメーカー側がアプローチしている機種があります。
 

▲藤商事『e地獄少女 7500Ver.』公式サイトより

▲YouTube動画「[予告] e86-エイティシックス-【システム編】」(キュインちゃんねる@HEIWA(ハルルナ))より


コテスタの次機種や他メーカーの同様の機種、いわゆる“コテスタ系”が今後どのように市場に受け入れられていくか非常に気になるところです。


(C)衣笠彰梧・KADOKAWA刊/ようこそ実力至上主義の教室へ製作委員会 (C)衣笠彰梧・KADOKAWA刊/ようこそ実力至上主義の教室へ2製作委員会
(C)地獄少女プロジェクト/宵伽製作委員会
(C)2020 安里アサト/KADOKAWA/Project-86

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じく
代表作:パチスロ青春小説「マーベリック ─ホールの異端児たち─」、遊技林、ゆる調

元ゲームメーカー勤務、現在フリー。前職ではシナリオ・マニュアル・キャッチコピーなどのライターとして過ごし、パチスロを題材とした小説も執筆している。
e-sports系やMリーグ観戦が大好き、たまにTwitchで雀魂やウマ娘やフロムゲーを配信したりもするスロ系でもありゲーム系でもあるオジサンです。

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