『朝コラ～33日目：パチスロ　ノリ打ち～』何があろうと恋人とのノリ打ちは人生屈指の楽しみです。

あしの『朝コラ』あしの朝の連続コラム～60日後に1位になるはずのSEO～

チワッスあしのです。本日のキーワードは「ノリ打ち」。

パチ7はユーザーさん同士のコミュニティの役割もあるのでいわゆる交流目的の「ツレ打ち」を（コロナ前は）奨励してた部分がありますが、ノリに関しては多分具体的な言及ってのは無いかも。なのでこれで検索したとて、おそらくパチ7は出てこないんじゃないかな。

では試してみましょう。「パチスロ_ノリ打ち」で検索！

1.パチンコ・パチスロのノリ打ちとは（ぱちタウン）
2.（個人ブログのため割愛）
3.（個人ブログのため割愛）
4.（個人ブログのため割愛）
5.（個人ブログのため割愛）
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15.初心者にもおすすめの連れ打ち（パチ7）

パチ7は15位。ぐらん君が書いた記事がヒットしてますな。大方の予想通りキーワードの性質上、上位は個人ブログが占拠しておりますが、トップはなんとぱちタウンさん。このキーワードでも取るか……！　すごいなぁ。

はいというわけで「ノリ打ち」。これに関しては結構みんないろんな考え方があると思うんですが、どっか特定の媒体に紐付いてるわけじゃないフリーの立場で好き勝手言わせて貰いますと筆者は「常識とルールの範囲内でやるなら全然良い」し、「トラブルがないなら超面白い」と思ってます。

ルールというのは各店舗のハウスルールですな。出玉共有禁止のところで共有したりとかはお話になんないので絶対ダメ。カードの使い回しとか店舗内での金銭のやり取りとか、この辺は言及するべくもないです。ちゃんと守りましょう。

常識、というのが難しい所で、例えば大人数でノッたりとか、あるいは元々無関係な人々がそのためだけに集まって……みたいなのはNG判定を下す人も多いでしょう。第一そんなのトラブルの匂いがプンプン丸だもん。単純に危ない。

お金を出して遊技するんだからプレイスタイルは最終的には自由であるとはいえ、金銭が絡む以上、礼節を守り、信頼できる人と一緒に楽しくやるべきだと思います。そしてそれが成立すると、いわゆる「チームプレイ」的な楽しさが味わえるゆえ決して悪いこっちゃ無いと思います。

繰り返しますが、ルールを守り、トラブル防止に努めながらやりましょうね。

★悲しい体質

筆者、若い頃は結構知り合いとノリ打ちしてましたが、最近は（周りで打ってるひとが少なくなったのもありますが）やる機会が少なくなってます。嫁さんが全くパチンコやパチスロを打たない人だ、というのも大きいかも。なんせ筆者、その時付き合ってる女性がパチスロを打つ人である場合、二人で一緒に打ってノる。というのが結構好きだったんですよね。

恋人とのノリ打ち。

これは人生で数ある楽しいことの中でも、かなり上位に食い込む「楽しい事」のひとつです。二人して大勝利して高いレストランでいい肉を喰うとかね。もちろん二人して負けてギスギスする事もあるのですけど、振り返ると大変良い思い出になってます。

……その昔、パチスロを打つ女性とお付き合いしてた頃の話です。

その日も例によって並んで打ってたのですが、実はその時の彼女というのが、独特の匂いがする女の子でした。主にワキから。そう。彼女はワキに爆弾を抱えていたのです。

これ、そういう体質の異性と付き合った事がある人あるあるなんですが、付き合ってる時は相手の匂いってほとんど気にならないんですよ。なんならちょっと好ましいとすら思ってます。筆者はこれを「鼻が惚気（のろ）ける」と表現してますが、当時の筆者はまさしくその状態でした。それに彼女本人もワキの爆弾を自覚しててかなり色々塗ったりしてましたし、お陰様で日常生活にてそんなに気になる事は、なかったのです。

が、その日は真夏。しかも朝から長時間並んでから入場したので、彼女のアポクリン腺もフルオープンというか、筆者の鼻をして「おっ！？」と思しめるくらい、剛速球の香りが醸成されており。普段ノリ打ちするときはなるべく隣で打つようにしてたのですが、流石にちょっと気になってしまいました。

これ、相手に言うのが優しさなんだと思います。

でも筆者、ダメなんですそういうの。言ったほうが相手の為だと分かってるのですけど、どうしても言えない。彼女を傷つけたくないし、同時に自分も嫌われたくないから。明らかにそこに横たわってる体臭という問題を目にしつつ、それに気づかぬ風を装い、放置するわけです。ただその日は放置するには目に余る状況になっていたので、筆者は「移動」をセレクトしました。

「ちょっと俺、あっちで打つわ」
「あ。そうなの？　何かいい台あった？」
「うん──。じゃ、あとで。頑張って」

メダルを持って別の台に移動。移動した先は4号機「キングキャメル」です。当時まだリリースされたばかりの新台で客付きも結構良かったのですが、一台空いてました。滑り込むように着座して持ちメダルを飲ませ、追加投資を開始。ノリ打ちなので一応状況を細かくショートメールで報告しつつプレイを続けます。そしてふと気づいたのですが、右隣で打ってる女と左で打ってる男はどうやらアベック（死語）らしく、何かある度にどっちかが立ち上がって、筆者の後ろをぐるりと周り込んで、もうひとりの耳元になんか報告しては喜んだり笑ったりしてます。

良くある事だし微笑ましいのですが、問題だったのが、どうやら男の方がまた、ワキに爆弾を抱えしだった事です。

おいおいこっちでもかよ、と思いました。しかもこっちは赤の他人で、しかも同性ゆえ、いい匂いもクソもない、ただの腋臭です。なんてこった、これなら彼女の匂いの方が100倍マシだ。いや、1000倍だよ。

（天罰か……）

筆者は後悔しました。愛しい彼女との、最高に楽しいはずのノリ打ち。たかだか匂い程度で移動をした筆者に神が下した制裁です。腋臭にプラスして、うしろをちょこちょこ通って騒ぎながら打つ感じもハラ立ちましたし、そもそもキングキャメルのリールの動きが非常に気持ち悪い。どんどんムカついてきました。

（腹減ったから休憩いかない？）

耐えかねて送ったショートメールの返信はすぐ来ました。

（うん。行こうか）
（じゃあ、はなまるうどんで）
（分かった。先行ってて）

休憩札を刺し、普段よく使ううどん屋にて待っていると、彼女が来ました。二人して並んで麺を購入して好きにトッピングを加え、そうして並んでかっこみます。

「ねぇ、わたしの台、もしかしたらビッグバン入ったかも」
「え、マジで？」
「うん。今5連目」

朝、筆者と彼女が並んで打ってたのは「ネオプラネット」でした。彼女はそこから移動しておらず、今打ってるのももちろんそれ。かの機種は「ビッグバンモード」という高ループの天国モードを搭載しており、一回入るとまあまあ炸裂するので知られておりました。んな滅多に入るもんじゃないのですが、面白かったのがこれが外部から見分ける術がなく、連チャンが伸びれば伸びるほど「もしかして」と思わせてくれる仕様になっていたこと。

ほとんどの場合はただの天国モード（1/3でループする）なのですが、5連くらいから「もしかして」みたいな気分になるゆえ、彼女はちょうどワクワクしてる所です。

「えー。いいなぁ！」

もし二人で打ってたら、筆者もきっとワクワクしてたし、一緒にソワソワしながらその連チャンの伸びを見守ってたことでしょう。悔やまれます。でも、良かった。とりあえず5連してるなら出玉もそれなりにあるでしょうし、もしかしたらトータルでプラ転できるかもしれない。安堵。彼女の自慢げな顔をみてると、気が緩みました。

「キングキャメルどう？」
「いやー、気持ち悪いよ……。リールもなんだけど、隣の奴がワキガでさ！」

迂闊！！　うっかり口を滑らしてしまいました！　スッと目をそらす筆者。

「いやいやいや。あー、ね？」

などと言いながら、汁だけになった丼に七味唐辛子を何度か振りかけます。横目で様子を見ると、彼女がちょっと、悲しそうにしてるのがわかりました。胸が痛みます。筆者はタバコに火をつけ、当時は当たり前に店内にあった灰皿に一度灰を落としてから、頷いて続けました。

「きみは大丈夫だけどさ」

人はこれを誤魔化しといいます。あるいは「優しい嘘」と。彼女は寂しそうに笑いながらうどんを食べ終え、我々は連れ立ってお店に戻りました。キングキャメルに戻ると両隣のアベック（死語）は既におらず。快適な環境になってはいましたが、何となくさっきのうどん屋の事が気になり、筆者はまたメダルを持って彼女が打ってるであろう「ネオプラネット」に戻る事にしました。

彼女の台の連チャンはすでに二桁に達し。いよいよビッグバンモードが濃厚になって来ています。無表情で打つ彼女の隣に着座。目が合いました。

「よう」
「よ」

短く挨拶をしてまた、黙々と打ち始めます。口は災いの元。と言いますが、折角「かたっぽがボコ出ししてる」という、ノリ打ちにて最も楽しい瞬間なのに、いまいち楽しめず。それよりも、どっかでちゃんと話したい欲求に駆られました。もう筆者はワキの爆弾から逃げません。知らん兄ちゃんのは臭かったけど、君のはちっとも臭くないよと、ちゃんと言葉にして伝えなきゃ。回転するリールを眺めながら、心に誓いました。

どこかのタイミングで、体臭ごと愛していると伝えよう。と。

……結局その子とはその後、2年ちょいくらいで別れる事になるのですが、爆裂時代のオモロい期間に一緒に打ってた事もあり、未だに「ノリ打ち」と聞くと、あの匂いを思い出します。あの子、手術したかなぁ……。

以上、本日はここまで！　今日も頑張っておいで！

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この記事へのコメント（6 件）

あしの: 投稿日：2021/08/27; トロンボーンさん
おはざす！　悲しい現実……。まあ年を経ると友達減りますよね。特にパチンコ打つ人となると、かなり少ないし。匂いに関してはホントその通り。なんかの拍子に同じ匂いをかいでフワッと思考が思い出に飛んだりしますね！

あしの: 投稿日：2021/08/27; ししょーさん
おはざす！　うちのはるちゃんも全く打たないので寂しい限りッス。とはいえもし打つなら家計絶対傾くのですけどもｗ

あしの: 投稿日：2021/08/27; 貯金爆弾さん
おはざす！　ほんとだ、最後に名言を！ｗ　オイラは一時期狂ったようにノリ打ちしてましたが、今は全然ですな。今後もたぶんそんなにないと思うので、わがノリ打ち人生は終わってしまいました。嫁さんパチンコうつのいいなぁ……。

トロンボーン: 投稿日：2021/08/27; 友達ほぼ皆無という事実(涙)から目を背けつつ、集中して打ちたい派なのでツレ、ノリはしないんですよね。
楽しさもあると分かっていても隣に仲間が座っていると気を遣って集中できなくなってしまうんで・・・

あと、好きな人の香りに関しては『俺匂いフェチになったのか？』っていうくらい確かに気にならなくなりますねw

ししょー: 投稿日：2021/08/27; うちはかみさんが全く打たない派。恋人とのノリ打ちはしたことないな。
貯金爆弾さんの「人生ノリ打ち」良いですね！

貯金爆弾: 投稿日：2021/08/27; パチ＆スロ歴30年以上ですが、ノリ打ちって通算5回もやってない気がする。
いかんせん自分、小役を故意にこぼして遊んだりするので、ノリには向いてないんですな。

まあ、出玉共有できる店で、嫁から玉をもらったりは普通にしますけど。
（なお、自分はいつもハマるので、こちらが玉をあげることは滅多に無い模様）

てか、嫁とは｢人生ノリ打ち｣みたいなものですからね（ｷﾘｯ）