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時代~鈴虫の一分~

時代~鈴虫の一分~

2016.08.11

時代~鈴虫の一分~第0話

鈴虫君 鈴虫君   時代~鈴虫の一分~


以前、パチ7のサイト内で連載していた負けている人間にスポットをあてたインタビューがあった。こいつら、負け方を極めるために修行しているんじゃないかと思えるほどのモンスターばかりで、進行役を務める自分はたびたび言葉を失った。


なんで、みんなそこまで負けるのだろう。パチスロは、数ある勝負事の中でも簡単に、そして楽に勝てるものなのに不思議である。まず、パチスロで勝つために、160キロの速球を投げたり、100メートルを9秒台で走るような人間離れの技はいらない。
 

ほぼ週刊勝利人番外編「負けている人に学ぶ」


誰でも理解できる基本と、ちょっとしたセンス、あとは強めのメンタル、これがあれば絶対勝てるとは言わないが、年間トータルでマイナスを叩くことはないと思う。


自分はこの話をパチ7編集長に軽い気持ちで、やや上から目線で話したのだが、ブーメランとはまさにこのこと。いや、ブーメランならまだいい。自分はギャグ口調で、ゆるく紙飛行機を投げたつもりでいたのに、編集長は戦闘機を送り込んできた。


「じゃあ、お前やってみろ!」


なあ、鈴虫君、あんた昔はスロプロだったんだろ。今だって勝てるよな、でかい口叩くんだからそりゃ勝てるだろ。


会議室のテーブルでシナモンティーを飲みながら、日本の国防について議論していた政治家が、いきなり軍服を着せられ最前線に立たされたような、まさに急転直下の出来事。


自分は必勝ガイドやスカパーなどの専門チャンネル内において、パチスロで勝利することとは対極のポジションにいる。ただ、それは自分がその生き方を選択しなかったから。


誤解を恐れずはっきり言わせてもらおう。誌上プロをはじめ、メディアなどに出ているプロと呼ばれる連中は、勝つためにやること、それを当たり前にやっているだけ。特にすごいことをやっているわけじゃないから。


そんなのやろうと思えば俺にだってできるよ。ノウハウはわかってるんだし、やるかやらないかの差だけで、あいつはパチスロが上手いだとか下手だとか、まったくどうかしていると思うけど、下手だと思われたまま過ごすのは納得がいかない。


いいか、自分は昔、パチスロを打って生活していたことがある。そう、今から10年以上も前の話だ。昔の感覚を取り戻して今から勝つことはできるのか…そりゃ難しいよ。ホールとか知らないし。


しかし、諦めるわけにはいかない。パチスロを打つなら勝ちたいし、勝てることを証明したい。編集長を見返したいし、お金だってほしい。最後に一番の本音が出てしまったけど、とにかく勝ちたいんだ。


あのとき、俺はプロだった。今も通用するのか、華麗な復活劇がここから始まる。

 

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鈴虫君
代表作:ほぼ週刊勝利人、負け人相談室、時代~鈴虫の一分~

北海道釧路市出身。大好きなパチスロを打って楽に暮らせると思い込みライターになる。パチスロ必勝ガイドを中心に多岐にわたって活躍している…わけではなく、他人のおこぼれにあやかろうと必死にしがみついている。好きな機種はカイジとニューパル。

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