【第12回】本当にあるホールの怖～いお話（※オバケが嫌いな方もお読みいただけます）

夏といえばの怖～い話。

※オバケの話ではありませんのでご安心ください。


ホールからの帰り道。背中を丸めた人影がゆっくりと歩いている。。


「1枚、2枚、3枚…」


「さ、財布に1枚もないぃぃぃ……！」


『パチンコ・スロットは適度な遊技』


勝って帰る人もいれば、負けて散る人もいる。


そんな時、打ち手は、ホールにこう思うのではないだろうか・・・・。


「100％勝てるものじゃないからこそ、打ち手の気持ちをわかる努力はしてほしい」


だって、こっちは大切な【お金】を使うんだから。

勝ち負け以前に、そこをわかってほしいんだから！！！！！

今月きっついんだから！！！！！


ところが・・・・・

パチンコと、スロットを管理している人達の中には・・・・・・いるんです。



パチンコ、スロットを

ほとんど自腹で打たないのに台をコースをホールを管理している人達が！！！！

©2006竜騎士07／ひぐらしのなく頃に製作委員会・創通


・・・・・本当。


前置きしますが、「働くなら打たなくちゃいけない」ってルールは無いんです。

それが「悪い」とくくられるものではないのですが、、、



でも、思うよね。


なんで「打たないのに打ち手の気持ちがわかるの？」

©2006竜騎士07／ひぐらしのなく頃に製作委員会・創通


近年ホールコンピューターがとっても賢くなり、

アウト・セーフと、打ち手でもどこかで聞いたことがあるものから、S、BY、BA、T.A（この辺はパチンコ用語ですが）など、細かい数値も数字で出してくれるようになりました。

利益率、粗利、台売、日にちごと、週間、月データ。なんでもホールコンピューターでわかります。

とても便利です。

ただこれ、数字だけでは、お客さんの顔はわからないんですよね。

加えて便利だから、数字がどういう意味となるのかはわかっていても、どうやってこの数字を出すのか理屈がわかっていない人もいるというんだから、恐ろしい！！！

目の前のホールコンピューターの数字だけで判断し、あとはお客さんとの中の会話での「感覚」だよりになる…！

それも悪くはない、でも深くはない。

負けてもまた来ようとする心理も、

この機種だから打ちに行く理由も、

どうして選ぶのかの印象も、

「なぜ」の答えは

打ち手目線があり、お客さん目線があり、現場の店員目線があり、近隣や全国の稼働や動向を調べても調べても、日々変わるもの。

そんな中で、デジタルの数字だけに頼って

現場に足を運ばず、自分ではお金を使わず、他店に目配りをせず、新しい話には耳を傾けない。

「今までやってきた見解と経験値があるから～」で営業をしている人達が・・・全国には思っている以上にいるのです！！！！

こわいなぁ。。
こわいなぁ。。

結果「稼働があがらない」連鎖にぶつかってしまうのは当然でしょう。

©稲川淳二

くれぐれも「打たない働き人」がホールを考えていないということではありません。

ホールを良くしようと頑張っている人もたくさんいる。

お客さんの笑顔のために頑張る人もいる。

ただ、「稼働」に焦点をあてて考えたときは、

それなら、なんで自分で打たないのにわかるの？もっとデータを集めないの？と出てきてしまう。

その理由に「自分の長年の経験ではー・・」と十何年も前の実績で話をする人にいつも思う。



それ、時代が良かっただけ。



経験値は大切。

だけど、昔に凝り固まりすぎて「今」の話ができなければ「その先」について先読みなんて出来ない。

「今」のお客さんに喜んでもらうコースづくりは出来ないのです。


微妙だけど確実な違いに気づけていないのは、とても怖い。ホール内のお話でした。
ーーーーーーーーーーーー

最後まで読んでくれてありがとうございました！

ワタクシ、乱が、機種選定からつくらせていただいている『コンセプトコーナー』は現在も進化・成長真っ最中！

その中で見つけていったホールのあり方やお客さんの声をコラムで書かせていただきます。

エンジェルVは、武蔵小山から徒歩1分。

商店街の中にあるホールです。

毎週月曜日は、21時雑談編/24時試打編　ニコ生放送もやっています。

詳しくは、乱Twitterより！
Twitter ID : ranranran717

または、ツイッターの検索から『乱　スロライター』などで検索してみてください。

当コラムは毎週日曜に更新です！

2