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ゆる調~パチンコパチスロゆるゆる調査隊~
2018.02.10
【2017パチスロ座談会】2017年、言うほど不作じゃないよ!
『そろそろパチ7も座談会とかやったほうがいいんじゃん?』
年末が近づくと、だいたい編集部の誰かしらが「座談会」って言い出します。確かに年末っぽい企画だし、他のメディアさんがやってると聞くとちょっと焦るし……、でもなんとなくやってこなかったんですよね(笑) まぁ我々がやっても…、という思いは少なからずありました。
冒頭は我らがパチ7編集長の言葉。
そう、今回は編集長が言い出しっぺだったんですね。パチ7発足以来、毎年年末はオールナイトの準備で忙しい編集長でしたが、今回はその役割を副編集長に。体が軽くなった編集長は口も軽やかになり、そりゃ「座談会」って言いますわ。ということで、あっさりと3年越しの座談会実施が決定したわけです。
トークテーマが「2017年のパチンコ・パチスロ」ということで、右キモ&せせりの機種チームが担当することになりました。あ、申し遅れました。パチ7編集部の右キモです。
はい、ということで!
パチスロの部を担当した右キモが「2017年パチスロ座談会」の様子をお伝えしたいと思います。参加メンバーの年齢層が高めでしたが、年季が入ってる分、パチスロ愛も深かったです(笑)
参加メンバーはライター・漫画家6名! 平均年齢は35歳!
参加頂いたのはこの6名。5万円負けてても「この演出(出目)が見れたから今日は満足」と本心で言える皆さんにお集り頂きました。あ、鬼くんはガチ勢担当として来てもらった次第です。イチオシ機種をご覧頂けば、参加者皆さんのスタンスがなんとなく分かりますよね(笑)
2017年のイチオシ機種 | |
佐々木 真 (45歳) |
戦国コレクション3 (KPE) |
ダンナくん (43歳) |
パチスロ 結城友奈は勇者である (DAXEL) |
ラッシー (36歳) |
ヱヴァンゲリヲン・勝利への願い (ビスティ) |
犬 (32歳) |
押忍!番長3 (大都技研) |
せかいああば (31歳) |
パチスロ 聖闘士星矢 海皇覚醒 (SANYO) |
鬼くん (27歳) |
押忍!番長3 (大都技研) |
5.5号機でもヤレる!「押忍!番長3」が証明しました!
2017年、5.5号機ARTマシンがホールの看板機種に!
2017年以前から「バジリスク~甲賀忍法帖~絆(2014年発売)」と「SLOT魔法少女まどか☆マギカ(2013年発売)」の2機種を看板機種とするホールが多かったと思います。ゴッドやジャグラーシリーズという普遍的に存在するコーナーを除いて、ですね。
ところが、押忍!番長3(以下:番長3)の登場でその図式に変化が生じました。
ホールの看板機種が1機種増えただけと言われればそれまでですが、厳しいと言われていた5.5号機がそこに加わったという事が重要なのかなと。
5.5号機で「番長」というビッグタイトルを出す事に大都さんも相当勇気が要ったと思います。おまけに用意したのは約4万台と、5.5号機としてはかなり強気な台数。最初はどうなるかと思っていましたが、いまや全国で約7万台設置となり、中古機価格はいまだ新品価格より高値で推移しています。
2017年に登場した機種で唯一のビッグヒット。
さすが番長!さすが大都!
では一体何がそんなにウケたのか、悪いところも含めて皆さんに聞いてみました。
5.5号機で出玉率119%! 安定性と破壊力が共存! |
実際の話の流れとは異なりますが、まずはスペックから。「今勝てるパチスロエース機種」でも番長3を取り上げている鬼くんが口火を切りました。
『うん、5.5号機で119%が出たことに安心しましたね。僕らみたいなガチ勢って、絆とまどマギしかない状況に結構焦ってたんですよ。番長3は(高設定)確定演出系も出やすいし、これだったらパーラーも設定の使い甲斐があるだろうなって。』
なるほど、「安心」ってガチ勢っぽい感覚ですね。
『あと、これはガチ目線じゃないですけど、(設定の)奇偶で出玉の波を変えてるのもいいですよね。(設定)5は爆発する、みたいな。人によっては6よりも5を打ちたいって言うし。』
『そうそう、こういう6段階の設定それぞれに意味を持たせてる台って俺も好きなんだよね』
『だよね。楽しめるし勝てるし、ホント良い台ですよ。ただ、最近ちょっと嫌だなって思うところもあって…。リセットですね。恩恵がデカイからそのリセットだけとってヤメてく人がいるんですよね。』
※リセット恩恵=初対決の10%で勝利確定の対決へ。さらに初対決勝利時の50%で80%のループストックがついてくる。
『だいたいどのお店もリセットはするんですよ。でもリセットだけ取ってヤメちゃうとそのあと誰も座らないんですよね。で、台が動かないとお店も設定使わなくなるんで…。結局、強い日以外は打てないんですよね。いま通常営業で6使ってるお店探すの結構大変っすよ。』
リセットにそんな弊害が…。
ガチ勢とは真反対に位置するガチ養分の犬さんは…
『当たってしまえば設定不問で夢が持てるスペックがいいですね。初当りからすぐさま先の展開に期待が持てる台って、いま他には無いんじゃないですかね。』
※ART「頂JOURNEY」の初当り時は1/3以上で、対決以上が確定する轟大寺ステージからスタート。
『ま、そのぶん初当りは結構重いっすけどね。低設定だと、まぁ対決勝たないっすからねぇ。。通常時の番長ボーナスとかチャンスチェリーとか、出玉に繋がる要素が全部高設定に振られてるんですよね。低設定はホント通常時がヒマっすよ(笑)』
『いやぁ、ホント低設定キツいよねぇ。6は安定して勝てるけど、低設定だと地獄遊技になるイメージがめちゃくちゃ強い機種だよね…。(設定の)高低でまったく別機種っすよ(笑)』
一同うなずく。
設定6は安定して勝てるし判別もしやすい。逆に設定1に期待するのはリセットくらいか。
良くも悪くもベル依存の台! 初代から不動の対決演出! |
ここからはゲーム性や演出について。やはりゲーム性のキモである「ベル」「対決演出」が話題の中心になりました。
『そこまで打ち込んでるわけじゃないんですが、まぁ一般的な目線ってことで…』
『そうだよね。MVP機種の選定でも1点しか入れてないもんね。つか、正直なところ、ダンナくん打った事ないでしょ?』
※昨年末に佐々木先生が行なった「パチスロMVP 2017投票!」でダンナくんは番長3に1点投票。
『あるわ! そしてごめん、ちょっと黙っててもらっていいかな?』
一同笑う
『えっと、ベルを主軸にしたゲーム性が秀逸だなって。ホントこれに尽きるんですよね。通常時でもART中でもベルを引けばなんとかなるっていう。だからART中もなんかヤレル感があるんですよね。まぁ逆にベル取れないとなんも起きないってのはありますけど。』
『いやぁ、ありきたりな意見でつまんねーな。まぁ打ったことないからこんなもんか。』
『うるさいわ(笑)3回以上打ってるわ(笑)』
『まぁでも、とりあえずここまでにしておきます。』
一同笑う
『まぁこれって北斗転生からある仕組み(あべシステム ≒ ベルカウントシステム)で、こういう作りの台は通常時が間延びしちゃうのは仕方ないよね。』
その後に出た意見もほぼダンナくんと同意見。どの瞬間のベルでも引ければちゃんと嬉しい作りになっている分、引けない時のストレスが…。という感じですね。
そして番長といえば、特訓・対決ですね。
『ベル同様、演出も対決に全振りしてるのがいいよね。ま、数回しか打ってないんだけど(笑)』
『僕もそう思いますね。目指す先がはっきりしてますからね。いきなりリーチ目が出るところも好きですけど。』
『うんうん、ゲーム性をシンプルにしてくれてるよね。それに、この対決って初代からあったわけじゃん? 対決に発展して勝てばイイっていうのも一緒で。だから昔打ってたけど今打ってないってスリープ層が、何かの拍子にホールに行って、お、番長じゃん!って座っても、根本の流れが一緒だから打てちゃうんだよね。』
一同「たしかに。」
『根本は変えずに対決の種類を増やしたり、対決中のベルで書き換えがあったり、目新しさもちゃんとあるっていうね。これは上手かったなぁ〜って。』
『確かに対決の自力感は進化ですよね。サラ番打ってると前兆の弱さで「ん?」ってなるし、そのまま対決に負けてまた「ん?」ってなるし。こりゃ当らねーなってパターンをただただ見届けるっていう(笑)』
『そうそう(笑) 今まで前兆の役割だった対決を、上手くチャンスゾーンに変えてきたなぁって思いますよ。』
対決演出にチャンスゾーンの要素が加わった点は皆さん高評価でしたね。しかし対決に振り過ぎて、ド通常をまわしている時の期待感が薄いという意見もありました。まぁ好みの問題ですね。
5.5号機にはなかった出玉感を実現して、演出は番長の王道を踏襲。こう聞くと人気が出ないわけがないって感じますね。特徴的な作りなので好き嫌いはあると思いますが、食わず嫌いでまだ触っていない方がいれば、自分に合うかを一度試してみてはどうでしょうか。どうせなら高設定を狙えるという強い日に。
ライター・漫画家イチオシ台!
2017年は番長3のヒット以外は不作の年と言われています。ホールでの設置状況や稼働状況がそれを物語っている部分もありますが、まだ触った事すらない機種も多いんじゃないでしょうか。
2017年のパチスロ発売タイトル数は全部で125機種。直近の3年、2016〜2014年の平均は86機種で、2017年は例年に比べると40機種近く多く新台が登場してるんですね。
逆に2017年に発売された機種の設置台数は約72万台に対して、2016〜2014年の平均だと約102万台です。…はい、1機種あたりの台数がめっちゃ減ってるんですね。
こんな状況下では「あの新台を打ちに行ってみよう」と思っても、すぐに打てなかったりして、でも機種数は多いからサイクルが早くて、気付いたらホールから消えていた。なんて事も多かったと思います。
前置き長くなってしまいましたが、要は面白い台でもスルーしてしまってる可能性があるという事です。ということで、2017年の皆さんのイチオシ機種をピックアップしてもらいました。ここでは選りすぐりの2機種を紹介しましょう。
とはいえ、台数が少ないとなかなか設定が入らないので、実際に打つ場合はその覚悟を持って臨んでください(笑)
レア役高確のヤレてる感! |
「パチスロ 結城友奈は勇者である」(ダクセル)
・2017年7月発売
『う〜ん、短くまとめるのが結構難しいんですけどね。この台、液晶演出はもちろん、メインリールもないがしろにできないんですよ。この2つの動きをしっかり把握しておくと、気を抜いていいゲームが無くなるんです(笑)』
『お、メインリール?いいね。』
『いや、これね、理解して打ったらめっちゃ面白いですから! まず通常時なんですけど、今までのダクセルの周期ゲーって、レア役で周期ゲーム数を減らしてたんですけど、ゆゆゆだとレア役は周期到達の抽選をするんですね。だからレア役=CZ行くかも、っていう感じなんです。で、そのレア役が揃いやすいレア役高確ってのがあって、それがリプ3連で行くんですよね。で、そのリプ3連させるための状況を、液晶と出目を見ながら「あ、今めっちゃチャンス」っていう状況を楽しむんです。………(さらなる真剣な説明)………。』
話してくれたことは、
・周期はゲーム数減算式だけど、主役はレア役でのCZ直撃抽選
・リプレイ3連でレア役高確に(レア役高確中はリプレイがレア役に)。
・通常時も移行リプが揃えばRT状態になるのでリプ3連が簡単に。
・RT状態でも液晶演出は変わらないので、RT移行リプをメインリールで確認するとアツくなれる。
・転落さえしなければレア役高確中もRT状態(=めっちゃレア役が取れる)。
・どんなに悪くてもレア役の60%でCZにいくので、めっちゃアツい
・設定差のあるベルBは、要目押し。演出関係なく出てくるから面白い
『………という感じです。このへん全部漫画で描いてるんで、それ読んでもらうのが早いっすね(笑)』
『なるほどね。めっちゃ興味わいた(笑)』
【読んだら打ちたくなる〝ゆゆゆ〟漫画】
座談会でのプレゼンは漫画前編の内容で、後編はART中のアツくなるポイントを紹介してくれています。
▶︎【前編】結城友奈は勇者であるが、ダンナくんは養分である。
▶︎【後編】結城友奈は勇者であるが、ダンナくんは養分である。
5.5号機ART機の完成形! ランクシステムが面白い! |
「ヱヴァンゲリヲン・勝利への願い」(ビスティ)
・2017年2月発売
※ラッシーさんはここから参戦。
『ARTは簡単に言っちゃうと北斗転生の玉システムなんですけど、違うのは玉1つずつで敵の体力をちょっとずつ削るんですよね。玉1つ1つがちゃんと役割を果たしていくんです。もともと玉システムはめっちゃ嫌いだったんですけど、玉を消費する度に発生する「BARを狙え」の中身を知って好きになったんですよね。』
『自分も玉システム嫌いなんすけど、これは打てましたね。』
『継続バトル中は弱スイカを除くレア役も「BARを狙え」になるんですよ。だからBARが揃わず残念って場合でも、実は強チェリーが成立しててボーナス同時当選なんていうサプライズがあったりするわけです。』
『ARTに当選したらまず注目して欲しいのがART開始画面。セット継続の度に出てくるやつですね。ここに登場するキャラを見ておくと、次に戦う使徒が予想できるんですよ。例えばペンペン、加持、冬月だと、そのセットでは第9、第10使徒が出て来ない。仮に第9使徒が出て来た場合は、その時点で継続確定になるんです。これを知ってるかどうかで、だいぶ面白さが変わるハズ。あと、開始画面の時にボタンを押すと、そのセットのARTレベルを液晶の上にある玉が光って教えてくれたりとか。』
エヴァ勝利の楽しいポイント
・ART開始画面に登場するキャラと継続バトルで登場する使徒の法則。
・ART開始画面のボタンプッシュでARTランク(玉の獲得期待度)を示唆。
・ART継続バトルはただの玉消化ゲーじゃない。ちゃんと敵ゲージを減らす。
・ART継続バトルの「BARを狙え」は、レア役フラグの場合があり、BARが揃わなくてもボーナス重複に期待できる。
エヴァ勝利は、ART継続システムを楽しむうえで必要な情報を、しっかり教えてくれるんですね。知れたら玉集めも楽しくなるってもんです。
『色々話しましたけど、一番言いたいのは通常時なんですよ。これがシャレにならんくらい楽しくて(笑)』
『あぁー、それ聞きたいっすねぇ。』
『いやね、この機種の通常時には「ランクシステム」ってのがあるんですよ。なんか難しそうに聞こえますけど、そんな複雑でもなくて。通常時には1〜16までランクがあって、これが高いほどボーナス当選時にARTに入りやすくなってるんです。』
『じゅうろく…、なんか複雑そうな気がしますけど(笑)』
『いや、結構シンプルなんですよ。まずボーナスかARTが終了したら、滞在モードを参照して初期ランクが設定されます。例えば「8」って決まるじゃないですか。では次にボーナスを引いたとしましょう。そのボーナスを引いた時の状態に応じてランクが加算されるんです。例えば高確なら「+2」みたいな。で、さらにこのボーナスがBIGだった場合は「+5」されます。この時点で「8+2+5」だからランク15でART抽選が行われるわけです。ランク15ならART突入率が約80%あるからアツい、と。』
『なるほど、ポイントの積み重ねを把握するだけでアツくなれるってことですね。確かにそんな複雑じゃないですね。ちなみに、それって通常時にランクを示唆するみたいな演出ってあるんですか?』
『それがあるんですよ(笑)ランク8以上確定演出がいくつかあるんですが、知らないとマジで見落とします。』
『やはりっすね。なんか良いパス出しちゃいましたね(笑)』
『外界ってステージがあるんですけど、そこに行ったらランク8以上が確定します。ランクは次回ボーナスまでに上がることはあっても、絶対に下がることはナイ。でも液晶だと外界を抜けたりするので、ヤメちゃう人もたくさんいまして。だから周りの台も見ておく必要があるんです。』
ランクが下がらないってのはいいですね。
『あとボーナス終了画面にも初期ランク8・12以上が確定するものがありますね。それと忘れちゃいけないのがハマリゲーム数。50・150・250G…とか、区切りのゲーム数でランクアップ抽選が行われます。この区切りゲーム数(下2桁50〜60G)付近で起こる煽りがあって、画面下に「第◯種警戒態勢」とか出てきたりするんです。それがランクの示唆になってて、第二種ならランク8以上、第一種ならランク12以上。これらを確認したら必ず次のボーナスまで回さないとですね。』
『ああ、画面下に出てたのって、その示唆だったんですね。知らないと怖いっすね。』
『何が楽しいって、ランク予想が楽しいんですよ。基本的にはボーナスのたびに高めの初期ランク・低めの初期ランクを交互に繰り返すんですけど、高め→高めみたいな挙動をすると「あれ?天国じゃない?」みたいにドキドキできたりするんです。ランク示唆の演出を頭に入れて、みなさんにも一回打ってもらいたいですね。』
『ホントこれダンナくんめっちゃ好きそうな台なのに。なんで打ってないのって思うわ。』
『いやぁ、ホントこういうの知らなかったんだよね。これは打つわ。』
とても記事1本では終わらなさそうなので、絞りに絞った2機種だけ紹介しました。他には「パチスロ 輪るピングドラム」「SLOT ギルティクラウン」「パチスロ 聖闘士星矢 海皇覚醒」なども挙がっていましたが、これらは次の機会に。プレゼンしてくれた各人の連載や自由帳で書いてくれないかな(笑)
ちなみに星矢の現在の中古機平均価格を調べてみると、なんと約270万円! 高いお金お出して買ってくれるのは嬉しいですが、これはこれでなんか打つのが怖くなりますね(笑)
2017年のパチスロを1文字で表すと!?
2017年は厳しい年となりましたが、座談会をとおして、まだまだ素敵な機種はたくさんある事も感じました。そんな2017年、座談会参加者の皆さんはどう考えていたのでしょうか。
「始」 |
『依存問題対策が本格的に「始」まる。5.9号機の導入が「始」まる。6号機時代への「始」まりが決まる。業界人がよく言っていた言葉“終わりの「始」まり。”』
「終わりの始まり」確かに危機感は業界全体に蔓延していますね。でも終わるものがあれば、また始まるものもあるって事ですよね?
「兆」 |
『色んな意味で本前兆に入った年だったと思います。辿り着いた先にどんな恩恵があるかは徐々に結果がでるのかなぁと 笑』
「受」 |
『5.5号機、5.9号機の変化を受け容れた1年』
「流」 |
『2017年はヒット機種が多いと言える年では残念ながらありませんでした。新機種が導入されても話題にならず、気付いたら撤去されていると言う事が多々ありましたね。その勢いは、川の流れを彷彿とさせるものだったのでこの文字を選びました。2018年は番長3の様に、増台されてホールの主役の座を争う様な人気機種が沢山出る事を願っております。』
「轟」 |
『パチスロはまさに「番長3」が天下の年。 5.9号機が登場して純増2枚が当たり前になりましたが、関係なく面白い台は面白い。番長3以外の面白い台もたくさん世間に"轟いて"欲しかったです。ちなみに、この漢字の画数は21画で、今のパチスロの大半の"コマ数"と同じ。この21コマで面白いドラマを"轟かせて"欲しいという、今後の期待を込めました。』
画数と掛けるとかオシャレですね! このあたりの面白さを轟かせるのは我々メディアも頑張らないといけないところ。
「変」 |
『この漢字の意味は「変わらない」という意味です。5.9号機も打ちますが、普通に楽しめますし、高設定は安定感があります。出玉面では確かに一撃で逆転というのは難しくなりましたが、そもそも僕は一撃を狙ってる訳ではなくて、高設定を狙っているので! 今後のホール状況は気になるところですが、2017年に限れば僕は「何も変わってない」と思いますね。』
まだホールの機種ラインナップは大きく変わっていませんからね。変化を感じるのはこれからでしょう。「2017年に限れば」っていうのがキモなんですね。
本当は1つを選んで「今年の1文字」みたいな事をしたかったのですが、ご覧のとおり厳しい目線の内容が多め(笑) 立場によっても意見が変わってくるところですので、ここで1つだけを選ぶことはやめておきます。
ただ個人的に選ぶとしたら、せかいああばの「轟」でしょうか。私も2017年が不作の年だとは思っていませんし、悲観するよりも、大きな功績を残した番長3を讃えたいという気持ちですね。楽観し過ぎかなとも思っていますけども…。
2018年期待のメーカー&機種!
番長3を作った大都さんの開発力があれば2018年も大丈夫。とまでは言いませんが、そこに期待を寄せる意見が多かったですね。また今後出てくるノーマルタイプ機は、おそらくこれから長い時間を共にする事になりますよね。各社からどのような機種が出てくるか気になるところ。
期待する機種
『今期待しているのはノーマル機全般。6号機ではノーマルが作りにくくなると予想しています。今のうちにたくさん作っておいていただきたい。』
期待するメーカー
『メーカーでいえばKPE。5.9号機を作れる時間は短いですが、それだけにいち早く「戦国コレクション3」を作ってきた開発力に期待。アクセルやスラッシュなどAT時代も多くのアイデアを出してきたメーカーです。』
期待する機種
『好きなコンテンツというところでは「超GANTZ」(3/5導入予定)。 あと乙女でA+RTとか普通に期待しかない「乙女マスターズ」(2/5導入済み)』
期待するメーカー
『大都技研。新基準機で見事に番長3をヒットさせた開発力に期待。』
期待する機種
『乙女マスターズ。他の5.9号機RT機とは異なる仕様が良い。5号機初期のようにライトに楽しめるRT機を 今後も期待しています。』
期待する機種
『「パチスロ戦場のヴァルキュリア」(2/5導入済み)。実は版権元のゲームの大ファンなんですよね(笑)。PVを見ましたが好きなゲームのキャラが動いているだけでワクワクが止まらないっ! ゲーム性等はPVだけではなんとも言えませんが、思い入れのあるゲームだけに期待しております! 販売予定台数が控えめなので近所に設置されないかもしれませんが、探し出して必ず打ちますよ~♪』
期待する機種
『「押忍!番長 A」(4月導入予定?)。番長シリーズのノーマルタイプは非常に気になってる方も多いはず。番長3が大成功しただけにハードルが高くなってると思いますが、期待したいですね。』
期待するメーカー
『大都技研とユニバ。2017年は間違いなく大都さんの1年だったと思います。番長のノーマルも控えてますし、勢いは2018年もまだまだありそう。ユニバさんは安定して面白い機種を作っているイメージです。当然今年も期待したいですね。』
6号機ってどうなるの?
思考ルーチンをご覧頂くのが一番早いのですが、5.9号機から6号機の変更点だけをピックアップしてみたいと思います。ほぼ引用していますのであしからず。
※表内とグレー文字は引用。
まず気になる出玉関連は以下のとおり。
6号機の出玉率の幅 | |
400G | 33.3%~220%未満 |
1600G | 40%~150%未満 |
6000G | 50%~126%未満 |
17500G | 60%~115%未満 |
ボーナスの獲得枚数 | |
1種限定BIG | 285枚超 (最大純増280枚) |
2種混合BIG | 225枚以下 (最大純増210枚) |
2種BB | 153枚長 (最大純増168枚) |
各消化ゲーム数ごとの出玉率の引き下げ、今までなかった1600Gの試験が加わります。こちらは7号機になるまで継続します。
〝これを見た瞬間、誰しも思うのはノーマルが厳しい(そのうち慣れるんでしょうけど)ということ。枚数の少なさもそうですが、ちょっと連チャンすると短期出玉率の上限に引っかかってしまいます。〟
つづいて有利区間についてですね。
5.9号機からの変更点(その1) |
・有利区間移行は設定差のある契機役でもOK ・成立時の移行抽選に設定差があってもOK |
〝高設定ほど有利区間(ATやART)の抽選を受けられるレア小役を作れる。そのレア小役成立時に高設定ほど有利区間に突入しやすくもできます。ざっくり言うと有利区間こそありますが、5.5号機以前のART抽選に少し戻るという印象ですかね。もちろん、敢えて設定差を作らないというのも可能ですよ。〟
5.9号機からの変更点(その2) |
・有利区間告知のタイミングを変更 ・1回ナビ保証の撤廃 |
有利区間滞在の報知(セグのドットなど)、有利区間中に必ず1回以上のナビを出す。というのが5.9号機のルールでしたが、それらも変更されます。1回の押し順ナビは撤廃という認識でいいみたいですね。
〝有利区間に上がったかわからないまま陥落・上がったことに気付かずヤメということも出てくるかと思います。有利区間への移行に設定差も設けられますし、気を配ることが増えるのは確かです。あと、ダメそうと思いながらの確認追い銭とか。〟
最後に、6号機だとAT機が作れるという点に関して。
5.9号機からの変更点(その3) |
・ボーナス内部成立中もART関連の抽選をしてOK!? ・有利区間は最大1500GもしくはMY2400枚で終了 |
この詳細は佐々木さんの記事をご覧ください。「ボーナスが成立している状態でART関連の抽選が可能」となれば、AT機実現へ歩を進められるとのこと。しかし、5.9号機で有利区間は1500Gまでと定められていましたが、そこにもう1つ条件が加えられます。1500G到達前に差枚2400枚が払い出された場合も有利区間が終了するというものですね。こちらに関しては5.9号機よりも厳しくなったと言える部分。
〝また、一撃性能の高い機種も出てくると喜ぶような反応をされている方もお見受けしましたが、そんなことはありません。5.9号機の有利区間は、最大継続できるのが1500Gでした。今回はそこに一撃出玉(MY)2400枚も加わります。一撃性能だけ見れば、6号機は5.9号機よりも厳しいのです。〟
5.9号機からの変更点(その4) |
・ボーナス内部成立中「ハズレ>小役など入賞」を撤廃 ・純増傾斜値2.0枚を撤廃 ・全小役奪取時の出玉率100%未満を撤廃 |
すべて「撤廃」とあるとおり、6号機ではこのルールがなくなります。特に1項目めがAT機を作るうえでの障壁になっていたみたいで、これが無くなることで6号機ではAT機が作れるようになるようです。
〝純増傾斜値とは、ボーナス込みの1Gあたりの純増枚数。5.5号機から2.0枚となりましたが、それ以前は3.0枚となっていました。その表記もありません。無制限になると考えるのが自然かな。〟
というのが、5.9号機と6号機の違いです。
繰り返しになりますが、詳しくは思考ルーチンをごご覧下さい。
6号機、思ってたより自由度は高そうだけども…?
前項で紹介した6号機の内規、座談会当時はまだホヤホヤの内容で、意見をするというよりは、理解するのが先決という様子でした。任意でそれぞれの所感などコメントしてもらいました。
『自由度が上がったのは歓迎しますが、AT機ばかりになりそう。機種ではなく“ホール自体の魅力”が大事と気が付き始めているところなのに「ATの粗利でなんとかなるかも!?」と後退してしまうのが心配でなりません。』
『ざっくり言うと「自由度は上がるが一撃出玉は下がる」という解釈が一般的なのでしょうか。個人的には自由度が上がる点は一撃出玉が下がる点より嬉しいので「一撃出玉は下がるが自由度は上がる」という解釈がしっくりきます。言ってる事は同じですけどね(笑)』
『正直パチスロがつまらなくなるのではという心配はあまりしていません。但しユーザーが離れて業界が衰退してしまうのではという心配は少ししてます。あの先の見えない4号機から5号機への過渡期を結果的に乗り越えたパチスロ業界(メーカー)ですから6号機でも期待したいですね。というワケで先行きに関しては受け身な僕ですが、メディアの人間としては(いちユーザーとしても)面白い台は面白いと発信していきたいです。』
『どうしても一撃性能は抑えられ、その分波の穏やかな遊び易い機種が多くなりそうですね。長期的な出玉率の方も「17500Gで60%~115%未満」となっており、旧基準機に比べてパワーダウンは避けられそうもありません。そうなると期待したいのは、出玉性能に頼らない、パチスロ機の純粋な面白さという部分ですね。』
『面白さの指標は色々ありますが、例を挙げるなら「ゲーム性」、「演出」、「リール制御」、「版権」等があるでしょうか。幸いパチスロメーカ各社の努力により、これらは年々魅力的な物になっていると個人的には思っています。射幸性に頼らない、純粋に楽しいパチスロ機を6号機で魅せて欲しいです!』
『結局は打ってみないと分からないですね。面白ければ打ち続けるだろうし、つまんなければ打たないでしょう。勝てるかどうかと聞かれると、大きく勝ちづらくなるでしょうけど、負けづらくはなるのではないでしょうか。今のところ僕は6号機をポジティブに捉えて打っていきたいと思っていますね。』
案ずるより産むが易し、確かに鬼くんの言うとおり打ってみないと分からない部分は多いと思います。ポジティブでもネガティブでもなく、まずはニュートラルな状態で向き合いたいですね。佐々木先生の不安はごもっともですが…。
最後に
ここまで読んで下さった皆さん、ありがとうございました。
というより、本当にお疲れさまでした(笑)
2017年のイチオシ機種を紹介しきれていない事が悔しいですが、今回の座談会をとおして、2017年は番長3以外にも魅力的な台はたくさん登場してるんだなぁと。これから訪れる6号機時代に備えるためにも、今のうちからちょっとずつ食わず嫌いを直していきたいなと思った次第です。
(C)DAITO GIKEN,INC.
(C)2014 Project 2H (C)DAXEL ねんどろいど協力/GOOD SMILE COMPANY
製造元/株式会社ビスティ 総発売元/フィールズ株式会社 (C)カラー
共有する
- 右キモ
- 代表作:機種情報
パチ7の機種情報ページを担当しているオジさん編集部員です。パチンコ・パチスロとの出会いは三洋のロードスターとベルコのダブルアップだったと記憶しています。現在は、丸々1日打てるように肉体改造中です。
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2024年12月2日導入予定
パチンコ
Pゴジラ対エヴァンゲリオン セカンドインパクトG
Pフィーバー機動戦士ガンダムSEED LT-Light ver.
P GO!GO!郷〜豪遊の5〜
2024年12月2日導入予定
パチスロ
2024年12月16日導入予定
パチンコ
eゴジラ対エヴァンゲリオン2
パチスロ
嬉しいお声、ありがとうございます。やってる側も楽しかったですし、また是非やりたいですね。
今後も続いてくれる事に期待してまーす♪