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パチスロワイルドサイド-脇役という生き方-
2018.08.07
『勝つ極意』~虎の教え~
車窓から眺める景色は、徐々に都会になりつつある。目的地は自宅から鉄道で45分ほど。関東有数のターミナル駅だ。まさかパチスロを打つために、普段の出勤時間より早く家を出るとは。 改札を出て辺りを見渡したが、この混雑では人を探すなど不可能に近い。取り出したケータイをパカっと開き、メールを打とうとしたところで声が聞こえた。
虎さん「ラッシー、こっちこっち!」
虎さんの左手には、発売されたばかりの漫画誌がある。しばらく前に着き、俺を待っていたのだろう。
――「おはようございます! お待たせしました?」
虎さん「いや、駐車場に車置いて来たから3分くらいかな」
――「車で来たんすか? じゃあ駅で待ち合わせなくても」
虎さん「いいよ、慣れてないだろ? この街に」
――「まあ、そうですけど」
虎さん「駅前の道、複雑だからさ」
――「わざわざスミマセン」
虎さん「まず抽選受けてから、飯行こう」
――「了解です」
5分ほど歩いただろうか。
大通りから1本脇道に入ると、そこは…。
いかにもアウトローな風体の男たち。知らない外国の言葉が飛び交っている。体調の悪そうな女たち。隅には生死すら分からない老人が、小さく丸まって転がっている。足元には煙草の吸殻や空き缶が散乱。抽選場所の駐輪場は、さながら「スラム」だった。
――「………(ここ、本当に日本か!?)」
虎さん「そろそろ整列始まるから、適当に待ってんべ」
――「は、はい…」
虎さんは悠々と漫画を読み始めた。対する俺は…。虎さんの横で棒のように立ち尽くし、この恐怖の時間が過ぎ去るのを待った。5分ほど縮こまっていると、ホールのドアが小さく開き、大きな時計を持った警備員がおずおずと現れた。
警備員「時間になりましたので抽選を始め…」
そのとき、いかにもヤンチャそうな2人組の男が駐輪場へ駆けこんで来た。
男A「ふ~、ギリセーフ」
男B「いや~、間に合ったわ」
そう言って抽選の列に入ろうとしたが……
警備員「すみません、もう締め切り時間過ぎてまして」
男A「あ? んだコラ!?」
男B「俺らの時計じゃ間に合ってんだよ!」
警備員「いえ、でも当店のこの時計では…」
男A「んなもん知らねーよ!」
男B「めっちゃ走ったんだぞ、どうしてくれんだ?」
警備員「で、でも、ルールでして…」
そのときである。
???「んだテメーら!? 文句あんならヨソ行けゴラ!!」
抽選の列の中に声の主を探すと……いた! 長身・長髪でサングラスをかけている男。その片腕は隣の女の肩に回っており、周囲には取り巻きと思しき男たちもいる。一瞬で理解した。このホールの「主」。軍団のボスなのだろう。
男A「チッ、るっせーな…」
男B「ま、まあ抽選なんて受けなくても勝てっし」
さっきまでの威勢を失った男たちは、トボトボと大通りへの方へ引き返していった。なるほど。こんなスラムにも一定の秩序があるらしい。それにさえ触れなければ、危険な目には遭わないのかも。
チラりと虎さんに目をやると、変わらず漫画を読んでいた。こんな光景は虎さんにとって日常なのだろう。 無事に抽選が終わり、再整列までの間に虎さんと喫茶店に入った。先ほどの緊張で喉は渇いていたが、これからアノ店で終日打つことを考えると、アイスコーヒーすら喉を通らない。
――「いや~、日本と思えない雰囲気っすね」
虎さん「は? なにが?」
――「いや…客層というか、店の雰囲気が」
虎さん「そう? ちょっと外国人多いかな?」
――「いや、外国人だけじゃなくて」
虎さん「あの中国人連中、手癖悪いから気を付けろよ」
――「はい…(ココ、日本じゃねーのかよ)」
虎さん「さて、じゃあ今日の狙いを説明するわ」
虎さんの話を要約すると、この日のイベント内容はこうだ。
■全台に札が刺さっており、その種類で高設定を示唆
■札は時間が経つと変化し、徐々に高設定台が絞られる
■各機種でなく、各シマに1台は設定5・6が入る
■メジャー機は設定6、マイナー機は設定5が使われやすい
■最終的に高設定が確定する札を朝イチから狙う
――「でも、今日の俺らの番号じゃ…」
抽選の結果、虎さんの入場が48番。俺は71番だった。
――「メジャー機はムリっスね」
虎さん「大丈夫、今日は北斗・吉宗狙いじゃないから」
――「えっ!?」
虎さん「狙うのは銭形だ」
▲4号機「主役は銭形」
2004年春、平和からリリースされた大量獲得ストック機。ボーナスはBIGとREGの2種類で、BIGの獲得枚数は基本的に711枚となっている。BIG中の消化手順は至極簡単。押し順ナビに従うだけで、自動的にハズシやJACインフラグの持ち越しが行われる。ナビ通りに消化し711枚を獲得できなかった際は、BIGの1G連が約束される。
また、最大の特徴はBIG終了後の「3G連」だ。BIG終了の次ゲームからは、3Gに亘り専用の演出が発生。銭形がルパンを捕まえられればボーナス確定だ(REG放出の可能性もアリ)。3G連当選率は全設定共通で約30%と高いため、BIGさえ引けば低設定でも一撃を狙えるマシンだった。 |
虎さん「銭形は北斗・吉宗よりライバル少ないからな」
――「たしかに。それでいてスペックは優秀ですし」
虎さん「いいか? 銭形もメジャー機扱いだから2シマある」
――「高設定、推定6も2台ってことですね」
虎さん「そう。2台とも俺らで頂いちまおう!」
――「そんな上手くいきますか?」
虎さん「大丈夫!『急成長』って札に座れば」
――「急成長…それが高設定なんですね?」
虎さん「そう、途中で変わったりするけど気にしなくていい」
――「途中経過は関係なく、朝イチ『急成長』が本物なんですね」
虎さん「そういうこと」
――「そんな簡単なの、みんな知ってるんじゃないですか?」
虎さん「軍団はみな北斗・吉宗・南国狙いだ。他の常連も」
――「やっぱりそうなんですね」
虎さん「中国人連中は、もう札なんて関係なく沖スロ」
――「つまり銭形狙いのライバルはいないと…」
虎さん「そう! じゃあそろそろ行こう。銭形のシマは入って右ね」
――「了解です!」
★鬼の棲む店
いざ、開店――
店内に入ると、まずは沖スロフロアだ。人気機種の南国育ちは、すでに満席に近い状況となっている。
ん…? な、なんだこれは!!
パ…パトランプが割れている!!
まだ導入されて間もないのに、パトランプ手前のプラスチック部分が割れている! さすがスラム。台パンの斜め上を行ってやがる。それを横目に通り過ぎ、右に折れて虎さんが待つ銭形のシマへ。
銭形の先客は…やはり虎さんだけ! 虎さんは左手のシマの1番手前にあった「急成長」の台に座っており、小さく俺にサインを送っている。シマ奥を指さしているのだ。コクリと頷きシマの奥に入って行くと、右手のシマの奥に「急成長」の札を発見。スグに煙草の箱を投げ入れた。
虎さん「無事に2人とも確保できたな」
――「ホントこんな簡単に?」
虎さん「これまでの傾向から間違いないから」
――「あとは設定看破ですね」
虎さん「おう、設定差知ってる?」
――「もちろん。虎さんのページの校正で覚えましたから」
虎さん「ハマリゲーム数とチェリー解除だけ見てりゃ十分だよ」
――「分かりました!」
虎さん「看破要素チェックしながら閉店近くまでブン回そうぜ!」
――「頑張りましょう!」
虎さんのパチスロの腕前は、編集部の歴史上トップレベルらしい。とはいえ、狙っているのは銭形の設定6だ。機械割は115%~117%と言われている。それをこんな簡単にツモれるわけがない。
開店から4時間後――
俺の頭上には、すでに2箱の出玉があった。チェリー解除らしき挙動は1度あったが、濃いゾーン中だったため確証はない。しかし、これは今まで打ってきた銭形とは何かが違う。抽象的な感想だが…
シンプルに面白い!!
とにかくハマらないのだ。連チャンゾーンの181Gを抜けても大きくはハマらず、565Gまでにキッチリ当たる。今まで打っていた銭形とは、安定感がまるで違っていた。
虎さん「調子良さそうだな?」
――「はい! 確かなチェリー解除はナイですが、565Gは1度も超えてません」
虎さん「まあ、チェリー解除は設定6でも11.7%だから」
――「虎さんの調子はどうですか?」
虎さん「さっきBIGの天井まで連れていかれてガッツリ減ったけど、チェリー解除を2回確認してるし、間違いないと思うよ」
――「マジすか!」
虎さん「とりあえず時間もったいねーからブン回すわ!」
――「こちらも明らかに感触が良いのでブン回します」
当時の4号機の中で、銭形はハイスペックとは言えないかもしれない。それでも設定6の機械割は115%超である。1日で2台も高設定が使われるとは考え難いが…。
およそ9時間後――
俺の周りには別積みができていた。正確な枚数は把握できていないが、目算で7000枚は超えている。チェリー解除は、もう何度あったか覚えていない。現代のような設定確定演出がないため確証はナイが、全ての設定推測要素が設定6を示していた。
遠くに見える虎さんの周囲にも、石垣のように別積みができている。 凄い。これが編集部で最強と呼ばれる男の日常なのか!! そんなことを思っていると、1人の爺さんが声をかけてきた。少しだけ服装に見覚えがある。
爺さん「お兄ちゃん、調子良さそうだな」
――「はあ、まあ…」
爺さん「そこでちょっと相談なんだけどよ」
――「え? なに?」
俺は小役狙いを実践しつつ、爺さんの話に耳を傾ける。今はまだ連チャンゾーン中だ。手を止める時間が惜しい。
爺さん「実は帰りの電車賃も使っちまったんだ」
――「ええ!?」
爺さん「二千円、いや千円でいいから恵んでくれねえか?」
――「それは大変ですね…ちょっと待って」
虎さん「おい、俺の後輩に何してんだ?」
虎さんが詰め寄ると、爺さんは慌てた様子で立ち去った。
虎さん「気ぃ付けろよ。ここは詐欺も盗みも何でもアリだ」
――「だって電車賃が…」
虎さん「朝見ただろ、あの爺さんが駐輪場で寝てるの」
――「あっ…」
あの駐輪場の隅に転がっていた老人だ。
虎さん「アイツは勝ってるヤツにタカるんだよ」
――「そうなんですね」
虎さん「甘い顔すると粘着されるぞ」
――「野良猫みたいすね」
虎さん「いっぱい出ても店から離れるまでは気ィ抜くなよ」
――「分かりました。気を付けます」
虎さん「さて、俺はゾーン抜けたからアガるわ」
――「俺もイチハチイチ(181G)抜けでヤメますね」
虎さん「おう、じゃあ先に流しとくわ」
ゾーンを取り切り、流した枚数は約7000枚。投資分を差し引いても約+6000枚の大勝利。虎さんも7800枚ほど獲得し、差枚数は約+6500枚だった。 閉店後は虎さんに連れられ、ホールから少し離れた中華屋へ。
★高設定を狙う理由
虎さん「な、簡単だったろ?」
――「衝撃を受けました…」
虎さん「もちろん抽選良けりゃ北斗もアリだけど」
――「いや~、銭形がこんなに面白いとは」
虎さん「そう、それなんだよ」
――「はい?」
虎さん「俺が高設定を狙う理由はソコなんだ」
――「え!? 金じゃなくて?」
虎さん「多分だけど、パチスロって高設定が使われる前提で作られてるんだ」
――「高設定前提で…?」
虎さん「だから高設定を打ってみないと、その機種の面白さが分からない」
――「高設定を打って、やっと正当な評価ができるってことですね」
虎さん「そう、高設定は面白い。だから打ちたいんだよ!」
意外だった。編集部随一の勝ち組だから、てっきり金のためだけにパチスロを打っているものと思っていた。
虎さん「北斗・吉宗も面白いけど、それだけ打ってちゃもったいない」
――「おかげで銭形のライバルが少ないですがね」
虎さん「それはホント助かるけど、銭形はもっと評価されるべき」
――「そうですね! さて、今日の分はおいくらお渡しすれば?」
虎さん「は? なんのこと?」
――「これだけ勝たせていただいたら、情報提供料として…」
虎さん「バカ言うなよ! もらえるか!」
――「え? いいんですか? 今日は100パー虎さんのおかげですよ?」
虎さん「レバー叩いてんのはラッシーじゃねーか。要らねーよ」
――「ではせめて、ここの払いぐらい…」
虎さん「要らねーて! 俺いくら勝っていると思ってんだよ」
――「うう…ありがとうございます」
虎さん「どうだ? 面白い店だったろ?」
――「客層はアレですが、こんなに設定使うなら文句ナシですね」
虎さん「まあ、毎日入るってわけじゃねーけど」
――「明日も別のイベントみたいでしたが?」
虎さん「いや、明日は来る価値ナイよ。狙えないイベントだから」
――「そうなんですか!?」
虎さん「この辺で明日打つならS店。明後日ならR店」
――「毎日狙うべき店が変わるんすね?」
虎さん「そらそうよ。どこの店も毎日何かしらイベントやってる」
――「毎日…」
虎さん「当然ガセイベも多い。だから選ぶんだ。本物のアツいイベントだけを」
――「…本物を見極める」
虎さん「高設定狙いってのは、99%店選びで決まるんだ」
――「たしかに使わないホールは、徹底して使いませんもんね」
虎さん「でも単純にいっぱい使う=優良店でもナイ」
――「え? 今日の店はいっぱい入るから選んだんじゃ…」
虎さん「正確には違うかな。見たろ、今日の客層」
――「はい。ピンのプロも軍団も多かったですね」
虎さん「ここいらはプロの巣窟なんだ」
――「そのようですね」
虎さん「いくら高設定が入っても、自分がツモれなきゃ意味がねえ」
――「絵に描いた餅。入ってないのと一緒?」
虎さん「そう。ツモらせてもらえないなら、もう入ってないのと一緒だよ」
――「たしかに…そうですね」
虎さん「だから同じ店でもイベントの使えるor使えないを見極めなきゃ。今日はアレでも人が少なかったんだぜ」
――「え!? 抽選140人くらいでしたが?」
虎さん「集まる日は、そんなレベルじゃねーよ」
――「それじゃ抽選受けても狙い台は取れませんね」
虎さん「そう。だから俺は『使えるイベント』だけ狙ってんのさ」
――「軍団が取りこぼしたり、軍団がいてもツモれるような」
虎さん「そう、俺みたいなピンでも戦えるイベントね」
高設定がたくさん入るイベント=優良イベントとは限らない。重要なのは、自分がツモれるか否か。たとえ高設定の数が少なくとも、店のクセが高精度で分かっていたり、ライバルが少なければ狙い目となる。高設定の数こそ全てと思っていた俺にとって、これは大きな衝撃だった。
虎さん「で、明日は何やってんの? 校了明けだからしばらく会社行かねーだろ?」
――「特に予定ないので…じゃあS店にでも行ってみようかな」
虎さん「S店か…アリっちゃアリだけど、俺と他のホール行かね?」
――「マジすか? なんか面白いとこあるんすか?」
虎さん「そうそう。じゃあ、朝8時に○○線の○○駅集合な?」
――「また早っ!!」
虎さん「車で迎えに行くから」
――「は、はい!」
虎さん「明日マッハに2台5・6使う店があるんだ」
――「行きます! しかし、よくイベント見つけますね」
虎さん「地元だぞ? 横浜・川崎一帯は全部把握してるわ」
――「ええ…めちゃめちゃホールありますけど」
虎さん「明後日はR店で設定565が並びで入るから、そこも狙おう」
――「マジすか! 凄い環境ですね」
虎さん「もちろんエナもやるけど、少なくて月50万は堅いかな。編集部ヤメたらもっと稼げるけど」
――「少なくて月間+50万!? 働きながら…」
虎さん「ま、ラッシーも俺と一緒に打ってれば、それくらい稼げるようになるよ」
――「いやいや、さすがに俺は…」
店のクセやライバルの数から、自分がツモりやすいイベントを選ぶ。これが虎さんから最初に教わった高設定狙いのコツ。いや、極意と言っていい。単純に高設定がたくさん入れば優良店かといえば、そうでもない。自分のスタイルにあった店選び・イベント選びこそが大事。
「もうイベントなんてナイよ」という声が聞こえてきそうだが、店選びの基本は現代も変わらないと思う。高設定の投入頻度はもちろん、自分が「偶然でなくツモれた頻度」も重要なのだ。
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- ラッシー
- 代表作:パチスロワイルドサイド -脇役という生き方-
山形県出身。アルバイトでCSのパチンコ・パチスロ番組スタッフを経験し、その後、パチスロ攻略誌編集部へ。2年半ほど編集部員としての下積みを経て、23歳でライターに転身。現在は「パチスロ必勝本&DX」や「パチスロ極&Z」を中心に執筆。DVD・CS番組・無料動画などに出演しつつ、動画のディレクションや編集も担当。好きなパチスロはハナビシリーズ・ドンちゃんシリーズ、他多数。
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