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ここは地獄の1丁目。人生を狂わせたモンスターが『そこ』にいた。

【投稿受付完了】第2回パチ7『自由帳コンテスト:予選』 | コラム

ここは地獄の1丁目。人生を狂わせたモンスターが『そこ』にいた。

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DC兵マツバさん
スロットやパチンコ打つおじさん。そのための右手。そのための投資。踏み込みが足りん。Twitterでも踏み込みが足りん https://twitter.com/sr_mat_ba_pc
投稿日:2019/10/21 01:02

どうもみなさま。
こんにちは、DC兵マツバです。
踏み込み、足りてますか?

パチンコパチスロを打っていた歴が長い人ほど、
『そこ』はたくさんあるのでは無いでしょうか。
わたくしもそれなりに歴の長いパチンコパチスロおじさんの一人ですので、『そこ』を紹介させていただきます。
※普段のコラムは画像を頻繁に使うのですが、ここはあえてあまり使わないコラムで進行いたします。よろしくお願いします。

==============

『そこ』とは何か。
それはパチスロ専門店でした。
2019年現在はもう閉店してますが、T都T市に存在していたホール『D店』。
『D店』こそが『そこ』であり、『思い出のホール』でございます。


◆『D店』と書いて漢(おとこ)と読む?

ここ10年以内で新規オープンした店舗は、
「パチンコパチスロはエンターテインメントであり、それを扱う店舗はアミューズメント施設。エキサイティングな遊戯が楽しめる、ちょっと非日常で小綺麗な場所。」
こんな感じの認識が強まったなぁと、個人的には思っています。

 人気機種をイメージする豪勢な装飾…
 足元が柔らかくなるように敷き詰められた綺麗なマット…
 長時間遊戯していても座りごごちが損なわれにくい椅子…
 遊戯台の詳細が見やすいデータランプ…
 各台計数機がついているのでメダルを箱に移す必要が無し…
 全体的には暗めだけども、煌びやかな照明が使われる店内…
 人気機種に関連する楽曲を流して盛り上げる店内BGM…
 制服をパリっと着こなす店員さん…
 などなど

全部が全部そうとまで言い切れないけど、こういった綺麗なお店が増えたなぁ、と。
これはこれでプレイしやすい良い環境で打てるということにもなるため、
ユーザーとしてはかなり喜ばしいことですね。

だけどやっぱり、
『パチンコパチスロはちょっとアングラなエンタメ臭がする、そこまであんまり上品じゃ無い遊び。メダルが増えるか減るかのヒリつきを楽しむことも重要。』
という認識が残ることも、また事実かなと。

『D店』はそういった認識の部分を大事にしていたホールさんであり、大事にしているからこその、古き良き系ホールだったかなとも思えます。

 人気機種であることは設置台数で示すのみの最低限な装飾…
 落としたコインが跳ね転がるように硬いガチガチの床…
 長時間遊戯に適さないひどい椅子…
 最低限の確認ができるだけの情報量の少ないデータランプ…
 カチ盛りしたら2000枚入ると思えるような妙にデカい箱…
 設置台の明るさがなければ成り立たないような暗い照明の店内…
 ユーロビートが永遠にかかり続けるBGM…
 薄汚れたジャンパーが制服の店員さん…
 設定示唆やらの札を刺しまくる設定発表タイム…
 しかもちゃんと設定入れていることを閉店時に打ってれば設定公開してくれる…
 などなど

挙げはじめたらキリがないほどに、
ユーザビリティなんてクソ食らえとドブ川に投げ捨てていますが、
それらを犠牲にしてまで、ヒリつける勝負ができるような古き良きホールであることを貫いた、まさしく『漢(おとこ)のホール』でした。


◆胡散臭さと漢らしさは表裏一体?

そんな漢気溢れる『D店』。
実は常連客の間では、何かと胡散臭いことで有名でもありました。

胡散臭さを象徴する一例を挙げてみましょう。
まさしく臭逸…失礼、秀逸な、並び順や抽選入場とは別の、全く新しい画期的な入場方法を導入しておりました。

それはこんな感じでした。

・朝の整列可能時間は、9:40まで
・9:40までに並んだ人たちに ○○番台 と書かれた入場券が、店員の手から直接配布される
・そのまま、入場券を持って店内に入る
・券に書かれた『○○番台』に着席する
・10時になるまで座ったまま待機
・10時になったら、君は指定された台を遊戯しても良いし、しなくてもいい。気に入らない台なら他の空き台に変えてもいい
 ※補足しておくと、当時は10時きっかりからの入場ではなくて、遊戯開始が10時ちょうどになればいいとかだったので、10時すこし前に入場が可能だった

この入場方法の何が胡散臭いところか…
それは、
『○○番台 と書かれた入場券が、店員の手から直接配布される』
この部分ですね。

4号機時代に『D店』オープン〜5号機中期時代に差し掛かって閉店するまでの間、
揺るがず変わらず、胡散臭さ満載のまま一貫していた入場方法でした。
ある意味ここも、漢らしいといえば漢らしいですね。

この形式だと、店員の券を渡すさじ加減一つで高設定台を特定の客に打ってもらうことが可能になるのは、想像に難くありません。

何より、胡散臭さを確固たるものとさせているのは、
「D店の店員と5名ほどの常連グループとが非常に仲が良かったこと」
が起因しております。

その5名ほどの常連グループは、
『なぜか』『ほぼ毎回のように』『高設定台を』『朝イチから回して』いました。
無論、偶々偶然の産物である可能性も否定できません。
入場券も一人一人に配る前に、店員が適度なシャッフルを行なっていますし、偶然と言われればそれまででしょう。
ですが言い逃れのできないほどの頻度で、常連グループが高設定台を朝イチからツモるのです。

そりゃそうなるなら、一部の客から「D店は、やってる」言われても仕方のないことでしょう。

納得いかない理解できない胡散臭すぎる

これはもう真っ黒であると言っても過言ではない、のではないかなと。

しかし私自身、
この入場方法でお店に入って、
朝イチに割り当てられた4号機北斗の拳をそのまま打って、
なんと設定6でして、
お万枚を出しました。
うまあじな恩恵にあやかっているため、言うに言えない葛藤もありました。

胡散臭いは臭いが単純に臭いだけであり、100%真っ黒で臭すぎるとは言い難い、
とも思ってしまっていたのです。
我ながらチョロすぎて切ない想いが募りますが、それはもう仕方のないことでありました。
万枚は人を狂わせるのです。

これだけお店が胡散臭いのに通っちゃうのも、胡散臭さゆえのヒリついた勝負ができたり、
万枚を出した体験があったからこそ、ですし。

良く言えば設定状況もそれなりに良い。
だけど悪くいうと、設備は二の次だし入場方法も胡散臭い。
香ばしくも絶妙な『D店』ですが、
このお店で私は、運命的な機種と出会いました。

このスロットがなければ、
ここまでどっぷりパチンコパチスロにハマっていなかったであろうと、そう思える機種。
その機種とは、何か。
それは、New島唄-30 でした。



◆フグは業火に焼かれ養分はハイエナに乙られる

まずは簡単に、New島唄-30の紹介をさせていただきます。

■パチスロ New島唄-30 オリンピア 2005年12月より稼働
※4号機末期に登場した、とんでもない沖スロ。
 何がとんでもないのかを簡単に説明すると、
【一度BIGボーナスを引けば、REGボーナスを1度引くまではBIGボーナスが永遠に1G連チャンし続ける】のだ。
 大きく分けると チャンス・通常ABC・低確ABC という各種モードがあり、モードによってBIG/REGの当選振り分けが異なる、という仕様だった。
 モード移行の契機は、ボーナス成立時にアップorBIGボーナス放出時にダウン のみ。
 通常モード以上でないと、ほぼBIG当選が見込めないなどもあるが、とにかくBIGが数珠つなぎに連チャンするというのが最大の魅力。
 5号機で例えるのであれば、沖ドキが割と近い仕様を持っていると思ってもらえれば話は早い。
 ハマりに絶大なる旨味がある、そんな仕様が搭載されているのだ。
 (詳しく仕様を知りたい方は、パチ7でもライターとして活躍中のラッシー氏が寄稿されているコラム 【ラッシーのワイルドサイド 2019.02.05更新 『沼』~New島唄-30~  https://pachiseven.jp/articles/detail/8289#contents】 こちらをご覧ください。危険な魅力が詰まった台であることが、詳しく載っております!プロの文章ってすごいや!)
 一度BIGを引けば1G連で約400枚ゴトに増えていく連チャンと出玉スピードはまさに圧巻。
 しかし、待ち受けるハマりも圧巻。
 まさにこの台は吸い込みのヤバめな沼機種であり、4号機後期を代表するモンスターマシンだったと言えるだろう。

このNew島唄-30が導入される新台入れ替えの初日。
私はよりにもよって『D店』に行きまして、
朝イチに配られた胡散臭い入場券を受け取ったところ、New島唄-30 を打つことができたのです。

導入こそ、最速から1週間遅れでしたが、
それでも新台を朝イチから触れることが楽しみでした。
着席した時は青を基調とした美しい沖縄の海をイメージしたであろう筐体に、心が躍ったことを覚えております。

初打ちながら仕様はある程度雑誌で調べて知ってはいました。
が、
・沖スロであるため、キュインが気持ちいい
・なんか南国育ちより連チャンがヤバイくらいするかも?
・モードが色々あってなんかそれが重要
とかその程度の理解でした。

その程度の理解しかしていない状態で打ったというのは、
詳細な仕様を知っている今では、恐ろしいことこの上ありません。

しかして仕様をそこまで理解していないビギナーズラック状態が功を奏したのか、
この日の初打ちにて、
1回目のBIGボーナスを引いてから数珠つなぎの一撃
【約5500枚】
も出してしまったのです。

万枚を出した時の北斗の拳ですら、最高33連したときの約4000枚でした。
北斗の拳とは異なる消化スピードで、ものすごい速さでコインがバンバン増えていく…。
1G連で必ず「キュイン♪」と鳴る…。
しかも、なんかたまに「ドゴーン!」という音とともにBIG確定のフリーズが発生する…。


嗚呼わたくしはオカシクなってしまゐました


気がつけばお昼の12時半ごろまで連チャンが継続し、一気に5500枚ほど持っている。
あとは夕方過ぎまで打っても出玉が大きく減ることはなく、
じわじわと増やして約7000枚ほど出てヤメ。

以上のような、超理想的な、超素晴らしい、忘れることのできない、今でも鮮明に思い出せる痛烈な初打ち体験と相成りました。


最高の初打ちを味わった後は、
New島唄-30 の魅力にすっかり取り憑かれてしまった沖スロ中毒者の出来上がりでした。


◆わたしの最高にして最低な思い出は『D店』とNew島唄-30とともに…

スロットの北斗の拳が大好きで、
スロットといえば北斗の拳!
もしくは711枚の大量獲得ができる吉宗!
みたいに、すごく短絡的な思考をしていた当時のわたくし。

そんな折、新台のにて突然の大勝。
「新台は沖スロっていうんだぜ?超楽しいんだぜ?ほらお前も虜になっちゃえよ」
と言わんばかりに、脳にキュイン♪の快感を植え付けた罪深きスロット台、New島唄-30。
そして、沼のようなスロット機に朝イチから台番号指定で座らせる『D店』。

まこと罪深きことか。
いや、本当は知っています。
台に罪は無いのです。

罪があるとすれば、最初に味わった連チャンは奇跡であり、
2度と起きるものでは無いのである、と、
そう思考できなかった当時の私と、
そんな台を設置してくれやがりました『D店』にあるのです。


近隣では『D店』にしかNew島唄-30が設置されていないこともあり、
それからというもの、足繁く『D店』に通うことになりました。

New島唄-30を打てば打つほど、魅力に取り憑かれてしまいました。
仕様を理解すればするほど、1度打ちはじめたらヤメ時がなかなか無くなることもわかりました。

 軍資金が切れたらソッコーでハイエナされてしまう
 ハイエナしてきた輩から一言「ここまでハマってくれてありがとうw養分乙w^^」

ハイエナされるような最悪の状況に陥らないために、期待値をもぎ取るために、
ただひたすらにサンドに万札をシュレッダーしていく。


繰り返されるREG連。
通常モード滞在濃厚を示唆するREG後のトロピカルゾーン。11G以内にキュインする通称トロ鳴き。
通常モード滞在濃厚なのに出てこないBIG。
やっとこさ星ようやく放出されるBIG。
がしかし、BIGが3連せずまた投資の旅路へ。
(期待値の理論上、BIG3連すると低確まで落ちている可能性が高まる。2連では低確Cという一番下のモードまで落ち切らないので、期待値としては追うしかない)
などなど…

ハマればハマるほど、知れば知るほどヤメられない。
もはやスロット台に監禁されているかのような感覚に陥る錯覚現象。

とまあそんな感じで、取り憑かれたようにNew島唄-30を打っていたら、
取り返しのつかないようなかなりの金額を、約2ヶ月で使っている状況でした。
まさに沼。
モンスターに飲まれるような、人間としての『底』が見えた瞬間でした。


何かをやっているのだ
胡散臭い入場方法を頑なにヤメないのだ
遠隔とか遠隔とかあと遠隔とか、そういう何かやっているのだ


そう思わなければやっていけない、
『D店』への恨み辛み節しか出ない
底辺のダメな負け犬スロッターになったのもこの時期でした。



◆スロットへの意識を変えなければこの先生きのこ
れない

このまま底辺の負け犬ではいけない、と流石に焦りました。
その後知り合いと一緒にプチ軍団モドキのようなことをし始め、
パチスロの期待値を追うことはもちろん、しっかりと設定狙って打つ、
などを行うようになりました。

そこからは、ちゃんとした立ち回り、設定狙いを行うことの大切さを本当に実践することができるようになったかと思います。

こうした設定狙いを考えれば考えるほど、
店員が直接券を渡す というオールドストロングスタイルで胡散臭い入場方法を採用している
『D店』は候補から外れることが多くなってきました。
だいぶ距離を置くことにし、
必然的にNew島唄-30をアホほど養分打ちすることもなくなったので、
無茶な養分打ちは終焉を迎えました。

たまに期待値的に打てるようなNew島唄-30を見つけては打つ、
くらいの付き合いでやっておりましたが、
いざ期待値追うために打ってみると、
ああやっぱりこいつはガンガン吸い込む沼でありモンスターなんだなと、
『底』が見えた日を思い出すこともありました。


◆いまの心持ちの基礎はは『D店』とNew島唄-30と共に…

New島唄-30がホールから姿を消してから約12年。
『D店』が閉店してからすでに数年経過しておりますが、
私は相変わらずのパチンコやパチスロが好きです。

打っていてひどい展開があって、
「もう2度と打たない!!」
と思うようなことがあって心が折れたとしても、

やっぱりパチンコやスロットが好きで、やっぱりまた打ちたいなぁと、
そう思ってモチベーションを持って立ち直れるのは、
この『D店』でのNew島唄-30との経験があるからなのかなー、とか考えます。

『そこ』より下は無いんだから、それに比べたらまだまだマシですからね。



…でも、これらの経験のおかげで、今現在でもパチンコパチスロ大好きなので、人生狂ってますけどもね!!

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DC兵マツバさんの

※本記事はユーザー投稿コンテンツです。

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このコラムへのコメント(3 件)

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ギアン
投稿日:2019/10/23
ほへぇ・・・やっぱマツバさんが通ってくれてるのを見て「たまには・・・」と握らせてくれたんですかね?それだったら通っちゃうなぁ。
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あしの
投稿日:2019/10/21
D店癒着の期待値MAXでうさんくさ過ぎますねw 笑っちまいました。
プロフィール画像
銀チャ
投稿日:2019/10/21
ああ、もっかい脳を焼かれたい。

わたしも焼かれたクチなんで…

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