一番勝った5日

単品の1日ではなく5日になってしまいますが
関係性・連続性があるので…

何年か前、そう4号機の末期まではいかない
スロッター達が熱にうなされていた時代

発端は某パチスロ漫画雑誌で募集された
『ヘタレ自慢コンテスト』
このコンテストの賞品が新宿・悟空での高設定打てる権
（今では信じられない）

紆余曲折あり

このコンテストの覇者は私になりました。
ようは『ヘタレofヘタレ』の栄冠に輝いたのです。
その輝いたヘタレエピソードはまた別の話…

20人くらいまで賞品あったかな？
（うろ覚え）
下は準・爆裂機の5から爆裂機の6、等
バラエティ豊か
そんな中ヘタレofヘタレの私には

・大花火
・インディージョーズ
・デカドンちゃん
・ハードボイルド
・獣王
の6打てる権！この中から1台じゃないよ
5機種全部打てる権！

発表を見たときは、何か感じたことのない感覚
例えばスポーツで県代表、国代表に選ばれたような昂揚感
（宝くじで現金が当たるのとは少し違う、これから現金掴みに行く戦闘モードと言うか。）

とりあえず先輩に15万借り、
当時、湘南新宿ラインがなかったので
横浜から通うのしんどいので有給使い5連休でいざ勝負！

当時、新宿駅南口は今ほど飲食店もなく
その代わりホテルとは少し違う、モーテル？
みたいのが数件あり格安に泊まれた
（狭いラブホみたいな内装、トイレ/シャワー共有）
真夏の実戦だったのでカバンにTシャツと下着を5日分入れ
レッツ新宿。

初日は大花火、並ばなくても指定台のある私は、入り口から少し離れた日陰で開店を待つ！
当時悟空は大人気店で長蛇の列、そんな中開店時間になると店員さんが
大きな声で
『ヘタレのお客様いますかぁぁぁぁ！』
と新宿の朝に響き渡らせる。

俺が（ごめんなさい、こんな時どんな顔すればいいか、わからないの）
みたいな顔で並んでる先頭の人より先に入店入店（すまなそうな顔して）
『ぷっ、ヘタレって！やめてやれよw（店員さんに）』
と先頭集団のお客さんから、ごもっとも

指定台に行くと
『（雑誌名・ヘタレ企画）チャンピオンヘタレのお客様設定6挑戦中』
みたいな札のついた大花火へ着席
（ごめんなさい、こんな時…《本日2回目》）
そんな恥ずかしい王様シートに座り
背後から『はっ？ヘタレ？ぷぷぷー（笑）』
と言う声を１時間に１回浴びながらも
やはり6の大花火は爆発力が凄く
2ケタGでポコポコ当たり、1G連もして初日は爆勝、この日が人生初万枚。
（1つ気に食わないことあるとすれば、応援に来てくれた同僚が近くの店で俺より勝ったこと。）

2〜4日も無難に勝ち、夜は歌舞伎町へ行き
モーテルに戻り泥のように眠り、朝悟空へ向かうと言う
何かパチスロマンガのキャラのような日を過ごす。ご飯は毎食松屋！
（松屋くらいしかなかった）

迎えた最終日、vs獣王
設定6の勝率/万枚達成率
共に過去から現在に至るまでNo.1だと思われるモンスターマシン。

当時、自分の目押しスキルは
中の上くらいはあったと自負してるので
取りこぼし何回かしながらも順調に
出玉を伸ばし終わってみれば
1万3000枚、少し物足りないが
休憩長めにとったのがイけなかったか…
（5日連続終日打ち続けた最終日、かなり集中力切れてた）

そんなこんなで5日合計4万枚ちょっと
換金60万ちょっと（ばりばり7枚）
新宿からの帰り時財布の中40万ちょっと
たぶん歌舞伎町で…
で、そこから先輩に15万お返しし
お礼の楽しい飲み会を…

あぶく銭とはよく言ったもので
残りのお金もペロッとなくなりました。

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