思い出ボロボロ11

馬鹿は馬鹿らしく

取り合えず台を確保

さて新台の威力はどんなもんだ?

1ｋ目コイツにはもうフラグが入ってるし

1G 目からBigを狙う、当然のごとく当たる

他の数台にもファンファーレが鳴り響た

今とは比べものにならないがｕｐパネルがフラッシュし

胸が熱くなり鼓動が高鳴った

｢コレコレ!コレだよ、たまんねぇ~｣

思わず口に出てしまった

この当時JACゲームにすぐ入りやすかったので目押しが必死

なのだがそこまでのビタが出来ずにいたので払い出しが

290枚程しか無かった(出来てればプロ)

残念な事にオｰトリセットじゃないので店員にやってもらう

この時もう頭の中は「今日の稼ぎ」の事しか無かった

次のゲーム1G目取りあえずBIGを狙ってみる

テンパイ音が鳴り響く（7テンパイ時常に）

もしかして？裏物？当たり。やはりＢだ！

確かこの時代的にインフィニティverとセレクターエラーver

が有った（ROM仕様とメーカー不良）

それを知ったのはもっと後だが

あさはかな知識の中で裏物＝大連チャンとしか認識していなかった

しかし2連でストップしてしまう

そこからは投資、投資、投資、投資のインフィニティ午前の段階で

50Ｋに到達

あっ、これやべーな、でももう後戻り出来ない、通路には

ハイエナさん達がわんさか居る

取りあえず資金はあと30Ｋ有るコレで何とか、何とか














ＰＭ4時過ぎ車の中に居た

始めっからさ、この世に神様なんかいないと思ってたから

さて、この後どうしようかと考えている時一人の人物を思い出す

飛び込みで営業して仲良くなった人物

結局買っては貰えなかったが紹介して貰ったり

新車だけでなく中古車なんかも手伝ってくれた人

夕方帰って来る時間を見計らって訪問

俺の顔を見るなり何かを感じ取ったらしく

「？お前・・・まぁ入れ」家に入れてもらった

この人に俺がパチンコ、パチスロをやってる事や

仕事で販売する時に例の「自腹オプション」の事も

全て打ち明けた、何もかも

黙って全てを聞いてくれたＲ次さん

元々やんちゃで男気があった

全てを話終わった後しばらく沈黙

「うん、分かった。兎に角次の仕事が必要なんだな？
　取りあえず履歴書書いとけ、いいな？それより
　お前メシ食ってねえだろ、俺も今からだから食ってけ」

奥様に余分に作ってもらい一緒に食べた。美味かったかは覚えていない

Ｒ次さんとの夕食を終えてＰＭ10過ぎに帰宅、そこへTELが入る

「明日AM11におれん所来い！履歴書忘れんなよ。じゃあな」

それだけ言って切られた

期待と不安　不安の方がデカい

待っているのは一体・・



チョット小説風になってしまいましたがノンフィクションです

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