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インタビュー・ウィズ・スロッター(稀にパチンカー)
2018.11.28
IT戦士からYouTuberへ! 運命を変えた『タマキン逆事件』と養分騎士ゆうちゃろさんのエピソード
チワッス!あしのです。
さあ月に一度のお楽しみ。業界人やら関係者の方々にその人生を語りまくって頂く企画、33人目のお相手は出ましたこの方! パチンコ・パチスロエンターテイメントバラエティチャンネル『ペカるTV』で活躍中の養分騎士こと「ゆうちゃろ」さんです!
ゆうちゃろ氏基本データ |
★パチンコ・パチスロYouTuber
★37か38 ★血液型はAかO ★睾丸捻転なんとかをお見舞いされる ★元IT会社勤務 |
33人目ッすよ。もう。ゾロ目ですから。しかも確変よね。 自分も結構色々な方にお会いしてお話させて頂きましたけども、今回のゆうちゃろさんはねぇ、長らくだいぶ謎な方でした。 謎具合で言ったら今までで一番かも知れない。割とガチで。
その辺は編集長も同じだったらしく、企画会議の席で自分が「次のインタビューはゆうちゃろさんでいかがですか」と言った際に返って来た言葉も「いいとこ突くねぇ」だったもんね。 いいとこ突くねぇなんて言われた事ないし今まで。 あ、やっぱいいところなんだ! って。 よくわかんないけど「こりゃあ大変な事になったぞ」と、一人で肩をぐるんぐるん回したものです。
というわけで『ペカるTV』の養分騎士さんとしてお馴染みの「ゆうちゃろ」さん。 その心の闇に迫ってみましょう。 ヒア・ウィー・万枚!
★転校初日にラブレター。コバンザメだった少年時代。
「ゆうちゃろさん。今日はすいませんわざわざ……よろしくお願いします」
「いえいえ。こちらこそ。よろしくお願いします」
「最初に基本情報の確認をしてもいいですか?」
「はい、どうぞ」
「年齢はおいくつですか?」
「37か38です」
「え、どっちすか」
「わかんないんですよね。とりあえず昭和56年生まれです」
「じゃあ……37ですね」
「あ、僕37なんだ……」
「良くわかんなくなりますよね。35超えると。じゃあ次に……血液型は?」
「AかOです」
「全部あやふや……ッ!」
「子供の頃にOって言われてたんですけど、金玉が逆になったときに血ィ採ったらA型だったんですよ」
「金玉……。それちょっと後からガッツリ聞きましょうか。とりあえず……血液型間違ってた感じですかね? 子供の頃」
「んー。どうなんでしょうねぇ……。分からん。ウフフフ」
「(笑)」
「なんかねぇ、僕こういう風に自分の中に矛盾が一杯あるんですよね」
「矛盾かぁ……。ではご出身はどこでしょう? これは矛盾ないでしょう流石に」
「青森です」
「八戸側ですか?」
「青森市側です。シティボーイです。僕シティボーイ」
「シティボーイ。書いときます。ゆうちゃろさんシティボーイ……。さて、今の肩書は何でしょう」
「まあ……無職?」
「(笑)パチンコパチスロユーチューバーでいいですかね?」
「はい。それでいいです!」
▲色々と自己矛盾を抱えているらしい
「ゆうちゃろさん、子供の頃はどんな子でした?」
「子供の頃は……うるさい、落ち着きがない、わがまま……。3点セットでしたねぇ……」
「まー子供の頃は大体そうっちゃそうかなぁ……」
「僕の場合、小学校の頃とかは我が強すぎて人の気持ちとか一切考えてなかったんで、嫌われてましたねぇ」
「なんか嫌われエピソードありますか?」
「僕だけ誕生会呼ばれなかったり……」
「(笑)」
「あ、俺嫌われてんな……って。そこで気づきましたね」
「へぇ。意外です。友達結構多そうな感じですけどねぇ」
「友達っていうかねぇ……取り入るのは上手かったです。小学校の高学年から中学校くらいになると、だんだん、真面目なタイプと不良タイプで別れて行くじゃないですか。で、僕自身は全然不良じゃないんですけど、不良に気に入られるのがすごい得意で」
「ほう……」
「そう。世渡りっていうか、コバンザメタイプですよね。自分弱いのに、そのクラスで一番強い不良の人に自分から近づいていって、気に入られて、仲良くなって、ちょっと強めに『お前怖いんだよッ』みたいに突っ込むと、みんな笑ってくれる、みたいな。ああ『これだな』って……」
「世渡り上手……! なるほど……。親御さんとの関係はどうでした? 仲良かったです?」
「いや、そうでもないです。うちはとにかく厳しかったです。例えばファミコンが『一週間に30分』って決まってたり──」
「30分ッ?!」
「聞いたことないですよね30分とか」
「高橋名人が1日1時間つってんのすら短けえと思ってたのに……」
「1週間で30分ですから。何もできない。すごいスパルタで……」
「えー。全然イメージと違う……。親御さんってあの……こないだ編集長の前で寸劇してたお二人ですよね……。ハハーン……されはあれはどっかの劇団の方ですか?」
「違います違います。あれほんとにガチの親です」
「優しそうだったのに……」
「昔はねぇ、スパルタだったんですよ。ちょっと何かあると……うち青森で寒いのに、裸でバーンって外に出されて……」
「凍死してしまう(笑)」
「ほんとそうなんですよ。そのくらいスパルタで……。今でこそ僕のやってることを認めてくれてますけどね……。当時はですよ? 当時は厳しかったです」
「親御さん何やってたんですか?」
「銀行員です。だから転勤が多くて。僕も転校3回してます」
「転校3回キツイなぁ……。ああ、でもそれでコバンザメタイプの性格が養われるというのは分かる気がします。パッとVIPを見抜いてサッと立ち位置作るみたいな……。転校で何かイカしたエピソードありますか?」
「中学2年の頃にめちゃくちゃ好みのタイプの子が居て、転校初日でラブレター書いて渡したことがあります」
「初日ッすか。すごい。返事は何か来ましたか……?」
「あなたのこと良く知らないから、ごめんなさいって」
「(笑)」
「なんなら名前もうろ覚えの段階ですからねぇ。当たり前なんですけども……。ちなみにその子何年か後にパチンコ屋さんで見かけて、彼氏と来てたんですけど──なんか哀しくなりました」
★青春とパチスロ。東北から東京へ──!
「親の引っ越しはずっと付いて行ってたんですか?」
「いや、高校2年の頃に父親に『お前とはもう暮らせん』って言われて、そこから仙台で一人暮らしになりました」
「どういう事ですかそれ(笑)」
「やっぱ父親は真面目なタイプなんで、僕がめちゃくちゃしてるのを良く思わなかったみたいなんですよね」
「めちゃくちゃっていうと……鉄パイプ持ってパトカーの前でスラロームしたり……」
「いやそんな事はしませんけど、ちょっと家出したりとか……。今思えばほんとに可愛いレベルなんですけど、それでも真面目な親からしたら『お前とは暮らせん』って。だから一人暮らししながら学校通って……」
「仕送りですよね」
「そう。仕送りです。あと天下一品でアルバイトして……」
「パチンコとかパチスロはどうです? やりました?」
「やりました。16とか17の頃に友達に誘われて初めて打って」
「最初に打った台覚えてますか?」
「ハナビです」
「勝ちました?」
「1万円くらい負けました」
「天一のバイト代が……」
「でも、めちゃくちゃ面白かったんですよ。すごい世界だなって」
「どういうところが面白かったです?」
「やっぱりねぇ……。当時のパチンコ屋さんだから、怖いんですよ。大人の世界っていうか……。そういうところに16とか17の子がいて一緒に打ってて、『うわーなんか悪い事しとる』みたいな感じでゾクゾクして。楽しいなコレッて。そっからもうめちゃくちゃハマりました」
「あ、いきなりハマったんですね」
「はい。初日からハマって……。翌日すぐ一人でまた遊びに行きました」
「おお……。ソロデビュー早い……」
「しかも、またハナビ打ったんですけども、あれって技術介入機で、何も知らないで打ったら結構損するじゃないですか。でも2日目に1人で打って勝ったんですよね。まだ目押しも出来ないのに……」
「おー……!」
「で、僕それで『これで頑張ればバイトしなくていいかも知れない』と思って、雑誌とか買ってすごい勉強し始めました。で、天下一品辞めて、学校行きながら空いた時間にひたすらパチスロ行って──めちゃくちゃ打ってました」
「いいっすね。あー、いいなぁ。青春感あります」
「で、当時しのけんさんに憧れてて──」
「おお! しのけんさん! 俺も大好きです!」
「かっこいいですよね! で、もう立ち回りを参考にして、全部真似しようと思って──」
「うんうん! わかります!!」
「当時しのけんさんが言ってたので印象に残ってるのが『目立っちゃいけない』って言葉なんですよ。なるほどなと思って、服装も地味にして、最後尾からお店に入るようにして……。なんなら友達が居ても無視して。話しかけないように──。ずーっとパチスロの事だけ見て……」
「徹底してますねぇ……。収支どうでした? 当時の」
「プラマイゼロっすね」
「えッ(笑)」
「たぶんですよ。良くわからないんですよね。収支表付けてないから……」
「しのけんさん好きなのに……」
「そういうね、矛盾が一杯あるんですよ。僕の中に……」
「なるほど……」
「で、高校卒業した後もひたすらそうやって、誰とも喋らずストイックにパチスロ打ってたら鬱病になって……」
「(笑)」
「こんなね……。毎日毎日鬱病になるくらいパチスロ打つんだったら、もう好きな台しか打たん!ってなって。ずっと獣王とか打ってたら借金する事になって……」
「しのけんさんどこいったんですか……!」
「矛盾なんですよ……自分の中には矛盾が一杯あるんです……。で、20歳になって仕送りも打ち切られて、収入源が断たれて──。これはもう一回パチスロを抜こうと思って」
「パチスロを抜く!」
「はい。仙台から青森の親元に戻って、一年間静養してました」
「なんかの患者みたいになってますね!」
▲パチスロにハマり、パチスロを抜く
「で、ある程度パチスロが抜けてきて……」
「パチスロが抜けるってどういう状況なんですか(笑)」
「ンー。分からん(笑) でもある時ほんと抜けたなって思ったことがあって『あ、東京で働きたいな』って思ったんですね。それ親に言ったら10万くれて。もうその3日後くらいにはすぐ夜行バスに乗って東京に来て……」
「おー、行動力。え。10万……。住むところ大丈夫でした?」
「はい。ゲストハウスです。家賃3万円の……」
「へー! ゲストハウス。住んだことないなぁ……。どうでした? ゲストハウスは」
「めっちゃセックスできました」
「(笑)」
「あれはねぇ……楽しかったです──」
「ちょっと深掘りしていいですか? どんな人がいました?」
「なんかねぇ……覚えてるのが……フフフ……歯科医のタマゴと……巨乳のクラブ狂いの年上の女と……あとリンゴくれて仲良くなった中国人のメガネちゃんと……なんか普通の子と……」
「ゲストのバラエティが豊か!」
「いやぁ……。良かったです。鬱治りました」
★右と左の入替戦……。運命のタマキン逆事件。
「東京でのお仕事はすぐ決まったんですか?」
「はい。パチンコ屋さんです」
「ありゃ。パチンコ抜いたのに」
「時給しか見てなかったです。やっぱり高いんですよねパチンコ屋さん。他のバイトより全然。それで働き初めて──」
「どうでした? パチンコ屋さんは」
「楽しかったですけど、タマキンが逆になってクビになって……」
「あ。でました。タマキン逆事件。それ、物凄く詳しく聞きたいんでちょっと聞いていいですか?」
「はい……。これは色々出してるエピソードなんですけど、ちょいちょい端折ってるんで、詳しく言っちゃうと、まず友達の家に遊びに来ないかって誘われたんですね。そこが原宿のど真ん中で──」
「おお、すごいところに住んでますね……」
「そうなんですよ。すごいところに住んでるなぁって思ったんですけど、実際に行ってみたらトタン張りの古い……小さい建物で」
「へぇ。原宿のど真ん中に……」
「はい。中も凄く狭くて。もうホントこのくらいっすよ。この居酒屋のボックスのここ。このスペースくらいで『麻雀教えるよ』って。で、すっごい身を小さくしながら麻雀打ってて……」
「はい」
「で、しばらく教えてもらって、じゃあ帰るわって立ち上がった時に、なんかタマキンがジワジワ痛いんですよね」
「ジワジワ……」
「はい。ジワジワ痛い……。わかんないんですよ。何か痛くて」
「うーん……」
「で、背筋伸ばして歩けないから、ちょっと前かがみで歩いて……。ちょっとこれゲストハウスまで帰るのは無理だなと思って、近くの漫喫に泊まったんですね。パンツ一枚になって足をこうやってカパーって開いてるとちょっと楽だわって……。そのまま寝て、起きたらもう起き上がれなくなってて。ヤバイと思って店員さん呼んで──」
「パンイチで足カパーの体勢ですよね」
「そうです。『何やってんすか!』『起き上がれないんです!』って」
「(笑)」
「それで救急車呼んで貰って病院に行って、なんかお爺が出てきて……。『おちんちん痛いのか?』って。『はい痛いです!』って言ったら、触診っていうんですかね。金玉をギュッってやるんですよ。『おちんちん痛いのか? おちんちん痛いのか?』『痛いです痛いです!』って」
「お爺なんでギュッとした(笑)」
「そしたらそのお爺『金玉逆になっとるみたいだから、すぐ手術しようね』って。びっくりですよ。え、金玉って逆になるんだ! って。もう原理が分からんし。なんなん逆って……」
「おおぉ……すごいな……」
「聞いたらねぇ、そんなに珍しい事でも無いらしくて。なんか睾丸捻転なんとかみたいな名前のやつらしくて……。とりあえず説明してもらって、その二時間後には全身麻酔ですぐ緊急手術ですよ。意識はあるんですけど」
「うおぉぉ……怖え……!」
「いや怖かったです。でね、一番怖かったのが、金玉切られたときにお爺が『アッ!』って声あげて」
「やめてェッ!」
「『戻ってる』って」
「えッ!?」
「なんかね、全部分からない事だらけなんですけど、勝手に戻ってたらしいんですよね」
「それお爺がギュッってやったせいじゃないですかねぇ」
「いやぁそれもあるかも知れませんよね。とりあえず戻ってて。で、もう切っちゃったし。一ヶ月入院ねって言われて」
「医療事故(笑)」
「そしたらバイトのくせに休みすぎって言われてパチンコ屋クビになって」
「踏んだり蹴ったりですねぇ!」
「入院中はねぇ、若い看護師さんが金玉をチェックしに毎朝来てくれるんですね……『今日はどう?』みたいな感じで」
「築地で魚選ぶみたいな感じですね」
「普段なら興奮するシチュエーションなんですけども、ちんちん痛いと無理ですよ。痛いから早く! としか思わない……」
▲睾丸捻転なんとかをお見舞いされる
★IT戦士からYouTuberへ。ゆうちゃろさん爆誕!
「パチンコ屋さんクビになってから他の仕事は……」
「IT系の会社にバイトで入って、まだ23とかだったんですけども、結構良いお給料貰うようになりました」
「おお、いきなり人生が好転」
「その会社がねぇ、バイトでもやる気がある人間は一杯働かせてくれるみたいな社風で、当時はもうホントに月に350時間とか働いてて……。で、しばらくやってると『もうそんなに働くなら社員なっちゃえよ』って。それで社員にしてもらえて──」
「生活変わりました?」
「変わりました。とりあえずパチンコ・パチスロをあんまり打たなくなって……。なんだろう。周りの人が結構イケイケで、歌舞伎町とかで毎晩飲み歩くような──。だから僕もパチンコ・パチスロっていうよりも、見栄でいい服買ったり、いいところに飲みに行ったり、そういうほうにシフトチェンジしちゃって……。ほんとは打ちたかったんですけど、それよりも今はいい服、いい女だなって」
「ちょいちょいパチンコ・パチスロから離れるんですねぇ」
「定期的に抜いてますね……」
「その会社には何年くらいいらっしゃったんですか?」
「社風というか、会社の方針的に、頑張ってる人にはどんどん子会社を作ってあげるみたいなのがあって……。で、友達とチーム組んでて、次に子会社を貰うのは自分らだ! みたいな感じで頑張ってたんですけども、業界自体が斜陽化してって、ある時社長から『お前ら頑張ってるけど、ゴメン子会社用意してやれんかも知れない』って言われた時に、ちょっと他の事やりたいなって。そういう風に思って、で辞める事にしました。結局10年くらい居ましたね」
「おー。長い。結構いらっしゃいましたねぇ」
「辞めるって決めてからも1年くらいいましたからね……。とりあえず何やるにしてもお金貯めとこうと思って。それまで飲みに使ってたのを貯金に回したり──。それこそ飲まず、食わず、買わずですよ。貯金。貯金── 」
「次は何をやろうと思いました?」
「もうまさしく今の……。演者というか……」
「あ、もうそこからすぐなんですね。えーと……ITから、パチンコ・パチスロ業界と言いますか、まあ動画業界? と言いますか。そっちに行こうかなと思った経緯とかってありますか?」
「当時一緒のチームだった友達はいろんなツテがあったり目的があって、全く別の業界に行ったんですね。それこそ明確な意思を持って。なんかIT系に長くいると、どうしても向上心が強くなるんですよね。だから人脈であるとか、キャリアであるとか、そういうのを色々考えて、その友達は行った感じで──」
「それに対してゆうちゃろさんは……」
「僕もITに長くいて、ある程度そういう考えになってたんですけど、次に何をやるかってなった時に、やっぱ最低でも好きなことをやりたいなって思って。それで僕、ちょいちょい抜いてますけどパチンコ・パチスロが好きだし、なんかこっちで行けないかなって」
「なるほど……」
「でも僕、当時忙しすぎて本当にパチンコ・パチスロあんまり触ってなくて……。ただ、動画は見てたんですよ。まさに閉店兄さんとか、シーサさんとかをチェックしてる時に、ちょっと……素人考えでほんとにバカな事いっちゃいますけど、『コレ出来んじゃね?』って思ったんですね」
「出来る、というのは演者として、ですか?」
「いや、そうじゃなくて、例えばパチンコ・パチスロ業界って未だにグレーな部分があるわけで、大手の資本が入り辛いというか、敢えてそこを選ぶってなかなか無いじゃないですか」
「当時はまだDMMとかの参入前……」
「前です前です。全然前。だからあくまでイメージとして『少ない資本で参入しやすい』と思ったんですね。人手も含めて」
「おお、なんかイメージが……。なんだろう、ゆうちゃろさん、しっかりしてるというか、あんまり破天荒じゃないんですね。すごくまともな大人な感じが……」
「そうでもないですよ……。結局動画やるにしても、技術もコネもないし……試行錯誤しながらだから効率も悪いし……。最初準備期間でニコ生やってたんですけども、この期間も長くて……2014年末から2015年8月まで……」
「あーホントだ長い。てか最初ニコ生だったんですね」
「はい。人前でしゃべる練習というか……。同時期に『うちいくTV』がニコ生に動画をあげ始めたんですけど、同じ時期に同じ目標を持ってやってる人が九州に居て、それが自分よりも動きが早い、と思った時に、なんか嫉妬はしてましたね……」
「ジェラシー……」
「だからもう、自分はトリッキーな方向に行こうと思いました」
「トリッキーというと……」
「まあ、女装しながら暴れて酒飲むとか……」
「(笑)」
「とりあえず、変な格好しながら変な事すると見てもらえるなっていうのが分かって。それをじゃあYouTubeにそのまま持っていこうと。それで実際やってみたんですよ」
「再生数どうでした?」
「最初のやつですか? もうねぇ、非公開にしてるんですけども……。実際にお見せすると……コレですね……フフフ……」
「うわ、700再生……。てか女装だ。あらこれ『ゆうちゃ子』じゃないですか」
「そうなんですよ。これが原型なんですよ」
「ほえー……なるほどなぁ……」
「でもね、この時期には既に『歌ってみた』『踊ってみた』で0再生の人とかが腐るほどいて……。そう考えるといきなり700再生あるこの業界ってすごいなと思いました」
「モチベーションになりますね」
「はい。そうなんですよ。それで続けてこれたんですが……なっかなか伸びなくて……である時、牙狼の新台を牙狼の格好して打つっていうのをやったら、いきなり50,000再生とかになって」
「跳ねたッ! どう思いました。その時」
「嬉しさもあるんですけど、それより仕事がないんで。なんとかしなきゃって。もっとやんなきゃって。逆に焦りみたいなのを感じたのをね……凄く覚えてます」
「あー……。火が付いたからこそ、消さないように……」
「そう。逆に怖いんですよ。そこまでの苦労というのが消えちゃうのが嫌で……」
「苦労……。なんかこの時の苦労エピソードをお一ついただけますか?」
「牙狼を1ヶ月打ち続ける動画を撮影中に、カメラマンが『休憩行ってきます』って言ってそのまま飛びましたね……」
「うそん(笑)」
「いやー……ショックでしたよ……。あとから荷物が送られてきて『あ、ホントにこの人飛んだんだ』って──」
青森に生まれしコバンザメ少年、ゆうちゃろさん。 しのけんさんの真似して鬱になったり。 ゲストハウスで酒池肉林したり。 IT企業で子会社をもらいそうになったり──。 この後の活躍は、ご存知の通りだ。
★質問ラッシュと設定推測!
「じゃあキリもいいので、そろそろ質問ラッシュいいですか?」
「どうぞ」
「巨乳と貧乳どっちが好きですか?」
「巨乳です。GかH。Fは巨乳じゃないです」
「生粋ですね。ありがとうございます。ファンに一言お願いします」
「2019年は『もうちゃん』とやっちゃうよ!! お楽しみに!!」
「ゆうちゃろさん、もうちゃんさん好きですよねぇ」
「もうねぇ。もうちゃん可愛い。自分も動画みてももうちゃんの所だけニコニコしてるんですよ。てかゆうちゃ子やったのも、もうちゃんが一時的に居なくなって困ったからなんですよね。なんだろう……もうちゃんが居ないと、いかに自分が駄目か思い知らされました。居なくなってもうちゃんの有り難みが分かったというか……。今後はもう、僕ともうちゃんで楽しくやって行きたいです!」
「おお、もうちゃんさんに全幅の信頼を置いてる感じが伝わってきます……。では次。墓に持っていくならどの台が良いですか?」
「アステカです!」
「おっと。意外。アステカなんですね」
「大好きです」
「じゃあ次……。何にしようかな……。じゃあ、後輩? というか、これからパチンコ・パチスロYouTuberになりたいなと思ってる方にアドバイスをどうぞ」
「パチスロひとり旅の名波誠さんがある時仰っていた言葉に『人の行く裏に道あり花の山』というのがあって、僕はそれを凄く意識しています。人と同じことばかりをしていても這い上がれないんだ──みたいな。といいつつ、最近は自分も人と同じことばかりをしてる気がしますが、でも2019年からはもうちゃんも居るので、また他媒体が出来ない事に挑戦していきたいと思ってます。これからパチンコ・パチスロYouTuberを目指そうとされてる方も、『人と違うこと』を意識して行けば活路が見いだせるかも……!」
「なるほど。人と違うこと……。たしかに。ゆうちゃろさんは動画の編集からして独特というか……。差別化はかなりしっかり出来てますよね」
「あとは、ガッツかな。ガッツ大事です。正直パチンコ・パチスロ映像って供給過多になっているので結果を出すのにはそれを跳ねのけるガッツがあると良いかも──! 頑張ってください!」
「だそうです……。オーケーですかみなさん。差別化とガッツ! じゃあ、最後に……。生まれ変わってもパチンコ・パチスロ打ちますか?」
「それはもうハンターハンターのクラピカさんの言葉で言えば『この世でもっとも愚かな質問の一つだな』ですよ! 勿論打ちます! というかそれって今の記憶を持ったまま生まれ変わるという事でいいんですか?」
「んー。じゃあそうしましょう」
「ならば、4号機が設置され始めた時に丁度18才になるように生まれ変わらせて貰いたいです。あの頃の熱狂をもう一度味わいたい──。4号機を打ち倒して、5号機初期の名機をしっかり味わって──。そしてまた動画にチャレンジしたいです」
「おお、動画もまた──」
「やりますね。生まれ変わっても。今生でもね。業界は年々変わっていきますが、このまま最後の最後まで頑張って行きたいと思います!」
「おお、いい締めです! ゆうちゃろさん、今日はありがとうございました!」
「いえ、こちらこそ! 記事たのしみにしてます!」
以上が『ペカるTV』の養分騎士、ゆうちゃろさんのインタビューだ。 めっちゃ笑わして貰いました。 あと、ゆうちゃろさんがお会いするまで「謎の人」という印象だった理由も理解できました。本人も言ってたけど、内面にアンビバレンツというか、多くの矛盾を抱えている感じ。 それがまた人間的な面白みに繋がってるのは、ものすごい分かりました。
さて人間設定。
矛盾が面白いっていうとやっぱAT機の潜伏演出よね。 アラジンAで良いんじゃねぇかな。いつパンクするか分からない冷や冷や感も何となくゆうちゃろさんのイメージに合う。 よっしゃ決めた。ゆうちゃろさんの人間設定は「アラジンA」の4。 個人的には第一停止で月飛んで来る矛盾好き(BETでAT確定)。
ゆうちゃろさん、ありがとうございました! さて本日のインタビューはここまで。
私ごとですが長年勤め上げたお昼の仕事を12月中旬で辞めるんで、ちょっとインタビュー頻度アップすると思われます。今後ともよろしくね。
次回のインタビューはあのJKが登場予定だぞ。 それでは魔たお会いしましょう! シー・ユー!
▲次回のヒント。つか、これほぼ答えだね(笑)
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- あしの
- 代表作:インタビュー・ウィズ・スロッター(稀にパチンカー)
あしのマスクの中の人。インタビューウィズスロッター連載中。元『セブンラッシュ』『ニコナナ』『ギャンブルジャーナル』ライター。今は『ナナテイ』『ななプレス』でも書いてます。
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すらぁさんおはようございます。僕ゆうちゃろですけどそんな事があったんですね・・!確かにゆうちゃろさんって視聴者さんにジュースよく渡してるって話聞いた事あります。なかなかそんな演者さんいないですよね。恐らく塾長さんとゆうちゃろさんくらいなんじゃないでしょうか。
ぴぃさんおはようございます。ゆうちゃろさんだけは見るって人結構多いですよね。僕もゆうちゃろさんの動画だけは毎回通しで見てしまいます。編集遅いのだけがたまにきずですよね。でも編集全部自分でやってるゆうちゃろさんってある意味凄いから尊敬します。
あしのさんおはようございます。僕ゆうちゃろですけど、どうやらゆうちゃろさん昨日パチ7編集長さんと、天草センセとさとしーにょさんとハニトラ梅木さんと神田で飲んでたみたいです。ゆうちゃろさん酒癖悪いみたいですけど、そこもまた人間味があって好感が持てますよね。
あゆたろさん、おはようございます。僕ゆうちゃろですけど、この記事嬉しかったです。ゆうちゃろさんって男女分け隔てなく接するから、来てくれた人みんな神対応って言いますよね。僕はそんなゆうちゃろさんが大好きです。
このインタビュー読んでたらゆうちゃろさんが地元の富山来てたので会いに行ったらコヒレからの飲み物差し入れてもらったこと思い出しました
あの時は物凄い感動したなー
「コヒレの可愛さに流されて負けてんのに飲み物たのんじゃいましたw」って話しただけでそのしばらく後で
コヒレから「ゆうちゃろさんからですお好きなのご注文ください( ^ω^ )」って来たんすよ!
投資7万で泣きそうになってたボクはほんと救われました(笑)
ゆうちゃろイケメン!惚れました!
面白い動画を発信、ウチの奥様が唯一毎回動画を見ている方。
軽く嫉妬。
インタビュー読んでゆうちゃろさんの事がもっと好きになりました!
個人的にツボだったのは金玉ギュッてするお爺です!
痛いのギュッてされるの嫌ですよね……ゆうちゃろさん可愛そう……。
これからも金玉を大事に、撮影頑張ってください!!
ユニバカでめちゃくちゃ優しくしてもらってからのこの記事はうれちい♡
いい人オーラ満載ですきがだいすきになった