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パチ7自由帳月間賞

パチ7自由帳月間賞

2019.03.18

【岡井のお題:ゆるいの】AI搭載のパチンコがしゃべったら? 結果発表!!

岡井モノ:ライター兼パチ7編集部員(別館) 岡井モノ:ライター兼パチ7編集部員(別館)   パチ7自由帳月間賞


花粉の侵略に悩まされながら御機嫌よう、岡井です。

岡井のお題:ゆるいの
『人工知能が搭載された未来のパチンコ、さてなんて言う?』  
※皆さんの投稿作はコチラで確認できます!

結果発表の時間です。


パチンコ進化の未来をうらなうこのお題、想像を創造につなげる思考のファンタジスタとなる9作の投稿をいただきありがとうございます。最近までアレ◯サをキッチンペーパー購入マシンだと思っていた岡井もすべての投稿作を楽しませていただきましたよ。

それでは注目作のピックアップからどうぞ。


 

ebotanさん:CR人口知能 ~辛口ver~ 

ebotanさんによる投稿作は相変わらず隙の少ない見事な完成度。そしてAIが放つ言葉はいずれも嫌味というパチスロ界の嫁姑問題状態。

「そろそろ右打ちされては~」のくだりには、誰のせいだと思ってんだと激高してしまう可能性が大のため、「ごめんねー」のひとつでも発してみると良いのかもしれません、先人の金髪ビキニは偉大です。

 

タルヲさん:グリグリしたり、ネジネジしたり。もう~~♡

タッチネタとしてはシンプルな切り口ながら、AI搭載が当たり前となった未来で機械に対するセクハラが問題となる可能性すら感じさせますね。そしてセクハラをも笑いに昇華してくれる寛大なAIはもはや新喜劇座長のような存在感。

「タッチしてね♡」と言われれば、男は特定の部位をタッチせずにはいられないのです。でも現実世界でのセクハラはダメ、絶対。

 

あきうめさん:もしもパチンコがしゃべったら

あきうめさんはたくさん投稿いただきましたが、そのなかでもこれが一番愉快、というか良い意味での子供だまし感が良かったと思います。

惜しいもうちょっとだったと言われると、また挑戦してやろうという気持ちになりそうですが、やりすぎると遊技者ともども危険な領域に突入してしまう危険なAIでしょう。



さて、AIが応援したり煽ったりと様々な顔をみせてくれた今回のお題ですが、一言ネタとしてワードのシンプルさと、背景に潜む思惑も味わい深かったこの作品を大賞とさせていただきます。




 




一万円は大人の遊びとしての範疇であると考えます。
一万円投資が終了したら、



 



 

玉のゼロさん:AIを搭載する必要性

なぜパチンコ台にAIを搭載する事になったのか、という部分にまで思いをめぐらせていただいた玉のゼロさん。依存症という業界が無視できない存在を正面からとらえ、そうした問題について何ができるのかという部分をホール視点から描いていただきました。

そして導き出された答えが「さらに煽る」というどうしてこうなった状態であり、逆に考えるんだ「怒らせちゃってもいいさ」と考えるんだと言われたような気分になりますが、結果的にはそうした問題に対しての新たな可能性を感じさせるアプローチとなっていた部分も新鮮に感じました。

そして一言ネタとしても直接的に否定するでもなく、短い言葉の中にある皮肉交じりの笑いを感じられるセンス、これらの合わせ技一本として今回の大賞とさせていただきました。使用されている元がバレバレの画像はけっこうヒヤヒヤしますが。

玉のゼロさんには『パチ7オリジナルクオカード5,000円分』を進呈致します、おめでとうございます!!  

 

◆総評と読むチカラ

二回目のゆるいのはいわゆる一言ネタのお題でした。とは言えパチ7自由帳には私を含め書きたがりの方々も多くいるため前後の文字数制限は設けませんでしたが、いかがだったでしょう。


こうした大喜利のようなお題は気軽にチャレンジできますが、いざ面白いものとなると短い文字の中に要素を詰め込まなければいけないという難しさもありますね。蓋を開けてみるといずれの投稿も他店を薦めてしまったり、遊技者をおちょくったりとお茶目かつ憎めないAIだったような気がします、そうした中で大賞の玉のゼロさんの作品は客と店(パチンコ台)との関係性を思わせる部分が実に味わい深いものが読み取れました。


読み取ると言う要素は当たり前ですが基本的には読書から得られる情報です、みなさんは普段読書されているでしょうか、読書をほとんどしないという方も、学校や会社で読書習慣を身に付けろと言われた経験があるのではないでしょうか。
私は読書至上主義でも無いですし、本を読まなくても面白いことを考えたり書いたりはできると思っていますが、実は読書に慣れないと身に付けるのが難しい能力が存在します。


それは文章にある意味・意図を読む能力、読解力です。
例えば「ここは図書館ですと言われた」という文章に対し、ここは図書館なんだなと思うだけで終わるか、図書館だと言われたので静かにしなければいけないのでは、と考えることができるかで違ってくるものです。


読解力があれば要約や語彙も身につくものなので、仕事や人間関係でも役に立ちます。高尚な文学作品でなくともパチスロ雑誌やネット上のコラムでもご自身が興味があるジャンルで良いと思うので、機会をみて触れてみてはいかがでしょうか、パチ7のオカイ☆サロンなんて特にオススメです、あんまり更新されないけど。


投稿者の皆さんありがとうございました!! 次回の参加もお待ちしております!!

 

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岡井モノ:ライター兼パチ7編集部員(別館)
代表作:オカイ☆サロン

学生時代友人に連れられ、はじめて『ジャグラー』を打って負けたその日、悔しくてなぜか『サバンナパーク』のゲームを買った異端の猛禽。パチ7自由帳において「何か変なヤツがいるな」と思われていたが、何か変なヤツのまま編集部に捕獲されたトリックプレイヤー。日本全国を旅する渡り鳥としての経験を活かしたコラムを、旅情たっぷりに綴るかと思わせながら特にそういうコラムを書いたりはしない。今日も今日とて奇策縦横。

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