ホンマにあった怖い話

先日、昼過ぎに家から一番近いけど、どうにもアカン店に入った。

2コースある1パチは満席、3コースある4パチにはわずか8人の客。
怖いな～、怖いな～。

それでも遠くへ出向くのはしんどかったし、最近やっと入った「319マクロス3」なら打てるかな？と思って、入り口に一番近い角席に座った。
1Kで12回転。2K～3K～…石ころ3つすら貯まらない。「ライブ会場へGO！私たちの歌を！ガシャン！」そればっかり。

続行か移動か退場か、どうしようか考えて打っていたら、入り口の自動ドアが開いた。
「客が来たか」
その矢先、アイ君が箱から紙飛行機を開き、歌姫が降臨した。念願のこのリーチ演出の展開を凝視していたのだが、あれれ？入り口から男児の声がキャッキャと聞こえる。
「子供を入れたらアカンやろ？」

いくら液晶に集中しているとはいえ、コヒレの営業とか、飴ちゃんのサービスとか、真横で何が起こっているのかは分かるもの。
アツいリーチを見つつ視界の限界点ギリギリのラインで入り口を見ると、6才くらいの男児と父親と思われる男性とが手を繋いで入ってきていた。

こんな感じ。画力へのクレームはご遠慮ください。

「うそっ！ありえないっ！！」
リーチの展開よりも気になり、もう顔面を真横にやった。

誰もいなかった。「私は何を見たの？」
マジ本当の話。

マクロスの方は2回もバルキリーが完成した激アツらしきリーチだったが、まさかのハズレ。その後20K追加投資して400回転したが当たりは引けなかった。

新基準、怖いな～、怖いな～。

「ホンマにあった怖い話」

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