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1 機種概要
2 設定6挙動 考察ポイント
3 通常時: AT「強カワRUSH」直撃に関する考察
5 全状態: BB初当り「エピソードボーナス」に関する考察
6 その他要素に関する考察
7 設定6試打データ詳細

今回は2023年9月4日からホール導入予定の『L戦国乙女4 戦乱に閃く炯眼の軍師』(オリンピアエステート/平和)の設定6試打をさせて頂きました。ついに待望の乙女シリーズからスマスロ登場ということで、シリーズファンのわたくしはかなり期待していました。

打ってみた感想は、歴代乙女シリーズを踏襲しつつも新しい要素が散りばめられており好印象でしたね。ゲーム性は5号機AT/ART機全盛期と遜色ないんじゃないでしょうか。

そんな本機の設定6挙動がどのようなものになるのか、試打データを基に考察して参りましょう。
 

機種概要

確率・出玉率

※コンプリート機能搭載
※1000円(50枚)あたりのゲーム数：約32G

天井条件と恩恵

ゲームフロー

通常時は巫女カウンターを減算していき「0」になるとCZ抽選が行われます。CZor規定ゲーム数によるボーナス当選を目指すのが通常時の基本の流れ。このほかに直撃AT抽選などもあります。

ATへのメインルートは戦国乙女ボーナス中の突入抽選。上位のエピソードボーナスは当選時点でAT突入濃厚です。

AT中は直乗せ・出陣ボーナス抽選が行われ、出陣ボーナス中にはゲーム数上乗せ抽選が行われます。また、上位ATとなる真強カワラッシュに突入すれば純増枚数が約5.0枚/G(通常ATは約2.5枚/G)にアップ。AT残りゲーム数がなくなると引き戻しゾーンに移行し、引き戻しに成功するとATゲーム数が上乗せされATに復帰します。失敗で通常時へ。

L戦国乙女4の基本情報はこちら

設定6挙動 考察ポイント

※【本企画の注意事項】読み進めて頂く前に
本企画では実際のホール実戦を想定して、少ないゲーム数で早めに見切れるポイントなどを考察することもひとつの目的です。実戦に即してサンプル数も少なめになっているため、偏ったデータになる場合もありますが、それらも含めてライター「ツバサ」が設定6挙動を考察する内容となります。ご理解のうえ、読み進めていただけますと幸いです。

1.通常時: AT「強カワRUSH」直撃挙動

今回の試打において、設定6と設定4においてレア役成立後にAT「強カワRUSH」が直撃する挙動あり。現状ではいずれもレア役成立後に前兆経由で直撃する形となったので、レア役での抽選がメインとなりそうですが、何も引かずに直撃する場合もあるかも？

2.通常時: AT「強カワRUSH」引き戻し挙動

設定6と設定4においてAT「強カワRUSH」終了後の通常転落後に前兆を経由してATを引き戻す挙動あり。前兆ゲーム数が32Gを超えるケースだった為、最初は短いスパンで直撃をしたのかなと思いましたが、過去乙女シリーズにおいてARTの引き戻しに設定差が存在したように今作でも引き戻しに設定差が存在するのではないかと予想。

▲
取材後の調査でATの引き戻し率に設定差がない可能性が高まりました。
考察記事ではありますが、不確かな情報で困惑させる恐れがあるため考察ポイントから除外しました。
※2023.9.02追記
 

3.通常時: 初当りBB「エピソードボーナス」出現率

設定6において、乙女アタック非経由での初当りエピソードボーナスの出現を確認。初当りエピソードボーナスは出現時点でAT「強カワRUSH」突入も確定するので、おそらく設定差がある部分と予想。滞在モードによって初当りボーナス種別の振り分けが異なってくるのではないかと予想。

その他、終了画面・カウンターマックス時の乙女アタック出現率・各小役成立時のカウンター減算値など気になる要素もいくつかありましたが、推測のメイン要素となりそうなのは上記3点と予想。


それでは、実戦値を基にそれぞれ考察してみましょう。

通常時: AT「強カワRUSH」直撃に関する考察

強カワRUSH概要

上記の通り、基本的にはボーナスを経由してAT突入を目指すゲーム性となりますが、今回の試打においてAT直撃挙動を確認。
 

AT直撃当選の解析値が判明！※2023.09.04追記

直撃ATは毎ゲーム抽選が行われ、強カワループ状態(【強カワループ_解析】の項目を参照)移行抽選も行われるため、当選率より実質的な出現率のほうが若干高くなる。なお、直撃通常AT出現率には設定差があるがAT終了後も一定の確率で引き戻し抽選が行われるため、AT終了後にAT告知が発生した場合はサンプルから除こう。
(※機種ページから引用)
 

AT「強カワRUSH」直撃当選率(実戦値)

実際の各設定別の出現率は上記の通り。設定6と設定4では1回ずつ確認できましたが、一番通常時を長く回していた設定1では未確認という形に。

初代戦国乙女でもCB成立後のART直撃に大き目な設定差があった事から、今作においてもAT直撃挙動には設定差がありそう。打感としては複数回確認出来ればかなり高設定に期待できるくらいの設定差と予想します。

直撃ATの契機について
設定6,設定4いずれにおいても強レア役成立後に前兆が発生し、連続演出を経由してATが告知されるという流れだったので、基本的には強レア役経由での当選となりそう。現段階ではリールロック2段階+弱レア役や、レア役なしでも直撃する可能性があるのかは不明ですが、通常時からATが直撃する挙動には要注目。

通常時: 初当りボーナス振り分けに関する考察

初当りボーナス時の振り分け(実戦値)

実戦値において通常滞在時の初当りボーナスの振り分けは上記の通り。設定6のみ初当りからエピソードボーナス出現を確認(ただし、一度は乙女アタック時にイエヤス獲得による恩恵)。

また、設定6は基本的に30Gの振り分けのみしか確認できなかったにも関わらず、設定4, 設定1ではそれ以外の振り分けも確認。これらのゲーム数振り分けは特に設定差がなさそうな気もしますが、乙女アタック非経由でのエピソードボーナス出現はかなり気になる要素。
​

エピソードボーナス出現条件予想
エピソードボーナス出現時は、本前兆中にレア役を引いて格上げされた感じではなかったので、規定ゲーム数やレア役からボーナス当選した際に現在滞在しているモードなどを参照して振り分けられているのではないかと予想。

筐体メニューからエピソードボーナス出現数が確認可能

前任の方が打-Winを入れっぱなしにしていなくても、エピソードボーナスの出現数を確認することが可能。仮にエピソードボーナスの実質出現率に設定差があると場合、データサイト上から直撃や引き戻し履歴を見抜きつつ、液晶データからエピソードボーナスの出現数を考慮することでその日の高設定台をある程度絞り込むことが出来るかもしれませんね。
 

その他要素に関する考察

乙女アタック関連の実戦値

乙女アタック概要

通常時は巫女カウンター「0」でCZ「乙女アタック」への突入抽選。敵キャラはオウガイ＜ムラサメ＜コタロウ＜シロの順で撃破期待度がアップします。なお、イエヤス・ウジマサ・ノブナガで勝利すればエピソードボーナス濃厚なので、ボーナス振り分け考察で触れた初当りボーナス種別のサンプルからは除外したほうがいいかもしれません。
 

乙女アタック当選率が判明！ ※2023.09.04追記

設定別乙女アタック関連の実戦値

通常時の乙女アタック当選率には設定差がないといっても差し支えなさそうな結果に。成功率に関しても今回の実戦値においては特に大きな設定差があるという感じでもないので、CZ周りは設定差があったとしても微差なのかなという感触。基本的な初当りに関する設定差は冒頭3項目で触れた部分がメインになってくると予想。
 

AT終了画面振り分け実戦値

AT終了画面の詳細はまだ分かりませんが、過去のオリンピア機種ではお馴染みのスタンプから予測はできますよね。デフォルトと思われる画面はもしかすると偶数奇数の示唆を行っているかも!?

終了画面	設定6 実戦値	設定4 実戦値	設定1 実戦値
ノブナガ (デフォルト？)	28.6% (2回)	25.0% (2回)	16.7% (1回)
ヨシモト (デフォルト？)	未確認	25.0％ (2回)	未確認
モトナリ デフォルト？)	28.6% (2回)	37.5% (3回)	83.3% (5回)
戦国乙女ロゴ+ 可スタンプ (設定2以上？)	28.6% (2回)	未確認	未確認
カンスケ+ 吉スタンプ (設定3以上？)	未確認	12.5% (1回)	未確認
ウジマサ+ 良スタンプ (設定4以上？)	14.3% (1回)	未確認	未確認
全員集合+ 優スタンプ (設定5以上？)	未確認	未確認	未確認
卑弥呼+ 極スタンプ (設定6濃厚？)	未確認	未確認	未確認

試打での振り分け実戦値は上記の通り。AT復活時でも画面が出現するのでそれらもサンプルに含めて問題なさそう。最近のオリンピアさんの傾向として終了画面は割と出やすい印象で、今回もサンプル数が少ないながらも確定系(推定)がしっかりと出現。ただし、出なかったからといって高設定を否定するわけではないはずなので、直撃AT・引き戻し・初当りエピソードボーナスなどに注目しながら多角的に判断をしましょう。
 

戦国乙女BONUS終了画面

戦国乙女BONUS終了画面
終了画面	モード期待度
	低
	↓
	↓
	↓
	↓
	↓
	高

戦国乙女ボーナス終了後は次回の滞在モードを示唆しているとのことですが、今回の設定6試打においては上2つの「山本カンスケ」「イエヤス＋ヨシモト」の2種類しか確認が取れず。今回の試打結果では設定推測で参考になりそうなものは見いだせませんでした。

導入後の稼働が始まった際には、サンプルを集めることで設定狙いだけでなく、期待値稼働においても周りと差をつけていくヒントになるかもしれないので、しっかりとデータを採ってみていきましょう。
 

巫女カウンターの減算値

CZ抽選を司っている液晶右側にある"巫女カウンター"。こちらの数字はリプレイ・弱チェリー・スイカ・チャンス目・強チェリーなどで減算。「パチスロ戦国乙女〜剣戟に舞う白き剣聖〜西国参戦編」において、これらの減算値に設定差があったので、今回の試打でもサンプルを集めてみましたが、今回の試打では特筆すべき結果にはならず。とはいえ、減算の数値によって確定系などが存在する場合もあるかもしれないので、サンプルを集めてみて損はないかもしれません。
 

AT「強カワRUSH」終了後の引き戻し

AT直撃挙動と同様に設定差がありそうな挙動として、引き戻しAT当選を確認。

個人的には直撃ATよりも引き戻しATの出現率の方がサンプル分母数の関係上、より設定差を感じやすくなってくるのではないか？と予想しています。
 
▲
取材後の調査でATの引き戻し率に設定差がない可能性が高まりました。
考察記事ではありますが、不確かな情報で困惑させる恐れがあるため考察ポイントから除外しました。
※2023.9.02追記
 

AT引き戻し仕様&当選率が判明！ ※2023.09.04追記

(超)強カワループ状態滞在時は、毎ゲームで契機発生抽選が行われる。契機発生に当選すると状態が転落するか直撃ATに当選するかが振り分けられる(転落時は通常へ転落)。

▼強カワループ状態滞在時の契機発生当選率

▼契機発生当選時の振り分け

※機種ページから引用

AT「強カワRUSH」終了後、引き戻しAT実戦値

引き戻しATの条件として、前回「強カワRUSH」終了後に特定役を引かずに前兆を経由し再度AT直撃挙動をしたものをサンプルとしています。設定6は有利区間完走をしてしまった関係もあり、引き戻しサンプル数が少ないですが、設定4でも4回に1回の割合で引き戻しを確認。今回の実戦が上ブレしてしまった可能性も否めませんが、AT直撃挙動と併せて引き戻し挙動にも注目していきたいですね。

AT引き戻し時の挙動
今回の試打においては前回AT終了後から最大48Gで告知される形となりました。いずれもAT終了後に特定役を引いていないにも関わらず前兆を経由してATが告知されたので引き戻しであるという判断をしていますが、AT直撃の項目で触れたように特定役なしでの直撃挙動がある可能性も否めないので参考程度に。とはいえ、初代戦国乙女でもART終了時の引き戻し抽選に設定差が存在していたので、今作でも踏襲している可能性が高いと思われます。

▲
取材後にAT引き戻し(強カワループ)仕様が判明しました…。
過去の戦国乙女シリーズの仕様と試打結果と合わせて考察して、設定差を感じられる結果ではあったのですが、残念ながらハズしてしまいましたね…。
※2023.09.04追記
 

上記のほかにAT中の「ヤマカンチャンス」(押し順あてによるボーナス当選)、弱レア小役からのボーナス高確移行などの気になる要素も存在。今回は設定差を感じるサンプル差には至らなかったのですが、つい細かな部分を気にしてみたくなるほど様々な要素が存在していますので、皆様で取捨選択をして考察していただけると幸いです。
 

設定6試打データ詳細

（C）HEIWA
Character design by SHIROGUMI INC.

あとがき

大好きだった乙女シリーズ、ついに本命スペックと言えるものが出てきたなという感想。直撃AT、引き戻しAT、初当りエピソードボーナスといった5号機全盛期のボーナス+ATタイプの王道なゲーム性でかなり多角的な設定推測を楽しむことが出来そう。

出玉がハネる要素もかなり多彩なので、打ち込めば打ち込むほどにこの機種の様々な顔を垣間見ることが出来るでしょう。ホールでの稼働が始まった際はデータの上がり方に注目し、データ上から直撃ATや引き戻しATが見抜けるのかどうかを様子見しつつ、もし見抜けるようであればそこから後ツモなんかも狙えるんじゃないかなぁ～と想像したりしてます。

本機は2023年9月4日〜ホール導入予定です！


全体的に設定推測が難しくなる機種が増えてきて、わたくしとしては非常にやり甲斐を感じており、できる限り自身で気付いたことを発信していきたいと思っています。今後もかなりの注目版権が控えて盛り上がってきているパチスロ市場をわたくしとみなさまで共に盛り上げてまいりましょう！

L戦国乙女4の基本情報はこちら

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