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#6「5700枚」
#6「5700枚」
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マキノさん
なんとなく登録してみたおじさん。 おじさんなのにまだまだひよっこ、遅咲きの2010年頃デビューでゴリゴリ5号機世代なんです。 - 投稿日:2018/09/01 12:05
お久し振りです。
パチ7さんからクオカードあげるよってメールが来てた気がしますが意図的にスルーした養分です。
気づいてはいました。お気になさらず。
6回目にして一旦自己紹介のターンは終わりです。
いや、平たく言えばコラムなんてものは全て自己紹介なんじゃないか。
だとすればなんでもいいんじゃなかろうか。と思います。
さて、ぱちんこパチスロプレイヤー同士で話す時って勝った話と負けた話、どっちが盛り上がりますか?
SNSやブログなんかではどちらにせよ文章力次第かと思います。
面白い文章を書ける人なら素材がなんでも調理次第で面白くなるんです。と言うと無敵のように聞こえますが、素材選定の段階でも差がついていると思います。
いずれにせよ凄いですね。爪の垢を煎じて眺めてみたいです、飲むのは衛生上よくありません。
この手腕を差し引けば個人的には負けた話が面白いと思うんです。
最近フェアリーテイルで中段チェリー引いてSPバトルで結構な小役引いたのに駆け抜けた話とか、昔バジ絆でフリーズからコンチ音鳴らして400枚出なかった話とかしてもいいんですが、一旦やめときます。
養分だからといって延々負け続けてるわけでもないですし、歴の浅い5号機おじさんでも万枚は2回経験があるんです。
でもその話をいい感じにお伝え出来る自信がありません。
機種だけ紹介しておくと「コードギアス(初代)」と「緑ドンviva2」、共にノンストップの一撃です。
定番の機種と意外な機種かな、と思いますがどうも筆が進まないのでもし気になる方が居るようでしたら別の機会に挑戦します。(白文字)
では逆に死ぬほど負けた話はどうでしょう。
自身最大の負け額で言えば11万4千円だったと記憶しています。
勿論一日で、です。
ただこれはこれで書きにくいというのが正直なところです。
まず第一に「何を打ったのかよく覚えていない」というのがあります。
パチスロという遊技、一台に全ツッパすれば10万という数字に到達するのは意外と難しいもの。
当時は5.9号機とは違い天井という機能もありましたからね、ベースが低いとはいえ天井の存在は大きいです。
そう、間違いなく乱れ打ってるんです。
それはもうトチ狂ったかのように台移動してるんです。確実にぱちんこも打ってます。
また「覚えていても特筆するような出来事が無かった」というのもあります。
当然です、ぼろぼろにやられてるんです。
2万や3万なら「あの時あのチャンスをモノに出来なかった」とか色々あるものですが、しこたまやられた日です。
ほぼほぼ何もなかったんでしょう。
あったとしてもとるに足らない些事です。
もっと言えば「死ぬほど負けた記憶なんて半ば無意識的に消去したい」もありますね。
これはもう人間の脳の仕組みの問題です。
この機能が無いとトラウマだらけの人生になりますからね。
前を向いて生きましょう。
そんなわけで負け過ぎも良くないわけです。
ダメージが大き過ぎて舌も上手く回らないというものです。
そこで11万4千円という金額についてだけ考察する、ということでご容赦願います。
生粋の養分ですが幸い10万を超えたのはその一度きりです。
ブルジョワじゃあるまいし、そう何度もそこまでいってりゃ財布がもちません。
今は7万ぐらいで冷静に諦めます。遅いわ。
ぱちんこパチスロで使うお金というのは勿論戻ってくる可能性を考えて入れるわけです。
賭博じゃない遊技なのに戻ってくるなんておかしいですね、というすっとぼけ口上は一旦無しにしましょう。
10万円というのはつまり5000枚です。
私の地域はイコールじゃないのでもっと必要です。
冷静に考えれば無理です。
いくら万枚の半分と言えど、5000枚なんて立派な大事故です。
当時は5号機AT全盛。5号機史上最もコイン単価の高い機械たちがホールに並んでいた時期です。
だとしても、です。
では何故それほどの金額が入ってしまったのか。
投入諭吉の人数で順を追って心情を見ていきましょう。
1~2人:
通過点でしかありません。
まだ慌てるような時間じゃない、というやつですね。
3~4人:
この辺でなんとか形にしないとまずいですね。
打っていい機種も限られてくる段階です。
ただ、時期が時期ですから形になりさえすればこの枚数払い出されるというのはまだ現実的です。
皆さんは慌てて下さい。
5~6人:
ちょっと、まずいです。
この辺りで財布から取り出した諭吉に「君は何人目だい?」と問いかける必要が出てきます。
事前に財布の中の枚数を数えておかないと「いくらかわからないけどすごいまけた」という小学生並の言葉を吐く事になります。
手遅れ感は否めませんが流石に慌ててます。
7~8人:
いつの間にか「1~2万でいいから戻ってきてくれ~!」という懇願に変わっています。
もう勝ちは目指してないです。
この金額から捲った事は一度しかありません。
一撃万枚よりも頻度は低いです。
緊急手術の必要な重症から一晩点滴打つだけで済む軽症を目指す戦いです。
9~10人:
「もうキリ悪いし10まで行こう」
意味不明な思考段階です。
キリが悪かったら何なのか。
キリが良かったら何かあるのか。
帰ろうよ。
そう、「キリが悪いから10まで行こう」と続行していたんです。
それが何故1万4千円もの余剰を出したのか。
ここが非常に摩訶不思議ですね。
これに関しては「無」としか言えません。
もう、無、なんです。
何も考えずにレバーを叩く機械の如しです。
そんな中、突然思い出したかのように「あ、駄目だ、無理無理、帰ろう」となったわけです。
結果として非常にキリの悪い11万4千円という数字になっただけです。
その数字に意味は全く存在しません。
このように、ここまで負けるとそれはそれで盛り上がらないんです。人を引かせるだけです。
笑いながら語ったところで「作り笑い」にしても「本気でネタにしてる」にしても「やべぇ奴」には変わりありません。
和気藹々と勝った負けたすったもんだと語り合うためにも、節度を守ったぱちんこパチスロライフをエンジョイしましょうね。
負け続きで無理だと思ったら暫く打たなくていいんです。
無理を通して打ってもしんどいだけです。
借金なんて言語道断です。
店も台も打つことを強制はしていません。
最終的にサンドへお金を入れるという決断をしているのは我々自身です。
さ、今日の仕事帰りは何を打ちましょうかね。
それではごきげんよう。
5
マキノさんの
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このコラムへのコメント(2 件)
つい先日8万入れて4万返ってきた時に「危なかったーほぼチャラだわ」と思いました。
日常生活での金銭感覚はそこまで酷くないのが不思議ですよね。
9万返ってくると
「勝った」
と勘違いする不思議空間。
新人賞おめでとうございます。
そして100円高いかどうかで1時間迷って、1000円を秒でサンドに突っ込みます。