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がんばれ!若者!
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あいつさんさん
呼び捨てに「さん」をつけていい塩梅。あいつさんです。4号機が終焉、5号機が生まれる!って頃に打ち始めた世代です。 - 投稿日:2019/10/20 15:50
初めまして。
「あいつ」という呼び捨てに「さん」を付けることでいい塩梅。
あいつさんと申します。(投稿するとあいつさんさんになっちゃうけど)
パチ7自由帳には初投稿どころかふと目にした自由帳コンテストの為に会員登録をしました。
佐々木真さんのコラムを見るためにパチ7はちょこちょこ見ていたので自由帳の存在は勿論知っていました。
が、たまたま目にした自由帳コンテスト。
そして、今日が応募の最終日。
昔から書き物の仕事を夢見ていたけど一歩が出なかった僕が運命を感じでいざ投稿。
まずは僕の自己紹介をしたいと思います。
茨城県生まれ・千葉県育ち。
Jリーグは鹿島アントラーズが好きで、野球は千葉ロッテが好き。
パチンコ・パチスロ歴は16年。
パチンコは1/500なんていうとんでもない確率の機械で出たり
パチスロは4号機と5号機の狭間で揺れ動いていた。
そんな世代です。
世間でいう中年に入り始めてきた。というくらいの年齢ですね。
"好きなパチンコ・パチスロは全て"
というくらいなんでも大好き。
強いて言うならバラエティコーナーにある少しマイナーな機種が大好きで
とんでもなくマイナーな機種はもっと好きです。
今の夢は佐々木真さんに師匠と呼んでいいよと直接OKを貰う事。
僕が初めてパチンコに触れたのは16年前。
ちょうど18歳になったばかりの時でした。
ホールに入れるようになったばかりの冬。
大好きなセガのゲームキャラクター「ソニック」がサミーからパチンコで出たという話を聞き
パチンコを触れたことも無いし、ホールにすら入ったこともない僕は一人でホールへと足を運びます。
C県のG店。
初めて入ったホールはお店は大きな窓がいくつもあり店内は明るいものの
宇○田ヒ○ルの歌詞の如くタバコのフレーバーがしていました。
何も知らない僕は"パチンコ屋は怖い所"というイメージがありドキドキとしていましたが
「ゲームセンターの延長線上だ。」と強がりを心の中で何度も繰り返しながら店内を歩きます。
店内は平日の昼間という事もあり、人もまばらでした。
思っている以上に広かった店内。
機種の種類が多い事に戸惑いながら見つけたお目当ての台"CRソニック"を見つけます。
4台並んでいる台は誰も座っておらず。
一番端に腰かけた僕は震える手でサンドにお金を入れます。
あっという間に僕の持っていた1万円はなくなり、大当たりも引くことはできませんでした。
(のちにどうしても当たりが引きたくて実機を購入する事になるのですが…)
初めてだった僕は財布の中に1万円しかなく、そのまま店を後にします。
ビギナーズラックなど感じさせないホロ苦いデビューでした。
余談ですが
2003年12月にセガのキャラクターをサミーがパチンコ化しましたが。
この半年後にセガとサミーが合併し、セガサミーとなるわけです。
歴史の狭間に生まれた機種。それがCRソニックです。
(本当にどうでもいいね)
その後兄の友達にパチスロに誘われて
主役は銭形でバカ勝ちをした事で、パチンコ・パチスロへハマっていくわけです。
さて、自己紹介が随分と長くなってしまいました
本題である思い出のホールを。
C県にあるC店です。
風貌は片田舎で良く見かける"ガラス張りのお城"のようなお店で
当時はイベントなどでパチスロの設定などを目の前で高設定にしてくれるなんてイベントもありました。
(こういう事言うと自分も歳を重ねたなと実感しますね…。)
パチスロの道へ誘われた兄の友人から
「16時開店だけど、設定6確定だから一緒に行こう」と誘われC店へと向かいます。
2か月に1回だけその店では16時から全台最高設定で遊ぶことが出来るというお店でした。
(確認までさせてくれる)
友人の車でまだ朝もやが残るなか店へと向かいます。
既に多くの人が店舗の前にいて1人で並んでいる人、家族なのか?カップルなのか?男女で並んでいる人。
そして、軍団と呼ばれる人たち。とにかくいろんな人が多く並んでいました。
自分たちもなんとか台が確保できる整理券番号を貰い
パチスロコーナー開放となる16時を待ちます。
一旦店を離れ朝食兼昼食を取ったあと、再び店へ
パチンココーナーは10時から営業しているので暇つぶしにと打ったフィーバースターウォーズ。
なかなか当たりが引けず「あれ?金無くなっちゃうんじゃない?」と思うレベルでハマっていく。
ようやく大当たりを引いたと思ったら今度は確変が終わらず「あれ?時間ヤバいんじゃない」と連チャンしていく。
再整列10分前に時短が終わり、収支もトントン(ちょいプラスくらい)
完璧。100点満点の暇つぶしでした。
さぁ。いよいよ、パチスロコーナーの開放だ。
何を打とうか…。
ひたすらに大好きな祭りの達人か…?
この店が推してる鬼浜やリオデカーニバルもありだな…。
雷蔵伝なんかはちょっとマニアックだから番号的にも余裕で座れるかな…。
なんて考えてるうちに開放となる。
人気の機種が次々と埋まっていくなか、僕が取ったのは「ストリートファイター2」だった。
何故この台をチョイスしたのか?
「めちゃくちゃ打ちこんでいた?」
…否っ!
むしろ初打ち。
この当時大好きだったのはヤマサから出ていた祭りの達人だった。
音楽ゲーム好きだった僕はボーナス中の太鼓ゲームがやりたいがためだけに打ち続けていた。
相性も良く、よくわかっていなかったが勝ちの日が多かった。
「アリストクラートが好きだった?」
…否っっ!!
やっと目押しが出来るようになった。というようなレベルの僕からすれば
巨人の星とかだるま猫とか液晶の無い機種は玄人向けだと思い敬遠しがちだった。
「ストリートファイターが好きだった?」
…否っっっ!!!
格ゲー全盛期時代に小学生だった僕はスト2ももちろんやっていたが
バーチャファイター大好きっ子でストリートファイターシリーズはあまりプレイしてない
じゃあなぜスト2なのか?
答えは簡単だ。(みんな気付いてると思うけど)
《これしか取れなかった!》
いや、正確に言うとまだパチスロを始めて半年くらいのひよっこが
初めてのイベントデーに圧倒されてしまい
「やばい!なんか取らなきゃ…。早くしなきゃ!」と慌ててしまった結果がこれである。
まぁひとまず台は確保できたんだ。
これから僕は最高設定を思う存分打てるんだ!(数時間だけど)
そう思うと高鳴る胸の鼓動を抑えることは出来なかった。
そして、目の前で台を開けてもらいセグに輝く「6」の文字。
ついに開始だ。
台の詳細は古い台なので各自で検索して欲しい。
(ほぼ覚えてないだけ)
左リールはチェリーを狙う。
チェリーは「バー下」か「赤7下」だ。
バーは左リールに1個しかない。これくらいは何とかなる。
(それでも早すぎたり、遅すぎたりして毎回バーを止められないのだが)
しかし問題はヌルリと滑ってきた「帽子」だ。
緑の帽子はいわゆるスイカ。
中・右と目押しが必要だ。
み、見えない…。帽子が見えない…。
でも、時間もない。目押しに時間もかけてられない。
帽子が滑って来る度にこんなに時間かけてたらあっという間に終わってしまう!
えぇい!こうなったらもう帽子なんか知らん!
なんとなくで狙って揃えばラッキーくらいでいいわ!
と、ブン回す事を重要として、目押しは二の次にしておいた。
するとあっという間にボーナスが成立。
しかし、これも揃えるのに時間がかかる…。
なんとか揃えたボーナス。ついにウキウキの時間が始まる!
ここから大爆発じゃぁ!
そう思っていた矢先。大問題が発生する。
僕はボーナスの打ち方なんか知らなかった。
だって初打ちなんだもん。
さて、BIGボーナスはどうやって打つのかなー?
と、小冊子を手に取り打ち方を確認していると
ストリートファイター2はBIGボーナス中
逆押しで常に赤7を目押し
「ベル」が出てきたら中リール適当・左リール青7狙いで15枚役
「帽子・帽子」と2個止まる形になれば中・左と帽子狙い
「リプレイ」が出てくればリプレイ外しが必要だ。
…まずいぞ。
逆押しフリーでリプレイ外し機種ばかり打っていた僕は青ざめた。
(祭りの達人は目押しあったけど、太鼓ゲームしたかっただけ)
15枚役と帽子は何とかなる。
(こぼしてるけど。)
とにかくリプレイ外しが出来ないのだ…。
リプレイ外しは左リール枠上にバーを狙えばいいだけ。
ビタ押しなんて必要ないし通常時から狙っている所なのにこれが出来ない…。
このプレッシャー…。プライスレス…。
こうして平均獲得枚数は回りの人たちよりも少ないがボーナスを重ねていく。
あっという間に下皿もカチカチだ!
…が
気が付いたら下皿カチカチだったメダルは消え
追加でメダルの貸出…。
終了ギリギリでBIGボーナスを引いて閉店。
結果はちょいマイナスで終了。
パチスロ開放前に打っていたフィーバースターウォーズの勝ち分で打消し。
つまりはキレイにプラスマイナス0
しかし、僕はここで勝ち負けよりも大きな物を得た。
"目押しの大切さ"だった。
この日から僕はこの店に通うようになり、目押しを練習。
0コマ止め。いわゆるビタ押しも出来るように成長していった。
そして5号機になると今度は内部的な事を覚えていき
今ではリール配列と配当表を見るだけで数時間潰すことが出来る。
今そのお店は大手スーパーチェーン店に変わってしまった。
駐車場入り口のポールの位置だけが唯一の面影だ。
今まさに時代が動いている。
4号機から5号機に変わった時もみんな「もう終わりだ」と言ってた。
でも僕らは6号機になるまでパチスロを打っている。
確かに4号機から5号機に変わった時よりも厳しい事になっているのは間違いない。
だが僕はまだまだパチンコ・パチスロを打ち続けたい。
結局はメーカー任せだが、メーカーの努力でこれからも僕を楽しませてほしい。
先日ホールでジャグラーを打っていると
隣で若い男女が「ジャグラーのビタ押しムズっ」と言いながら
GOGOランプが付いてる台でリールが止まらないまま何周もしていく。
心の中で「ジャグラーのボーナスを止めるのにビタ押しは必要ないぞ。」とツッコミを入れつつ
リールを凝視してリズムを取っている二人を横目で見つめる。
そして一生懸命止めたボーナスを2人で喜んでいた。
鳴り響くファンファーレの中「ビタ押し上手くね?」なんて言っていた。
また心の中で「滑ってたけどね」なんて嫌味なツッコミをしているが
喜んでいる彼らを見ているとあの日の自分を思い出す。
きっと彼らもいつか僕と同じ気持ちになるのかな?と思いを馳せながらいつまでも光らない自分のGOGOランプを見つめ、そっとメダル貸出ボタンを押している自分であった…。
4
あいつさんさんの
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このコラムへのコメント(2 件)
コメントありがとうございます!
リプレイとかでも目押ししようとしてる人達とか見るとほのぼのしてしまいますよね。
同時に忘れかけてた何かを思い出させてくれるんですよねぇ。