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インタビュー・ウィズ・スロッター(稀にパチンカー)
2017.03.20
ボンボンから◯◯への高低差がスゴい! P-martTVでお馴染み『TERU』社長インタビュー前編!
2月某日。浅草のもんじゃ焼き屋だ。
遅刻の非礼を詫びつつ席に着くと、恰幅の良い男性が朗らかに微笑みながら名刺を差し出してくれた。
『P-martTV』の運営母体である「株式会社いなばNEXUS」の社長、TERU氏その人である。
インタビュー・ウィズ・スロッター。11人目にしていよいよバリバリの実業家が、満を持しての登場だ。 甲子園球児の如くペコつきながら挨拶を交わす。 これは失礼があってはいけない──。
固く胸に刻みながらとりあえずビールを注文する俺。 場を取り持ってくれた編集長が同席する中、インタビューは静かに始まった。
★ボンボン時代。
──では、早速……。わざわざお越し頂いちゃってすいません。今日は宜しくお願いします。
「宜しくお願いします。……とりあえず何か食べます?」
──あ、自分ついさっきメシ食っちゃって……。
「あ、ここのキムチ美味しいですよ。すいませんキムチ2つッ!」
──あぁ、なんか恐縮です。すいませんホント……。では早速なんですが、TERUさん、ご出身はどちらですか?
「小3まで兵庫県で、そこから一家で夜逃げして埼玉に──」
──オウッ。ちょっと待って下さい。始まって5秒くらいで夜逃げって単語が……。ええと……どうしよう。詳しく聞いていいですか?
「これねぇ──いいですか、普通に語っちゃって。うわ、こんな事なかなか無いなぁ……」
──どうぞ。モリモリ語ってください。
「僕ねぇ……お爺ちゃんがすごい商売人で、家がとても大きかったんですよ。元ボンボンなんです」
──元ボンボン……。その『家』ってのは兵庫の……?
「川西市です。私立の──半ズボンの制服があるような所に行かせて貰ってて。……同じ学年に◯◯の社長の息子とか、芸人の◯◯の息子とかがいたり。ボンボンの学校でした」
──うわ、それはホントにボンボンですね。
「ボンボンです。習い事も沢山してましたねぇ」
──どんなのをされてました?
「水泳とか、エレクトーン……あと子供空手や、なんならトランポリンとかもやってましたね」
──俺、トランポリン習ってた人とお会いしたの人生で初めてです。お爺様は元々、何をされてたんですか?
「それがねぇ、僕子供だったんで良く分からないんですよ……。でも、結構早めに仕事を辞めて、パチンコを打ってたのは覚えてます。僕お爺ちゃんの膝の上に座って、打ち出しの所に玉を入れる役をやってました」
──自動補給システム! 悠々自適ですねぇ……。お婆ちゃんはどうでしょう?
「お婆ちゃんは僕が小2の時に亡くなったんであんまり覚えてないんですけども……なんか家に着物屋とか来てたのは覚えてます」
──おぉう、着物屋……。金持ちワードが……。
「子供の頃は家に色んな人が来てましたよ。僕が読みたい本とかは、全部本屋が直接届けてくれたり──」
──昭和のアマゾン! 時代を先取ってますね……。てかなんでその状況から夜逃げとかに繋がるんでしょう。
「お爺ちゃんの娘が僕の母なんですけども、とんでもねぇ穀潰しと結婚しまして──僕の父ですが。全財産をこう──失った……みたいな」
──幼少期から波が荒いッス。お父様は何をやらかしたんですか?
「いやぁ、やっぱりそれも良く分からないんですよ。てか子供だったんで、細かく聞けなくて……ただ家の財産は彼が食いつぶしたのは間違いないです」
──お父様の印象に残ってるエピソードとか、なんかありますか?
「なんだろうなぁ……。あぁ、駅から毎日違う自転車を盗んで帰ってて家の前が自転車だらけになってたり……。あとハトを100羽くらい飼ってて──市からハトを何とかしろって言われたり」
──どうしたんですか?
「闘ってました。闘って、なんかポスティングされる地域のニュースみたいなのに大きく載ったり……問題になってましたね……。これそのまま書くんですか?」
──俺は凄く好きです。そのエピソード。
「そうですかねぇ……」
今となっては笑い話だが、TERU氏の語る父の話はその半分以上がいわゆる『書けない話』だった。犯罪的な意味ではなく、実際にその父と幼少期を過ごしたTERU氏のハートをえぐるトラウマに繋がるからである。
「……結局、家が抵当に入って、夜逃げするみたいに関東に越してくる事になりました」
半ズボンの制服があるようなボンボンの小学校。 習い事と、母と祖父の愛情。 破天荒な父。 静かな斜陽──。
紆余曲折を経て、一家は関東へと心機一転、夜逃げ同然に居を移す事になるのだった。
★脱・ボンボン。
──関東での生活はどうでしたか?
「一気に変わりましたね。とにかく貧乏だったんで、お袋が家で内職を始めたり──。ダンバインとか、ダグラムとか分かりますか?」
──はい。知ってます。
「お袋が、あのアニメーションの色を塗ってました」
──え!? お嬢なのに! ダンバイン塗ってたんですか!
「はい。ダンバイン塗ってました。なんか家にビンに入った塗料が一杯あって、トレース台にセル画載せて──」
──ほえー。家で塗るんだ……。
「そうです。これはややこしい絵やから一枚幾らやけど、口だけの絵はピッピッてやるだけで幾らやから楽やわー……って言ってましたねぇ」
氏が当時住んでいたのは埼玉県新座市。 手塚治虫の『虫プロ』が、日本で初めてアニメーションスタジオを構えた土地である。その縁で新座市は『アニメ発祥の地』として知られ、特にアニメ黎明期から勃興期にかけては、スタジオが乱立していたらしい。 そう。当時のアニメ業界は内職のおばちゃんにセル画の塗りを任せていたのだ。 新座の──いや、日本のアニメは手塚治虫が産み落とし、そうしてTERU社長の母のような人の、血と汗が育てた文化なのである(ただし口だけの所は楽をする)。
──他のご家族はどうされていましたか?
「お爺ちゃんはネジ工場で働いてましたね。親父は無職でした」
──お父さん……。
「お爺ちゃんはのちにネジ工場でナンバー2まで登りつめて、それでやっと家を借りられるようになるんですけども、それまでは暫くお袋の友達の家に泊まらせて貰ってました」
──家族みんなでですか?
「そうです。だから学区とかもその、お袋の友達の家の小学校に行ってて。──何も持たないで引っ越したんでランドセルとかも無かったから、担任の先生が卒業生とかに連絡してくれて、全部中古で用意してくれて」
──ボンボンからの転落……。落差が凄いですねぇ。
「はい。僕ねぇ……。最初新しい学校の給食が食べれんくて」
──不味かったんですか?
「不味いとかじゃなくて、バケツに入ってるものとか食えんと思って」
蝶よ花よと育てられしボンボンがいきなり中古のランドセルである。 有名な企業の社長令息や、あるいは時をきらめく人気芸能人の息子が通う小学校から一転、なんの変哲もない庶民の公立校へ──。 はなから甘味の感触を知ってしまっていたが為に、TERU氏の幼少期はその難易度が跳ね上がる事になる。
「僕ねぇ、小学校の頃にイジめられてたんですよ」
──バケツに入ったモン食えるかとか言ってますからねぇ。
「そりゃあイジめられますよねぇ……。僕、新座市内の小学校行ってたんですけども、その後に家を借りたのが練馬だったんです。なぜかというと、新座の友達が小学生なのに悪すぎて、親が『あの子と仲良くしたらアカン』って離そうとして──」
──どんな感じで悪かったか聞いてもいいですか?
「なんか、僕が転校してきた初日に、いきなり廊下で誰かを投げっぱなしジャーマンして頭をカチ割ってたり──。んでそいつからいきなり肩組まれて、『お前、今日から運転手ねーッ!』って指名されたり……まぁ自転車なんですけども、実際に僕ずっとその運転させられてて──しかもハンドルがこんなカマキリの運転しづらいやつを……」
──嫌すぎる。確認しますけど、それ小学生ですよね。
「そうです。小学生です。Uって言うんですけども、小学生なのに、他の小学校を潰しに行く! とか行って、実際にやるような危ないヤツだったんですよ」
──うはぁ……! そのUさんは今何やってるんですか。
「土木作業員です。なかなかインパクトのある風体ですよ。今はめっちゃ仲良しになっていますけど」
──仲良しになってるんですか!
「なんなら、一番長い付き合いになってますね。逆にいうと、その時ずっとそいつに絡まれてたから、他に友達ができなかったんですけども」
──なるほど……。でもまあ、小学5年からだから、あと1年で中学か。我慢の時ですね。
「そうです。もう引っ越しもしたし、練馬には知ってるヤツおらんし、平和に過ごせると思ってたら……」
──はい。
「僕が『違う中学校に行く!』って言ったら応援のつもりなんか『ナメられんなよ!』とか言って。……Uです。Uが勝手に僕の髪をバーっと金髪に染めて。だから僕そんなつもり全然なかったのに、入学式から金髪ですよ僕。いきなり異端児です」
──ぐはぁ。なんじゃそりゃ……。マンガみたいですねぇ……!
「僕遅くに転校してきてるし、他に友達おらんし、周りからしたら『どこの小学校か分からんヤツがいきなり金髪で来とる』みたいに噂になって。速攻で上級生に呼び出されました」
──最悪だもう……。
「階段の下に道具入れみたいな部屋があって。そこに2年と3年の人がいて、泣くまで脅されましたねぇ」
──何て脅されたんですか……。
「髪をどうにかしろみたいな……。何かそんな感じの……。でも、それが、今思うと上手く行くキッカケになってたんですよ。そういう風にいきなり上級生にシメられると、やっぱり周りもそういう目で見るし、上級生も、一回シメたあとはもう顔見知りやから、仲良くしようとしてくれるし──」
──うおお、なんか雲行きが。
「友達も、結局そういう奴らばっかりになっていくじゃないですか。だから、僕は全然そんな気がないのに、いつしか不良グループのメンバーみたいになって。未だに某掲示板の◯◯◯とかにゲフンゲフン」
──ウケる! 編集長。この話どういう方向にいくんでしょうか……。
(いやぁ、全くわからん──! てかそんなんあるんですか……!)
「ありますあります。でも僕一応社長なんで、この辺書いて貰ってもいいのかなぁ──」
──大丈夫です! マイルドにします! 出来なかったら伏せるんで大丈夫です!
「あとやっぱり僕、そんなアウトローな感じしないじゃないですか」
──僕は初めてお会いしますけど、率直に言っちゃうと眼力が強いなと。ただの社長さんじゃないなぁって感じはしてます。編集長はどう思います?
(うん。昔は悪かったんだろうなって感じはしますよ)
「えー、ホントですか……? でも自分はそういうつもりはなくて、周りにそういうヤツしか居なかっただけなんですけども──」
TERU少年。 紅顔のボンボン時代から未だ3年。 気がつけば肩で風を斬るパツキンのアウトローが平成の世を闊歩していた。
★今日から俺は──!
──いきなりアウトロー化して、ご家族はどうでした。
「やっぱりねぇ、お袋は怒ってましたねぇ……。悪いヤツと離す為に練馬いったら金髪になってますし」
──なんならパワーアップしてますもんね。なんか、その時の悪いエピソードみたいなのありますか?
「先輩がバイク盗んでて、それを森みたいな所に隠してて」
──森ッ!
「森です。僕その場所知ってたんで、乗りに行こうと思って友達と3人で行ったら警察が張ってて……」
──森に警察がッ!
「はい……。で3人で一緒に捕まって──。台数がねぇ、多かったんですよ。20台とかあったんで。警察も『俺らじゃない』ってのは薄々分かってるけど、俺らも先輩の名前出したらヤバいんで、『僕らがやりました』って言って。そうなると台数が台数だし、捕まえないといけないじゃないですか」
──うお、ホントにVシネマみたい。
「なんやかんやあって、他の2人はねぇ、親が迎えに来て『これからは真面目にしっかりやります』とか言ってるんですけども、ウチは誰も──」
──来なかったんですか?
「はい。呼び出しに対しても、『ちゃんとしっかり罰を与えて、改心させてください!』って。そういう事を言ったらしいです」
──お母様ですか?
「はい──」
──良いお母様ですねぇ……!
「そうですかねぇ……。でもそのおかげで他の2人は大丈夫だったのに僕だけ(以下略)」
──あ、ダメだ。それは流石に書けません。編集長ダメっすよね?
(良いんじゃない? 別に。書いちゃおうよ)
──いやー! 辞めましょう。はいッ。じゃあ無しで。えーと……じゃあそうですね、当時パチンコとか打ってましたか?
「行ってました。先輩の影響ですね。中学校から打ってたとか書いて大丈夫ですか?」
──大丈夫です。既に小学校でデビューしてた人のことも書いたんで問題ないッス。何を打ったか覚えてますか?
「最初はねぇ……ビッグシューター(※平和)でした。あとはコンビ(※三共)と、それからチューリップの部分が──こう、なんか変な形で、無理くり一発台にしたヤツとか──。知りません?」
──いやぁ、俺分かんないッス。そんなのあったんですか?
「うん。ありました。アレねぇ……なんかねぇ……カニがねぇ……並んだ台で……。カニ……。なんやろなぁアレ……」
──カニすか……。
編集長知ってます?
(サルカニ!?)
「いやサルはおらんかったんちゃうかなぁ……」
──ここだけ切り取るとすげえアホっぽい会話ですね!
「チューリップが開くと真ん中にガンガン玉が入るようになってて。で、まだ全然出るんですけど、3000発出ると店員さんから『ハイ終了ですーッ』って止められるんですよね。なんかね……こういうの。こういう台です」
▲なんだか可愛い手書きの説明メモ。
──で、盤面にカニが。
(サルは居なかったんですか?)
「いやサルはおらんかったんちゃうかなぁ……なんやったかなぁあの台」
──いやぁ、全然分かんないッス……。
※ちなみにこの台について後日『歩くパチンコ百科事典』こと貴方野チェロスさんに尋ねてみた所、ノータイムで『キューピット』という名前が出てきた。年代と盤面にカニが居る……という情報だけで即答である。恐るべしだ。
これがキューピット
──初めて自分のお金で打った時のこと覚えてますか?
「あんまり覚えてないんですよねぇ……」
──ありゃ。そうなんですか?
「はい。最初野球やった時の事覚えてますか? それと同じで全然。普通の事すぎてハッキリ覚えてないんです」
──まあパチンコ屋自体はお爺ちゃんに昔から連れてって貰ってますしねぇ。慣れちゃってたんですね。
「そうですねぇ……。膝の上座ってましたねぇ……」
──当時のパチンコ屋はどんな感じでした?
「最初はねぇ、千円札を100円玉に全部両替して──。で200円ずつ入れて──。こうやってガチャンって。知りません? ガチャンってやるやつ」
──あ、俺ギリギリ現金機が置いてあった世代なんで、それ知ってます。手のひらで上に押したら玉が落ちてくるヤツですよね。
「それです。片手でやると玉がボロボロ溢れるんですよね……。片手でやるのカッコ良かったなぁ……」
──あれバスケのボールを片手で持ち上げるのと一緒ッスよね。手がデカくないと片手じゃ出来ねぇみたいな……。
「ああ……そういう感じの中で打ってましたねぇ……。200円ずつ入れて──。ビッグシューターが一番打ってたんちゃうかなぁ……」
──パチンコを打つ事に対して抵抗は無かったですか。
「全く無かったですね。子供の時からお爺ちゃんと行ってましたし。なんなら中学で自分で打つようになっても、お爺ちゃんと行ってましたもん」
★格好番長誕生。
森のバイク倉庫事件より数ヶ月。 TERU少年(金髪)はいよいよ人生最初の関門。高校受験に挑む事になった。
「僕ねぇ、高校12コ受けてるんですよ」
──めっちゃ受けましたね。どうでした?
「1校だけ受かりました」
──セーフ! どんな高校でした?
「S高校って名前なんですけども、今はね、甲子園とか行って頭も良くなってるんですけど、当時はヤバくて──これねぇ、Oさん(編集長)には話した事ありますよね。面接の時の話」
(あー、はい。聞いたことあります)
──面接で何かあったんですか?
「あのねぇ、集団面接で、5人1組くらいでやるんですよ。僕頑張って標準の制服とか着ていって、髪も黒くして。受かりたいからやったんです。で面接官の人から『なんで商業科受けたのか』とか聞かれたのにも、『将来商売をやりたいからです』みたいな事をね、ちゃんと受け答えしたんです」
──はい。
「その中でね、一人だけ、パンチのヤツがいて」
──パンチ……。
「もうね、座り方もこんなん何すよ。こんなん。ダラーッとね」
▲こんなん。
「でね、S高校には普通科と商業科があって。商業科の方が大体偏差値低いじゃないですか。そしたらそのパンチが『なんで商業科受けたのか』って質問に、『えー? バカだからァ』って答えたんですよ」
──衝撃っすねそれ!
「衝撃ですよ! 僕の居た環境も相当でしたけど、そのもうワンランク上を見たと思いましたね」
──師匠っすね。
「で、入学したら、そいつが斜め前の席でしたね」
──ちょ! その人受かったんですか!
「当時はね、S高校の商業科はそういう所だったんですよ──」
──波乱の予感っすね……。高校生活は、どんな感じでしたか?
「僕ねぇ、バイクチームを作ったんですよ」
──それ、名前とか聞いても大丈夫ですか?
「あのねぇ、『格好番長』ってチーム名です。格好だけ番長、みたいな意味を込めて──」
──格好番長ッ!? そ、その格好番長の構成員? って言っていいのかな。チーメンすね。チーメンは何人くらいになったんでしょう。
「100人以上」
──え! マジすか! ガチ勢!
ここで爆笑しながらケータイを弄っていた編集長がいきなり真顔になる。 スマホの画面を俺に向けながら、何事かを呟いた。 声のトーンが上滑っている。 本気で驚いているらしい。
(まだある──! 格好番長!)
「はい。まだありますよ」
──え? マジで……あ……じゃあそこの初代リーダー……というか創立メンバーなんですか?
「そうですそうです」
──ちょっとTERUさんの為にも詳しく聞いた方がいいのか……。『格好番長』は暴走族とは違うんですよね?
「違いますね。レースチームです。峠とか攻めたり。純粋に走りのチームです」
──うわぁ。すげえ……。ホントだ。検索したらモリモリ出てくる。ん。バックショット。なんだこれ……。
「これねぇ、昔の僕の写真をねぇ──バイクに乗ってる後ろからのショットなんですけども、それを真似して今でも撮ってTwitterとかで呟いてる、今のバイク乗りの若い子とかが一杯いるんですよ。名前が『番長バックショット』って言うんですけど、これですね」
▲元祖番長バックショット。右がTERU社長。
──あ、ホントだ。カッコイイ! これは真似したくなりますね……。
「そう。この写真を真似してくれてる子がいっぱいいるんです」
──始祖だ……。すごいなぁこれ……。こんな話聞いたことないや俺。
(僕も初めて聞いた……)
ボンボンからの転落。 転校初日の運転手就任。 頑なにバケツを拒否してた給食時間。 アウトローへ堕ちたかと思いきや、そこでしっかりと足場を作り──仲間と共に峠を……上り坂の人生を攻めるッ!
「いやぁ……! 高校は楽しかったっすわ……。新宿の焼き鳥屋でバイトして。バイク乗って。ビッグシューター打って──!」
輝くような笑顔でそう語る氏。 当時は未だ青春真っ只中である──。 背中に翼があるような全能感。 若さの特権──リミッターなしの全力疾走だ──!
以上、インタビューウィズスロッター11人目、株式会社いなばNEXUS社長、TERU氏編、前編。 続きは後編にてお会いしましょう。 シー・ユー・ネクスト・万枚!
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- あしの
- 代表作:インタビュー・ウィズ・スロッター(稀にパチンカー)
あしのマスクの中の人。インタビューウィズスロッター連載中。元『セブンラッシュ』『ニコナナ』『ギャンブルジャーナル』ライター。今は『ナナテイ』『ななプレス』でも書いてます。
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