パチンコホール公営化の可能性。『マンガで分かる法律シリーズ：#05』(監修：木曽崇)

ピノコ木曽崇(監修) 違法？グレー？ギャンブル？マンガで分かる！パチンコパチスロと法律 (監修：木曽崇) ゆる調~パチンコパチスロゆるゆる調査隊~

【マンガで分かる『ぱちんこと法律』シリーズ】
#01：パチンコは適法な賭博です
 #02：風営法の意外な側面を解説！
#03：賭博はなんでダメ？刑法と風営法
 #04：三店方式ってなんで許されているの？
#05：この記事です

〇広告のNGワードをもっと見たい方はこちら→
ぱちんこ営業における広告、宣伝等に係る風俗営業等の規制及び業務の適正化等に関する法律違反の取締り等の徹底について(通達)

〇グレーゾーン解消制度についてはこちら→
経済産業省

『解説漫画』シリーズ過去回はこちらから！

パチ7編集長の衝撃ポイントまとめ

今回は業界内でも度々取り沙汰されている『パチンコの公営ギャンブル化』について、ですね。これね、私。深く考えもせず、なんとなくで賛成派だったんです。パチンコに付きまとうものは、いつだってグレーだ違法だという論調です。公営じゃないゆえ、線引き等が曖昧な部分が多い業界でもありますし。……であれば、と。

『公営化、私はアリだと思うんですよね』
『……編集長。例えば、ボートレース場って全国に何箇所あると思います？』
『えーと、確か全国で20くらいじゃなかったでしょうか？』
『そうですね。ではパチンコホールって全国に何軒ありますか？』
『……あっ！』

そうなんです。公営化というものを舐めていました。公営ギャンブルというものはそれぞれ競馬法など業法が存在していて、厳格に運営されています。当然、現在のパチンコホール数、約9,000軒がそのまま存在できるか、というとほぼ不可能でしょう、ということですね。……考えが浅すぎる(笑)

もちろんそれ以外にも難題が山積みなんでしょう。少なくとも私はもう、軽々に公営化なんてことは言えませんし、言いません。

さて木曽氏解説の『ぱちんこに関わる法律解説漫画』も今回で最終回です。20年近くパチンコ業界に身を置きながら、知らなかったこと、勘違いしていたことが盛りだくさん。もはや恥ずかしいを通り越しました(笑)

今回の漫画で解説企画、緊急事態宣言下で、パチンコが異常なバッシングを受けたことが発端です。それまでは『グレーで曖昧であること、これもパチンコの魅力よね』くらいに思っていましたし、今も思っています。ですが、だからと言ってそれを盾に開き直るのも違うな、と。やはり知るべきことを知らないと、その先を考えることも出来ないし、話も出来ないですもんね。

まぁそれは私の話。単純に知らない話を知ることは素晴らしいことですし、再度強烈なバッシングを受けた際に反撃しましょう！なんてことは言いません。そんなことないんだよ、と独りごちてください。それだけでも大きな一歩なんじゃないかな、なんて。

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この記事へのコメント（1 件）

ししょー: 投稿日：2021/01/06; 公営ギャンブル化は定期的に出てくるパチンコ税が議論される時にどうなるかかねえ。
そう言えば、前回の話にあった北沢戦争の時は凄かったね。当時近くに住んでたんだけど、街宣車が山程集まって、とんでもない雰囲気だった。下北沢には行かずに基本は笹塚で打ってた頃だな。おっさんの独り言でした