過剰演出の過渡期

時代、時代において流行る演出あります。10年前にエヴァのぱちんこにおいて、図柄停止アクションを消して、アニメのワンシーンをそのままスーパーリーチにしたことがありました。その後、冬ソナでも実写ムービーがスーパーリーチに。これがこの頃に大流行。その後、タイアップが主流に。演出の映像を作るコストをそのままごっそり買う形に。

映像といえば、製作委員会方式が主流で、マクロスFのようにアニメ製作立ち上げから、パチンコメーカーがスポンサーに。結果アニメも成功、ぱちんこパチスロも成功の部類じゃないでしょうか。で、大一の話。去年、製作委員会としておそ松さん大ヒット。と同時に金色のガッシュのライセンス詐欺。と、ありました。思うに、タイアップのこれからの形として、人気のある映像を買い取る形でなく、製作前から青田買いしていくのがよろしいじゃないでしょうか。アニメ好きの人をぱちんこパチスロにとりこむ為のアニメタイアップでなく、面白いアニメを作る、面白いぱちんこパチスロを作る。それぞれ別のベクトルに向けていければと。

もう一つ、最近多いのがリメイク。みなし機撤去騒動以降、人気のあったみなし機のリメイクを作るパターンが未だに多い。風営法改正以降、ある程度時間が経ったらなくなっていくと思いきや。当時を知っていると１回は打つ事多いが、最初はいろんな不満が出てきて、がっかりする事多い。でも、別のものとしてみたら、面白い台も多い。

ようやく本題にいきます。ここ半年の台の評価ですが、その前提として。タイアップ元、リメイク元の良さを忠実に再現できてるかより、タイアップ元、リメイク元を知らない人でも面白いかどうか。に置きます。もう一つ。今は、演出のほとんどを各メーカー過去のヒット機種をベースに作る。それに他メーカーなどの人気のあった演出はいろいろ詰め込む。演出を一通り理解するのに、何十時間も打ち込む必要がある。もしくは、同じメーカーの過去の台をある程度知ってる必要がある。この辺は何も知らないこと前提で、分かりやすく面白い台かどうかに評価を置きます。

5点満点で。

ぱちんこ
トキオプレミアム(5点)
蘇りぱちんこ春夏秋冬(2点)
牙狼金色になれ～ザルバとの契約～(4点)
スーパー海物語inJapan(3点)
Fグレードザキング(3点)
ジャブジャブビート(1点)
海物語3R(5点)

小当りラッシュの台はまだ打ててないです。ジャブジャブビート、ロトパチはちょいちょい打ちたくなるスペックだけど、個人的にイマイチ。あと一歩惜しい気はする。羽根モノや普通機は、人気出るのが難しい機種だが、トキオプレミアムはよく出来てる。甘牙狼は、いつもなら当たらないような所でも当たったりするので個人的には良。牙狼独特の作りは初心者には不向きと思う点マイナス。海は人気のjapanを3点。不人気の3Rを5点に。海は好きだけど、個人的に勝った負けただけの点数かな。演出のウザさがjapan嫌い、シンプルな３Rは好き。グレードザキングはノーマルで当たった時の気持ち良さ、リールや透明リールガチャガチャ動いて外す気持ち悪さあるけど、まあ普通。この中で春夏秋冬だけはいっぱい言いたい事あるが、ここでは控えます。まあ、分かりやすい台という点を評価。

パチスロ
リノ(3点)
沖ドキ！トロピカル(3点)
ゲッターマウス(3点)
南国物語(1点)
プチマーメイド(5点)

リノ、打つ事滅多にないですが、余裕が出来たら是非打ちたい。沖トロは、あのコイン持ちの割に初当たりはそんなに重くない点、思ったほどボーナスの枚数が少なくない点加味して。南国物語は、演出系は最強。悪くないはずだが、気のせいか、沖トロと比べてボーナスが重く、獲得枚数が少ない気がする。ゲッターマウスは個人的に勝ててないのでこの点数。リール出目、演出は文句無し。プチマーメイド。大漁２好きだった人は是非打って欲しい。

この半年では、個人的にはプチマーメイドがヒット。シンプル演出がベストとは思わないけど、過剰演出と響くサウンドが重く感じるこの頃。プチマーメイドが非常に面白く感じました。そもそも自分の意見なんて、年がら年中コロコロ変わるし、たまたまの現時点での考えだけですが。

演出過多と思われる機種が多数ある中、さらに時間とコストをかけて映像や音にこだわった台を作るか、昔の台のようなシンプルな台に原点回帰するか、遊技の面白さ技術介入にこだわるか、遊びやすさ当たりやすさにこだわるか、何がウケるか、何がこけるか、業界全体が迷走している時に、ご存じのスペック規制と一般入賞口の問題。・・・

どうも、長くなりすぎました。たわいのないこの話はこの辺で。

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