時代～鈴虫の一分～黄門ちゃま～

鈴虫君時代～鈴虫の一分～

スロの黄門ちゃまが好きで、プライベートや収録でよく打っていた。そして、今でも打っており、先日、ひさしぶりに触る機会があったのだ。

オリンピアのAT、ART機とは昔から波長が合い、好んで打っているのだが、黄門ちゃまに関しては、いやらしく専門用語を使わせてもらうと、撮れ高マシンだった。

収録において、自分は残り30分以内を除いて、ボーナスタイプに共演NGをつきつけている。リーチ目をはじめとする出目、台に対する知識がなければボーナスタイプを操りきれない。また、ボーナスタイプは「前後」がないのである。ART機なら、強チェリーを引いて32ゲームの前兆があったり、チャンスゾーンや予期せぬプレミア役もあるから、良い意味で間延びできるわけだ。

そんな中、黄門ちゃまは大活躍してくれた。通常時もAT中も、何かしらしゃべることが起きてくれる。受け身の姿勢の自分にはぴったりで、何かが起きてくれるのはありがたい。

特に気合いが入るのは、AT選択時。安定、バランス、挑戦の3種類に、表と裏を加えて計6種類。自分は表挑戦と裏バランスをメインに、ここぞというときに大砲の裏挑戦を、気分と波で使い分けるオカルターだ。

さっきは失敗したから、次こそはいける、いけるはず、いってほしいな、いってくれなきゃ困りますといったハマり信者が陥る典型的な罠に引っかかるタイプで、何度も安目を食らってきた。

特に裏挑戦には幾度となく泣かされたね。収録で見せ場がないときに、裏挑戦を叩くのはライターの性。だいたいみんなほしがりだから、やってしまうのである。成功すれば出玉的にも画的にもラッキー、失敗しても同情をもらえる魔法、それが裏挑戦だ。

へへへっ。下品なぐらいレインボーを押し出した家康降臨の文字は気持ちがいい。ピピピッから始まるフリーズ中は、比喩ではなく本当に息が止まる。

この前なんてひさしぶりに成功して、どうせ100だろと自虐的にレバーを叩いたら終わらない、終わらない。もう途中で酸欠になって帰らぬ人になるんじゃないかってぐらい長く、苦しく、そして嬉しかったんだけど、表示されたのは「186」だった。

100ゲームまで保証されているから、分岐点から8.6秒しか経っていなかったのかよ…。バズーカかよ…。体感では1分、トータルで700ゲームは乗った感覚でいたのに、たった186って…。冷静に考えると納得である。1分も続いていたら、俺、死んでるよ。

本日の収支 -21000

家康降臨を3回引いて-21000円である。