歴代人気投稿
- パチセブントップ
- コミュニティ
- パチ7自由帳トップ|ブログコミュニティ
- コラム(ブログ)詳細
死にかけた話〜後編〜
死にかけた話〜後編〜
-
もじゃ王さん
- 投稿日:2015/04/30 12:12
遅くなりました。
違うんです。
あのこうもんちゃまが悪いんです。
あのフリーズが悪いんです。
今でも後悔してるんです。
全部裏挑戦にしとけばよかったって。
次回があれば…
僕、全て裏挑戦にする!
話が逸れましたが、
遅くなりました。
死にかけた話後編です。
あれは私が大学生の時
大学生と言ってもロクなもんではなく
毎朝友人から
友人:今日お前いくらある?
私:1500円かな?
友人:おれも1500円!平台しかねぇな!
というような電話で起き、大学の授業をサボり
羽根モノを打ちに朝からホールに並ぶ。
という、間違いなく、1日の勝ち分よりも親が払う1日分の授業料のほうが高い
という非効率的な生活を送ってました。
毎日そんなクズローテーションから解脱できずにいたある日
珍しく平台で大勝。
そのお金を持ち、普段は種銭が足りず打てないスロットうつ。
機種は当時の4号機ジャグラー。
当時からパチンコにいた方はご存知の通り
毎ゲームビタ押し、取りこぼし無しで遊戯すると設定1でも機械割が100%↑になるという機種でした。
しかも、何の運命のいたずらか。
特にデータも下見もしないまま座った台が結果的には6。
普段は目にかかれない勝ち額に期待し、そのジャグラーをぶん回してる途中、急に場違いな香水の良い香りが。
ふと振り向くと
そこには、芸能人ばりにかわいい
例えるなら加藤あいを少し幼くしたような
雰囲気でいうと大人番長の雫ちゃんのような女の子が…
とにかくもじゃ王の好みズバリの子がキョロキョロとシマを見渡していました。
そして、なんと私の隣に座ったじゃありませんか!
ツイてる。
今日のおれは最高にツイてる。
まぁ彼氏ときてるんだろうけどな。
ヤバい、むらむらしてきた。
今日は友達誘ってデリヘルやな。
などと1人で考えながら、おそらく顔はニヤけてたと思います。
ただの変態です。
しばらくすると、その子のGOGOランプがついに光りました
たどたどしい手つきで遊戯していた彼女が目押しできるわけもなく
1ゲーム、また1ゲームと目押しミスを重ねる彼女
ジャグラーの6に座り、大勝していて、隣にはS級クラスの女の子
普段なら向こうからお願いされない限りは目押しなんてしないけど
大丈夫?良かったら押そうか?
まるで舞踏会に淑女を誘う紳士のごとく
さりげなく声をかけた
今思えば、完全に陶酔していたんだな、と。
そして、ここが私のデッドラインとなった。
その後も2人並んでスロットを打つ。
会話は自然に弾んだ
リールのどこらへんを狙えばいいのか
店の特徴は?
彼女は1人で来ていた。
なんと彼氏と別れたばかりだった
彼氏が頻繁に行っていたパチンコがどんなものなのか
体験してみたかったと言っていた
彼氏がいない、かわいい、話し易い
最高の女性だ。
今日のおれはやはり最高にツイてる
そして話はプライベートなところまで…
どこらへんに住んでるのか?
何をするのが好きなのか?
趣味は?
バイトは?
気がつくと時間は21時
その時にはすでにお互いに携帯の番号を交換し
夜ご飯の約束までとりつけていた。
10年たった今でも忘れない。
その時の勝ち額130kジャスト
閉店を待たずに彼女と居酒屋へ行き、覚えたばかりの酒を飲み
自然な流れでラブホへ。
そして次の日の朝、彼女と別れ家路についた。
まるで夢のような1日だった。
それから毎日彼女と連絡をとった。
毎日が楽しかった。
そんなこんなで一週間くらいが過ぎたある日
朝から昼までバイトだった私はいつも通り彼女にメールをした
しかし返事がない。
この時はまぁ寝ているのかな?としか思っていなかった。
バイトが終わった私は、少し離れた駐車場に置いてある車に向かって歩いていた。
昼でおわったし、さぁどこ打ちに行こうかなと。
その時だった
真昼間
いきなり車で拉致られた。
正確にいうなら、車だと思う
拉致られる時にいきなり背後から布地の袋を被せられたから何に乗ったのかもわからないのだ。
その時に生まれて初めて分かったのだが、人間いきなり視界を奪われると身動きがとれない。
頭の中はパニックだった。それもそうだ。
拉致られるなんて初めてだから。
何をする!
とか
誰だお前らは!
とか
3流ドラマだったらこんな定型文が出てくるんだろうが、
実際目隠しされ、手を後ろで縛られ、足を縛られ
そんな私からでてきた言葉はなんと
何も言えなかった。
根っからのチキンということもあるかもしれないが
ほんとに怖くて何も言えなかったのだ。
頭の中では何がどうなった
おれが何をした
色々考えてみたが思いつかない
いや、思いついてはいた。
ただ信じたくなかったのだ。
あの女が美人局だったということに!!
何分走ったのだろうか
体感的には5時間くらいに感じられたが
おそらく30分くらいだろう
車を降ろされ、足だけ解放され歩かされた。
そして今度は体全体を何かに縛り付けられた。
そしてようやく目隠ししていた袋をとられて視界が開けるとどこかもわからない山の中だった。
目の前には
3人の男と
一つの穴が。
男のうちの1人が口を開いた。
多分相当頭のいいやつだったんだろう。
現状を非常にわかりやすく明快説明し、かつシンプルに私に問いかけた。
どんな用件かはわかってるだろ?
女のことだ。
ここで埋められるのと、150ひっぱってくるのとどっちがいい?
と。
即答だった。もちろん後者だ。
だって死にたくはなかった。
そしてそれから3件ほど用立ててくれるところを参拝したのだが、当時はバイトさえしてれば、それなりのところからそれなりのお金を即日で借りれたのだ。
そしてようやく解放され、とぼとぼ歩いた。
もちろん携帯は壊されていた。
どこか分かる場所で解放されたのがまだツイていた。
帰り道色々考えた。
よく考えると、あの女にバイト先まで教えてたなと。むしろ洗いざらい個人情報言っちゃったな、と。
これから1日間は何も考えられなかった。
それから、用立てたお金はとあるルートで回収できた。
元金からは30万くらい減ったが、それだけ戻ってこれば万々歳だった。
それからだ、私に変化があったのは。
この体験がまさか非常に役に立つとは。
ここで本題 笑
営業には強いメンタルが必要だと思う
理不尽に怒る客
恫喝されることもたまにはある。
しかし、全く怖くないのだ。
ムカつきもしない。
むしろそんな場で、どこを改善すればプラスにもって行けるか考えられるくらい心に余裕ができた。
それは間違いなく、殺されかけた経験があるからだと思っている。非常に癪ではあるが。
だからみんな!
失敗しても命までとられることは…あります!!
とりあえず、皆様。
ツイてる時ほど気をつけましょう笑
あ、こんなんにひっかかるの私くらいっすね!笑
長文失礼しました。もじゃ王でした。
16
もじゃ王さんの
共有する
このコラムへのコメント(13 件)
これの事だったのかw(さっき読んだ龍と菩薩の話しからw)
良く生きてた!
お金も返せて良かった!
ヤバイ事って身近に起きるんだね〜。。。。
コメントありがとうございます!
そうですね、まるで完走型RTみたいなもんです。
唯一の違いは内部的に確定しているのがわからないことでした笑
美人局って基本的に行為におよぶ直前に大当り演出って思っていましたが、
1週間の潜伏がある場合もあるんですね~。
ありがとうございます!
災難でした!言い換えると身から出た錆ですね笑
面白かったですw
そのエピソードは…
パチ7さんの許可がでれば書けなくもないです笑
甘い話には気をつけてください!笑
ありがとうございます!
結構ネタまみれな人生です笑