キーンが聞けさえすれば良かった

撤去が2006年7月、気がつけば既に12年以上が経ってるんだなあ。
まあ題名からわかると思いますが(と言うかプロフィール画像見りゃわかるか)あの711枚が1ゲーム連する吉宗の撤去が2006年のことだったことに驚き。もうそんなに前のことだったとは。そりゃ年も取るわな。
当時は仕事もバタバタしてた頃だったけど、仕事帰りに閉店まで1時間あれば店を覗く。今で言うエナですね。とにかくビッグ引いて爺を選びキーンが聞ければそれで良いと言う毎日を過ごしてました。ビッグ中にキーンと鳴れば+711枚。そのビッグと合わせると一瞬にして1400枚28000円出るんです。
そんな性能の台だから1時間もあれば2-3000枚は余裕。打てる台があれば打ち、なければ帰るみたいな立ち回りでも十分期待値ありって時代でした。
キーンが聞けなかった日は家に帰り、キーンが鳴るキーホルダー(雑誌の付録にあったんだよね)をポチポチさせて、キーンを聞いて寝るみたいな生活してたなあ。かみさんからはあきれ返られてましたが。

撤去日が近づいてからは、多分人生で一番負けていた頃、期待値なんて言葉は知らない、目の前に空き台があれば良い、キーンが聞ければって立ち回り。
休日は朝から折れ曲がらない財布を持って嘘イベントに並んでました。
まあ10万負けなんてのは日常茶飯事、朝から行くためには財布には20万は無いと心細いって時代ですね。よく考えると狂ってたな。
何をそんなにって、とにかくビッグ中の外れを引きたかった。0パンは1度達成してたけど、とにかく外れが引けない。まあ確率的にビッグ中の2万分の1とかだからしょうがないけど。
ちなみに外れ引くとストック3つ。711枚が3連チャンで出てきます。当たったビッグ含めると4連。一撃2800枚ゲットな訳ですよ。0パンもストック3つだけど当たったビッグは枚数少ないからプレミアとしては最強の外れをとにかく引きたかった。

撤去の日が迫る中、高確率演出中のレバーオン。

ズキューン

？？？

爺じゃ断る

ついに引けたゴルゴ爺
(画質悪いね、当時のガラケーで撮ったもの)

このプレミアが初で最後となり、残念ながらビッグ外れは引けずにサヨナラとなりました。
あのキーンと鳴ったゲームで中リールを押した時にズルっと滑ってテンパイしない瞬間を味わいたかったのになあ。
まあ撤去が1年とか伸びたらいくら負けていたかと思うと財布には良かったかと。

ちなみに今もゲームで打ちますが、あの鉄火場の雰囲気はお金かけてない遊びじゃダメですね。あーあの頃に戻りたい、、、か？
今の台のほうが遥かに良く出来てると思うので、昔補正なんだろうなあ

5