【出張明け、戦場入り】 沖ドキGOLDと僕の8442円劇場

20:09。
スーツケースを家に放り投げるや否や、私はホールへと向かっていた。

ホールに着いて、ぐるっと一周。空き台ゼロ。
いや、正確には“選びたくない台”が一台。そう、沖ドキGOLD。

見たら3スルー、当該378G、有利区間は1092G。
悪くはない…けど良くもない。つまり、「やめといた方がいい台」。

……座ってた。
気づいたら、コイン入れてた。
それが運命の分かれ道になるとも知らずに。

そこからまさかの追加3スルー。
もはや笑えるレベル。

「これはもうだめか…」と諦めかけたその時、
来た、31Gでレギュラー。

「よっしゃ天国…？」

いや、レギュラーだし、有利区間もまだ2,000G届いてないし、何とも言えん。
続行一択（時間だけ気になるが）

そして地獄の567Gハマり。
時刻は21:25。
普通の人間なら席立ってる。
でも俺はもう半笑いでチカチカさせるマシーンになってた。

……光った。
これが、ようやくの天国。

ここから閉店までフルスロットル。
まさに「回せば光る、光れば回す」の無限ループ。

気づけば回収37,248円。
投資は28,806円。

差枚、＋8,442円。

勝ちは勝ち。でもこの8,442円には、
深夜の孤独・台との沈黙・そして無駄に汗かいたスーツの袖……全部詰まってる。

沖ドキGOLD。
お前、本当に金の亡者。
でも、また座るんだろうな。
出張明けの夜に。

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