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インタビュー・ウィズ・スロッター(稀にパチンカー)
2017.05.01
「うみのいくらさん」「ハヤタ君」「Lunaさん」「デニムししょー」サクラの会後編!
チワッスあしのっす。 さて今回は4月6日に行われた「サクラの会」にでひっそりと敢行した『色んな人へのインタビュー』後編です。
舞台となった場所は井の頭恩寵公園の奥地──サクラの巨木に挟まれたブルーシートの先の、街灯の明かりも届かぬ池のほとりの石ベンチだ。 スゲー暗かったッス。 ぶっちゃけ既にハイパー酔っ払ってたんだけども、大丈夫。こんな時でもICレコーダーちゃんはしっかりと働いてくれておりました。
それではサクッと行ってみましょう。 レアキャラ満載撫で斬りインタビュー──。 ヒアウィー万枚だ!
★うみのいくらさん。
▲ちゃんとフラッシュ使ったよ。だって女の子だもん。
この辺の流れは酒と薄暗さのせいであやふやなのだが、どうやらいつの間にか元のブルーシートの場所に戻って複数の人々と談笑してたらしい。
胸ポケットに入れっぱなしのレコーダーに記録された不鮮明な音声を抜粋するに、結構な数の人に挨拶したっぽいが、いやー、全く聞き取れない。
唯一声がデカい人が「だからァ、小田原城を攻め落とした秀吉公はどこに城建てたよ!?」とか「ちょっとナナメに帽子被んのよ。19(ジューク)みたいに! 」とか言ってるのがハッキリ聞き取れるが、これは完全に「アキバのまこさん」だと思う。 てか何の話してんだよコイツ……。
とぎれとぎれの音声。ファイルの最後に残されていたのは誰かが発した「あしの君ボールあったぜ!」という言葉だった。
……も、もしかして誰かとキャッチボールしてたのか俺。(球技禁止の区域です)
分からんのでこの辺の流れはスキップして次のフォルダへ。 残されたデータを再生すると、すぐに状況が見えてきた。 ああ──そうだ。 車座になった輪の中心。 小柄な女性の輪郭が薄暗闇の中にぼんやり浮かんでいた。 上野のパチンコ村にある喫茶店「SOUV(スーヴ)」の店員さんであり、動画演者としても活躍中の「うみのいくらさん」だ。
前に連れホル調関連のツイートが回ってきた時に見かけた事があるので名前だけはバッチリ知ってたけども、もちろんお会いするのはコレが初めて。 何がどうなってそうなったのか、礼の石ベンチに座っていきなりインタビューしてたらしい。 ホントすいません──!
では今回の一人目。うみのいくらさんです。どうぞ。
──ウヘヘ……じゃあ行きますよ。3、2、1……。カレシ何人いますか?
「カ……う、ええ!? いませんよ! みんなのいくらですッ!」
──みんなのいくら……。
「はい。みんなのいくらですから。まだ誰のものでもありません!」
──ハハハ。なるほど……。ええと、いくらさんは、そもそも何をキッカケにパチスロを打ち始めたんですか?
「もともとはお金の為に始めたんですけど」
──金のため! えコレ書いていいの。ダメでしょ!
「えへへ」
そこに誰かがやってくる。 絶対知ってる人のハズなんだけど誰か分からない。 謎の男。遠くで薄く編集長の笑い声が聞こえてきてるんで恐らくパチ7関係者だと思う。
「何。なんか撮影してるの? パイオツ?」(原文ママ)
──えーと……。最初に打った台はなんですか? 無視して続ける俺。
「新鬼武者です」
真面目に答えるいくらさん。 謎の男が被せる。
「パイオーツワールド?」(原文ママ)
思わず笑う俺。 いかん。ダメな流れに乗ってしまいそう。 ICレコーダー聞いてても、乗りたくてウズウズしてるのが凄くよく分かる。 ここは心を鬼にして突っ込んどこう。
──ちょ、もー、うるせぇよッ!
笑いながら去っていく謎の男。 今思い返しても分からない。誰だったんだ……? 「それ俺だ」という方がいたらぜひ名乗り出てください。
──気を取り直して、新鬼武者(※ロデオ)かぁ……。あれ2009年? 10年かな……。
「2010年ですね。……当時お金がホントになかったんで、朝から高確狙いのカニ歩きで。たしか設定1〜4でも1/4くらいで高確か超高確から始まるんですけど」
──ガチな立ち回りですねぇ!
「それで、回胴王決定戦に出たんですよ。KYORAKUさんの」
──おお、回胴王。どうでした? 結果は。
「2回出場させてもらったんですけども、残念ながら大阪予選敗退でした……」
──また出ましょう。狙うは優勝です。次。学生時代のあたしはこんな破天荒だったんだぞ、みたいなエピソードありますか?
「学生時代……。小中高、全部女子校ですた」
──ですた。かみましたね。なるほどあざとい。女子校……。だからそんな前髪パッツンなんですか?
「いやコレはロリコンホイホイです」
──ではそんなロリコンに一言。
「『お兄ちゃん! 一緒にパチスロを──打とうぞ!』」
──うるせぇッ!
「え、なんでなんですか!」
──あ、基本的な事聞き忘れてた。今何歳でしたっけ。
「永遠の13歳です!」
──あー……。分かった……。もう全ッ部分かった。てかキャラ立ちまくってて面白いなこの人……。じゃあ、パチスロ業界に対してなんかありますか?
「今って『パチスロが趣味』っていうと引かれたりするんですけど、もうちょっと市民権を得た遊びにして欲しい、というか、変えていきたい!」
──おお、ナイスコメント! ありがとうございます。てか今度機会があったら改めてお願いするかもってか、その可能性はだいぶ高いと思うので、その節は宜しくお願いします……!
「こちらこそ──!」
正直この「うみのいくら」さんの時が一番ワチャワチャしてた。 ICレコーダー聞き返しても色んな人が参戦しまくりでわけが分からん状況だったのだけど、それは取りも直さず「彼女の周りには常に人が居る」という事であり、本人のいう所の「みんなのいくらです!」というのはあながち間違ってねぇというか、正鵠を射てるんじゃねぇかなとか思ったりした次第。 なお、彼女が働く上野の「SOUV(スーヴ)」はあの「しのけん」さんのお店らしい。
生涯で初めて好きになったパチスロライターがしのけんさんである俺としても、ここはコーヒーの一杯でも味わいにゆかねばなるまい。 みなさんも良かったらどうぞ……!
★ハヤタくん。
▲アド兄かと思ってよく見たらハヤタ君だった写真。暗い。
さて、いくらさんへのインタビューを済ませてまた酒をあおっていると、ふと見知った顔をがそばを通りかるのを見つけた。 とっさに声を掛けて挨拶する。
このあたりの一連の動作は磯釣りに似てる。 竿を投げて酒を飲む。 ピクッと来たらゴーだ。 釣り行ったことあんまりねぇけどきっとこんな感じだろう。
石ベンチに現れし男。 パチスロオタクを自称する元・エンジニアの業界人ブロガー、「ハヤタ君」さんである。
──ハヤタ君、ハヤタ君。
「あ。あしのさん。どうもお久しぶりです」
サクッと状況を説明してインタビューをお願いすると、二つ返事でオーケーしてくれた。 石ベンチに並んで座って乾杯する。
──じゃあまず、いま幾つですっけ?
「僕は今──29になります」
──若いなぁ。3歳くらい貰ってくれない? んじゃ初めて打った台はなんだった?
「スロは4号機っす。ホールで打ったのは『主役は銭形』(※平和)が最初ですね」
──爆裂機。(小学生並みの感想)
「はい」
──ハヤタ君。我々ねぇ、何だかんだでちょいちょい顔を合わせてるじゃないですか。それでね、俺は前々から疑問だったんだけども、ハヤタ君の肩書は一体何になるんだい。なんとなーく広告の人ってイメージなんだけども。俺みたいなオッサンからするとその辺の横文字よくわかんなくてさ。
「僕はずっとブロガーなんですけども、最近ようやく、スロットの事に関してはホールコンサルを名乗っても良いんじゃないかなぁ……って所に来てます」
──ホールコンサル。横文字。
「横文字ですね」
──具体的には何をやる職種なんだい?
「スロットに関してですよ? スロットだったら──まあ、日々の設定の使い方とか機種レイアウトとか、機械選定……。そういうのにようやく携われるようになってきたかなぁ……って所です」
──ほえー……! 面白い。ホールコンサルってよく聞くけど、何してるか全然分かんないんだけど、ちゃんと聞くと凄い話聞けそうだねぇ。
「でもまあ肩書としてはまだそんなに名乗るほどじゃなくて、やっぱり『パチスロオタク』ですかねぇ」
──それ肩書なんだ。
「それか、『5号機を一番知ってる男』かなぁ」
──お。それいいね。やっぱり一番知ってると思う?
「うん。僕が打ち始めたのが、ちょうど節目なんですよね。切り替わりの」
──うん。そうだね。
「だから、一番打ててるんですよね5号機を。その初期から、その流れとか、その都度流行った機種のスペックとか、思い出──光景──。そういうのを実感としてちゃんと覚えてて。だから、そういう意味でも、5号機を一番知ってる人間なんじゃないかなぁと」
──なるほどなぁ。分かる。 これはホントに分かる。
俺だってつい三日前打った台の事はあんまり覚えて無くても、打ち始めた頃の胸が熱くなるような、パチスロに恋い焦がれるような気持ちで打った台の事は脳のシワに刻み込まれるようにして覚えてる。 きっと将来火葬場で焼かれても、その煙が空に立ち上って『ボババ1確目』とかを描く事だろう。 そういう意味では、やっぱり誰だって情熱を持って打っている時期の台をこそ、鮮烈な記憶を持って語る事ができるのだ。
それに彼は──ハヤタ君はまだ若い。 単純に記憶力が違う。 俺なんか白髪染めをしようと思ってメンズビゲン買って来たら、既に家に買ったまんま忘れてる同じ箱が2つあるとかザラである。3つあるもん今。ビゲン。染めろよ早くッ!
「あと『5号機を一番知ってる男』でありつづけるための努力もしてます。最新の機種も喋れるように。書けるように」
──ツイッター見たら死ぬほどパチスロ行ってるもんね。メシ、パチスロ、格ゲーのツイートをリズムマシンのように正確に繰り返しててすげえなと思ってるよ。これはなかなか真似できねぇ。
「そうですか? ありがとうございます」
──じゃあねぇ、5号機を一番知ってる男に聞きたいけども、今のパチスロはどうだろう?
「僕は全然良いと思ってます。新基準機は試作段階だから。段階を踏んで、もっと良くなっていく。というか、4号機から5号機の流れも同じだったじゃないですか。あのときのスパンがギュッと短くなってるだけで──」
──うん。
「これから5.9号機になって、いよいよ6号機になっていくと思うんですけども、たとえ射幸性が落ちたとしても──だとしても、パチスロはパチスロなんで」
──名言だ。パチスロはパチスロ。
「はい。パチスロはパチスロです。パチスロ本来の面白さを損なわず新台を作る開発力はメーカーは絶対にあると思うんで」
──心配してないと。
「むしろ期待して──。ユーザーとしても、ホールコンサルとしても、見守って行きたいな。と思っています」
──ハヤタ君、話すの上手いね……。パチスロ好き?
「もちろん。人生捧げてますからね」
──いいね! ではハヤタ君のファンに向けて一言お願いします。
「そうっすね……。僕のファン……。僕って人間よりも、僕の文章とか言葉を読んだり聞いたりして、そこから『こいつ本当にパチスロ好きなんだな』って思ってくれてる人が、僕のことを好きになってくれてると思うんですよ」
──うんうん。
「だから、『コイツが打ってるパチスロ面白そうだな』って思っていただけてる部分で、好きになって貰えてると思うんです。ファンっていうより、僕を知ってくれている人に、そういう──『面白そうに打ってる所』をしっかり提供して行きたいですね」
──あー……。それいいなぁ。その姿勢見習いたい。俺基本的に一杯出たよウフフとか書いてるだけだもんなぁ……。では次、毒舌でもいいんだけども、業界に対して言いたいこととかある?
「ホールには、『自分が行きたくなる店を作って欲しい』って事ですかね。メーカーさんには『自分が打ちたい台を作って下さい』かなぁ」
──なるほど。では最後。最後に、巨乳と貧乳どっちが好き?
「巨乳です」
──オーケー! ありがとう! 短くてごめんね!
「いえいえ!」
ハヤタ君。 この部分になるともはや酒が進み過ぎて聞いた内容はICレコーダーちゃんが無かったら絶対に再現不能だった。聞き返して思ったのは「この人のパチスロ愛はメーターを振り切ってる」というもので、それは前回どこかでお会いした時にもヒシヒシと感じたように思う。
会う度に業界人らしい顔になっていくハヤタ君。 次はきっとパンチパーマになっている事だろう。
★Lunaさんと師匠さん。
▲暗すぎてもはや何も写ってなかったので明度調整(フラッシュ使えよ)
次に現れたのはLunaさんだ。 ツイッター上で何度もお見かけした名前なので、ご挨拶してすぐにピンと来た。 これはインタビューしとくべきだろう。 何か面白い話が聞ける予感がする──!
──とうわけで。どうもチワッス。あしのっす。
「はーい。Lunaです。宜しくお願いしますー」
──早速なんですが、今の肩書? というかどんな事をされてますか?
「昼間は普通に働いてて、たまにYouTubeの動画に出てます」
──あ。見ましたよ俺。そうか。あのLunaさんか。繋がりました。もう分かった。全ッ部分かった。
「ていうか繋がってなかったんですか今まで」
──いやーもうねぇ、だいぶ飲んでるんですよ。でも大丈夫です。任せてください。俺にはICレコーダーがあるんで。コイツ働きモンなんすよ……。じゃあ、今の肩書は……ユーチューバー?
「いや、プロファンかな?」
──プロファン。なんか頭痛に効きそう。あれイブプロフェンか……。
「一時期あたし湯島のバーで働いてたんですけども、そこが某ライターさんの店で。でそこにライターさんとか関係者が一杯来てて──」
──もとからパチスロ好きだったんですか?
「うん。もとからたまたま見た閉店くんの動画にハマって、それからPmartにハマって。バーで働き出したら色んな人が来るから、もっと勉強しないとなぁって。それで色んな媒体のライターさんのを読んだり見たりするようになりました」
──おお。こないだTERU社長にはお世話に……。
「読んだ読んだ。面白かった!」
──アザスッ! なるほど。そしたら別に業界の人って言うよりは、ホントにプロファンなんですね。
「うん。プロファン。あたし前から言ってるのが『ファンの中でも一番優秀なファンになりたい』っていうので──」
──い、一番優秀なファン……!
「そう。色んな人が好きで。閉店くんも好きだし、Pmartの他の演者さんもそうだし。パチ7だったらヤスくんとか誰とか誰とか。──誰か一人に固執するんじゃなくて、色んな人の事が好きなんだけど、そんな色んな人に対して、常に優秀なファンでありたいの」
──おお……。なんだろうそれ。懐が深い。ジャニオタとか派閥同士で戦争したりしてますよ。
「なんかねぇ、あたしが応援する事で、その人達がパワーを貰ってくれたら嬉しいの」
──なんかあれっすね。白魔道士っすね。ケアルラです。それ応援されてる方としたら嬉しいッスよきっと。
「あたしもみんなからパワーを貰ってるの。お互いにパワーを与えてるのがいい」
──ダン・オバノン監督の『ライフフォース』みたいですね。あれ和名なんだっけか。ああ『スペースヴァンパイア』だ。パワーのやりとり。ねー。なるほどなぁ。
「だいぶ酔っ払ってません?」
──だいぶきてますねぇ。じゃあ、最初打ったパチスロは何ですか?
「私打ったのが2011年あたりで──」
──最近じゃないですか。アレ、今おいくつですっけ?
「37です」
──タメだ。同い年っすよ我々。え、それで2011年に打ったっつったら、最近だホントに。
「そうなの。あのねぇ、番長2がまだやっと出た時」
──こないだじゃん! こないだですよそれ。ほえー! てかアレなに! 6年前なの!? うわーそりゃ俺も老ける訳だわ! うわビックリした。今年一番ビビった。速ェなー! 光陰。矢の如しすぎる。
「それでねぇ──まあこれいいか──当時付き合ってたカレシがパチスロ打つ人で」
──スロッカスだったんですね。
「そう。それで一緒に打ちたい! と思って。エヴァンゲリオンの台があるのは知ってたから。エヴァ好きなのねあたし」
──普通嫌がるのに。カレシさんビックリしてませんでした?
「うん。ビックリしてた。え、一緒に来てくれるの? みたいな」
──まー、なかなか無いかなーそれは。基本お願いしてついてきて貰うパターンですねぇ。一緒に打ちてぇからお願いっつって。ほえー……。
──じゃあねぇLunaさん、プロファン目線で、パチスロ業界について言いたいこととか何かありますか?
「なんかねぇ、すっごい、ダークに思われるじゃないですか。良いイメージないっていうか。それを良くして貰いたいなぁって」
──うんうん。
「演者さんも、勝ったら叩かれるし。サクラだの設定知ってんだろうだの──。で負けたらライターのクセにとか演者のクセにとか……。それが凄く可愛そうだなぁって前から思ってて。それも結局パチスロ業界自体があんまり良いイメージじゃないからじゃないかなぁって」
──勝っても負けても……妬みも蔑みもなく、楽しく──……。
「そう。難しいかもしれないけど、そこを、一丸となって頑張って欲しいなぁ……」
──ふむ。楽しいのが一番ですもんね。
「うん。楽しくないとねぇ、やっぱり。毎日頑張っていくのに、そういう楽しみがないと──」
──パワーっすね。パワー。
以上!動画演者、及びプロファンのLunaさんだ。 お会いするのは初めてだったが、コミュ力がマックス過ぎて全く初めて会った気がしなかった。 ていうか、カレシと一緒に居たいからパチスロを覚えるって、どうなんだろう。
よくよく考えたら周りの女性スロッターで『最初にスロ打ったときの話』を聞いたのは前にインタビューした『たなみ』さんだけだ。 女史の場合はジャージシャカシャカ言わせながら興味本位で単騎特攻したらしいけども、普通に考えたらやっぱりカレシと一緒に居てぇからとか、そういう理由が多いよなぁ。 まあいいや。今後のご活躍をお祈りしてます!
▲ししょー真顔
そしてLunaさんへのインタビューを終えた直後に現れた男性が一人。 今回のインタビューラストを飾るのはこの人。 まさかの非業界人。 パチ7関連のイベントでのインタビュー企画なんだから、最後はユーザーさんでシメるべきだろう。
ジャンッ! この人! デニムししょーさんである。 それではいってみよう!
──デニムししょー。どうもあしのっす。前回……2周年の時だ。ご挨拶しましたか。
「そうですね。花やしきの近くの……ファミマ? ローソンかな? あの前で。朝一でしたよね」
──はい。もうあの時20人くらいと初めてご挨拶させて貰ったんで正直ぜんぜん顔と名前が……。申し訳ございません……。
「朝だけでしたもんね。すぐ帰っちゃいましたよね?」
──いや、一応会場の近辺には居たんですが……なんだっけか……北斗かなんかちょろっと打って、あとはインタビューしてた気がします。……ああ俺パチ7系のイベントの時いっつもそうだ……。全然楽しめてねぇ……。クソッ……編集長め……。
「たいへんっすね」
──デニムししょーさんは、肩書というか、どんな人なんですか。申し訳ないです俺新参者過ぎて全然その辺わかんなくて……。
「ホル調に良く遊びにいく、ああばさんのストーカーです」
──うける。なるほど……! では、ああばさんの魅力はどんな所だと思います?
「そうですね……。奇想天外な所?」
──バッ! バッ! バッ! ならば連れ打ちだッ!
「ハハハ。そうですね。優しいんですよね。色んな人と仲良くしようみたいな」
──お、俺のインタビューとか読んだ事あったりします?
「毎回読んでます」
──恥ずかしいッ! いや、なんかすいませんホント……。ありがとうございます。あ、顔出し大丈夫ですか?
「大丈夫です」
──イエーイ。やった。じゃあ……そうだな……。デニムししょーさんに関しては……。では、パチ7について言いたいこととか何かありますか?
「そうですね……なんだろう」
──ボロクソ言っていいですよ。
「いやいや……。ユーザーを大切にしてますよね。イベントとか……」
──俺、周年祭で遊園地借り切るメディア初めて見ました。
「そうなんですよ。みんな集まって」
──楽しいですよね。
「楽しいです。だけど──」
──だけど!
「最後グチャグチャなりますよね。収拾つかないというか。やりすぎて」
──あー……。トップがそもそも酒に飲まれるタイプですからね。見て下さいデニムししょー。ほら、あそこ、編集長。誰よりも楽しそうに酒飲んでますよ……。
「あー(笑)」
──初めてパチンコとかパチスロ打ったのいつですか?
「◯学生くらいの時にハードボイルド(※サミー)打ったのが初めてですね。めっちゃくちゃ楽しかったです」
──俺もハドボは人生トップ3に入るくらい好きです。……あれ。じゃあ歳同じくらいかな? いまお幾つですか?
「30すね。今年で」
──あら! 結構若い! あ、そうか。若い時から打ってるとそうなるのか。俺デビュー遅かったもんな……。(※周りが早すぎるだけです)
──ししょーさん、パチスロ業界に言いたいこととかありますか? ユーザー目線でも何でもいいんで……!
「やっぱり……。遊べないなぁ……って。コイン持ちが良くなりましたって言っても、その分初当たりが重くなったり。出玉が少なくなったり。仕方ない事なんだけども、そしたらその分、遊べるようにして欲しいなぁって」
──射幸性じゃなく、遊戯性を重視して欲しいと。
「はい。出ないから辞めるんじゃなくて、つまらないから辞める人が出てくるって最悪だと思うんですよね。そりゃあ出た方がいいけども、出なくても……というより、出ないなら、その分楽しく。面白く──。
今『番長3』が出て、それが面白いって言ってる人もいて……自分まだ打ってないんで何も言えないんですけども、そういう台が出てくるんであれば、他の所もそれをどんどん真似して貰って──とにかく楽しみたいですね。パチスロを」
──同感です。さっきハヤタ君も言ってましたけど──パチスロはパチスロ。ですね。パチスロそのものの面白さを是非追求してもらいたいです。本来の面白さっつっても俺はどうやれば良いのか良く分からんのですが……。
「よく出来た台ってユーザーが勝手に楽しみ方を見つける部分もあると思うんですよね──」
──なるほど。好きなメーカーどこですか?
「銀座(※リンかけとか)ですね。今日もさっきグリンピで銀座の『うる星やつら2』打ってました」
──うはっ。ホント好きですね! じゃあ、最後にパチ7ファンに何かコメントありますか?
「はい。自分思うんですけども、パチ7ファンの人って、台パンしたりする人とか全く居ないんで……こういうイベント──ちょいちょいあるんですけども、たぶん来てみれば誰でも楽しめると思います。だから、今までイベントに参加してない方も、もし機会があれば、ぜひ来てもらってみんなで楽しみたいなぁ……と」
──素晴らしい! ししょーありがとう御座いました!
「こちらこそ──!」
以上、デニムししょーさんだ。 実は他にも色んな方にインタビューしたのだけども、文字数の関係上すべてを書くのは不可能でありまして、でもししょーさんのコメントにはとても強いパチ7愛を感じたので、ここは無理やりにでもねじ込んだ所存。いやぁ、愛されてるなぁパチ7……!
★イベントおしまい。
ホントは他にもすげー沢山の人に話を聞いた。 が、文字数の関係でどうしても載せる事ができませんでした。 あるいは「この人は別枠でちゃんと聞こう」と思った人に関しては申し訳ございませんが今回はバッサリとカットしております。
とりあえずイベントを終えて思ったのは「パチ7ってすげえなぁ」という事だ。 ホントに、色んな媒体の人が来てたし、しかもみんな仲がいいんだコレが。 俺なんか外様も良い所なんで基本的にあぶれてナンボだし、最悪あきばのまこさんと二人でアヒルボートに乗ってキャッキャしようと思ってたら、結局すっかりまるっと楽しんでしまった所存。 この辺はユーザー主体で運営されてるパチ7の雰囲気に拠る所が大きいと思う。
最後は墨汁を垂らしたような闇の中、薄く輝く夜桜の下で「スロッコ」を使った景品プレゼント大会を行い、それから店長カタギリさんと並んで帰った。 あ、ちなみに予告しとくとこのインタビューの最終回はカタギリさんになると思います。理由はその時にでも──! 最後はまこと一緒に、アキバでラーメンを食べて。 2017年の春──! とても良き思い出になりました。
以上! 次週は出ましたガンギマリの藤原竜也、『アド兄』の人生をピックアップ! 本年度も飛ばして参りますので、宜しくお願いいたします! シー・ユー・ネクスト・万枚! チャオ!
【今回協力してくださった方々】
うみのいくらさん(https://twitter.com/ikura_love7)
ハヤタ君さん(https://twitter.com/slomani_hayata)
Lunaさん(https://twitter.com/Luna_vxv)
デニムししょー(https://twitter.com/shimakuma1352)
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- あしの
- 代表作:インタビュー・ウィズ・スロッター(稀にパチンカー)
あしのマスクの中の人。インタビューウィズスロッター連載中。元『セブンラッシュ』『ニコナナ』『ギャンブルジャーナル』ライター。今は『ナナテイ』『ななプレス』でも書いてます。
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