パチスロ「メタルギアソリッドスネークイーター」/KPE

超人気ゲームが遂にパチスロに！

擬似ボーナス搭載（BIG・REG）

ART平均継続G数は350Gで純増は約2枚

7月15日(金)KPEから新機種パチスロ「メタルギアソリッドスネークイーター」が発表されました。本機は擬似ボーナス(BB、RB）+ARTタイプの機種で、全世界シリーズ累計販売数4920万本以上を誇る人気ゲーム「メタルギアソリッド」とのタイアップ機種。パチスロで再現される内容は「メタルギアソリッドスネークイーター」となっています。

新筐体とリール配列

前代未聞の全面液晶筐体「BIGBOSS」

全面液晶なのでレバーやボタン部分が筐体から離れている！

いやはや、よくぞこんな筐体を思い付き、世に出しましたよ、KPEさん。パチスロ歴約20年の私もこんな筐体が出てくるとは思いませんでした(笑) このレベルになると実際に目にしてみないと、どんなものかイメージ湧かないですよね？

レバーなどのユニット裏にも遊び心が。

液晶リール上にも押し順ナビなどが出現

下皿はかなり狭く感じましたね。灰皿ナシタイプ

最大16台連結デモムービー

うん。もはやパチスロのカタチをした新しいエンターテイメントという感じです。発表会で披露された連結デモムービーはなかなか壮観な光景でした。

とはいえこいつはあくまでもパチスロ、肝心のゲーム性にも少し触れたいと思います。

スペック概要

設定	ボーナス・ART 合算初当り確率	出玉率
1	1/266.9	97.5%
2	1/258.6	98.9%
3	1/251.1	100.6%
4	1/240.4	103.9%
5	1/232.7	106.8%
6	1/220.2	110.6%

50枚あたり回転数（通常時ベース）	約47G
レア役成立確率	約1/33 （約20%が強レア役）
ART純増枚数	約2.0枚/G
ART平均継続G数	約350G
ART突入時平均期待枚数	約700枚
エンディング到達時平均期待枚数	約2600枚

なんだこの合算初当り確率は？ と思った方が多いですよね。正直、私もそうです(笑) ただし通常時ベースとART平均継続G数、期待枚数を見て納得。つまるところ、ARTには入りにくいが1回のART期待枚数を重視している、そういうことですね。実際にメーカーの方も「駆け抜け50枚～100枚」というARTは避けたかったとおっしゃっておりました。

このあたりはユーザーさんの好みにも依る部分かと思います。現状のAT・ART機は比較的突入しやすいけど、単発駆け抜けパターンが多い傾向。違う傾向の機種が登場するのは選択肢としてアリだと個人的には思いますよ。

G数不定バトル型ART「スネークイーター作戦」

本機のART「スネークイーター作戦」は大きく3パートに分かれます。「オープニング演出：平均10G」→「バトルパート：G数不定」→「（バトル勝利で）潜入ステージ：30G」という流れ。

G数不定のバトルパート

気になるのはやはり「G数不定のバトル」ですよね。これは単純にスネークvs敵キャラのバトルが繰り広げられるパートなんですが、その名の通り「規定G数」というものが存在しません。敵の体力が無くなるか、スネークの体力が無くなるまでARTが継続するという仕様です。

しかもスネークの体力はレア役成立時などに全回復する可能性があるので、実際の試打でも1バトルで100G超という状況も珍しいものではありませんでした。もちろん、敵キャラを倒せば、次の対戦相手とのバトルが始まります。こちらも当然G数不定型。

バトルパート画面

バトルパートの概要を簡単に言いますと、

●ダンボール・レア役が成立するほど、スネーク側が流れを掴み、攻撃しやすくなる
●リプレイが成立するほど、敵側が流れを掴み、攻撃されやすくなる

ということですね。成立役によって敵と流れの奪い合いを行い、流れを掴んだほうが攻撃する、というイメージ。流れが良くなりさえすれば、成立役がリプレイだろうともイケイケ状態でスネークが攻撃したりするので、流れはかなり重要かと。

このG数不定型バトルの存在がART平均継続G数350Gのカギを握るわけですね。

ちなみに画像の右上にあるバーは敵の体力や現在の流れの状態を示しており、リール左のバーはスネークの体力を示していますよ。スネークの体力（最大で4）が尽きる前に敵を倒せば勝利。

デュアル特化ゾーン「ビックボスタイム」

ビックボスタイム中は「セーフティゾーンG数の獲得」と「バトル勝利権利の獲得」という2つのチャンスがあるので、デュアル特化ゾーンと呼ぶらしいです。

バトル勝利権利というのはその名の通りなのですが、セーフティゾーンとはなんぞや？ですよね？

セフティゾーンG数というのは「バトルパート時に敵から攻撃されない安全なG数」のこと。つまり、このG数が残っている限り、敵からの攻撃は無く、一方的に攻撃するチャンスとなるG数というわけですね。

派手な筐体ですが、分かりやすいゲーム性

派手な筐体や、ゲーム未体験者には耳慣れないワードが多いので、取っ付きにくい印象を持つかもしれませんが、ゲーム性は意外とシンプルです。

前述したバトルとボーナス後とART後に付いてくる50G+αの引き戻しゾーン的な役割のサブシスタンスゲーム、コンテニューゾーンがちょっと特殊かな、くらいのもんです。基本はチャンスゾーンでボーナスを引き当て、ARTに突入させる、という王道パターンがメイン。打てばスグに理解は出来ると思います。

発表会後は試打会開始！

パチ7メンバー

今回の発表会後に改めて試打会が用意されておりました。13時～17時という長丁場。こういう試打会って比較的珍しいんです。KPEさんのやる気が伝わります。媒体社さんも20社以上さんかされていたのではないでしょうか。

パチ7メンバーも色々な思惑を胸にひたすら回しておりましたよ。どんな企画が出てくるかはお楽しみに！