パチスロという名の芸術品⑤「新世紀エヴァンゲリオン」

エヴァンゲリオン、ハーフ５、６確定。

朝一こんな札が刺さっている。周りには誰もいない。
しかしふと見渡せば、押忍！番長はいつものように満席状態。番長に札など刺さっていない。

もしこれが今の時代ならどうでしょう？
朝から争奪戦になるのは簡単に予測出来ます。
しかし確かにあの頃、私の地元では５号機初代エヴァンゲリオンに確定札が刺さっていてもガラッガラでした。

当時は５号機というだけで毛嫌いされていたのに、突然の新規メーカーの参入、千円で５０G回る、チェリーは右リールを狙わなければ払い出しが無いなど、とにかく４号機とはかけ離れた
仕様にユーザーは付いてきませんでした。

そしていつしか
６は安定して勝ちやすい、５号機の中ではエヴァが完成度高い、エヴァのリーチ目イイね！
時間をかけて、初代エヴァは再評価されていきます。

初代エヴァは面白い！
左リールチェリー→右リールチェリー止まらず、ベタなスイカハズレ、ショボい演出でもリーチ目降臨、地味なベルテンパイハズレ、地味なクセにインパクのあるリプレイテンパイハズレ、残酷な天使のテーゼ。
フラグが３つあるビッグも右リールで判別可能。小役から高設定を判別するのもエヴァが流行らせたと言ってもいいでしょう。
実は初代からパチスロとしての完成度は高かったのです。

又、初代エヴァには小役重複がありません！
すっかりお馴染みのチェリー重複などは次回作「まごころを君に」からなんですよね。
逆に今ではレアですね。
まごころを君には間違いなく名機ですが、それもこの初代があってこそ。
アツイ日に、まごころではなく、初代に走っていた自分を思い出します。
（単にライバルが少ないからというのは置いといて……）

５号機時代はもうすぐ終焉を迎えます。
今、５号機で何が打ちたい？って聞かれたら初代エヴァ！って声を大にして言いたい！
ただし５，６に限る！
設定１？さすがにキツイすね。いや、でも好きなんだよ！
小役重複の無い純粋なノーマル５号機って、今ならちょっとワクワクしません？

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