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旅の思い出。5号機の思い出。
旅の思い出。5号機の思い出。
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セリポンさん
福岡生まれ、熊本育ち。 物書き志望の戦う公務員。気が付けば30歳になってしまったが、まだまだ夢追人。 G&Eメディアライターコース12期生。 - 投稿日:2019/10/14 20:43
年間100日以上家を空ける出張族の私。慣れない土地での仕事はストレスも多いが、出張族ならではの楽しみもある。
「仕事仲間との連れ打ち」もその一つで、今回紹介するのホールも出張の縁で出会う事ができたホールだ。
今から5年程前、出会いのきっかけはパチスロ好きの上司に誘われた連れ打ちだった。
「ここでしか打てない台を打たせてやる」
仕事中も打ちたくてウズウズしていた私にこの誘いを断る理由も無く、仕事が終わると二人ですぐにタクシーに乗り込んだ。
到着したのは、市街から少し離れた郊外のホール。どうやらローカルチェーンのホールのようで、所々消えてはいるがギラギラと光るネオンと歴史を感じる外観が印象的だ。
いざ店内に足を踏み入れると、聞こえてきたのは「カキーン!」 という金属バットの様な音。パチンコやパチスロのメイン機種には目もくれず、お目当ての台を見つけた上司が「これを打つぞ」 と指差したのは、レトロな筐体と野球選手の絵が目を引く『トリプルクラウン スペシャル-30』
もうお分かりになった方もいるだろうが、訪れたのは沖縄。南国独特の雰囲気と初体験が相まって、私が今でも忘れることの出来ない思い出のホールだ。
店内は決して新しいとは言えないが、各所に配置されたシーサーやハイビスカスなどのインテリアがいかにも沖縄という雰囲気を醸し出す。
設置機種も沖縄らしさ満点。パチンココーナーは、牙狼や海物語シリーズを中心としたお馴染みのラインナップだが、驚いたのはパチスロコーナー。なんと、パチスロの代名詞とも言えるジャグラーシリーズがここには1台も設置されていなかった。
ジャグラーに代わる機種として何が設置されていたのかというと、沖縄ならではの「トリプルクラウンシリーズ」 や「ハナハナシリーズ」 等のいわゆる沖スロと呼ばれる30パイコインのパチスロ機だ。特に「トリプルクラウン」 は九州から北側で目にする機会はほぼ無いが、沖縄ではほぼ全てのホールに設置されている。まさに「沖縄のジャグラー」 とも言える台である。
パチスロコーナーの約半数を沖スロが占めており、フロアマップの25パイのシマには、チビコインコーナーと書かれていたのも印象的だった。
私が訪れたのは午後6時頃だったが、この時既に沖スロコーナーはほぼ満席。老若男女問わずデカコインを手にし、沖スロに向かっていた。
特に、この日私も実戦したトリプルクラウンは1番の人気機種。ゲーム性は完全告知のザ・沖スロで、通常時は盤面右上のバットとボールのランプが光ればボーナス当選というもの。店内に入った時に聞こえたカキーンという音もこの台の告知音だ。
私のトリプルクラウン初実戦は、何度か快音を響かせることが出来たものの、勝利を掴み取ることはできなかった。しかし、普段味わう事のできないホールの雰囲気や珍しい台に触れる事ができ、パチスロ好きとしては勝敗抜きに充実のひとときだった。
5号機の時代も終わりに近付き、6号機の時代が目の前まで迫って来ている。そんな中、今しか味わえない経験が出来たことはとても幸せだった。
パチスロファンの一人として、本場沖縄での沖スロは5号機時代の思い出として絶対に損はしない経験になると自信を持って言える。パチスロ・沖スロ好きの皆さんには、少しの旅費と行動力を振り絞ってもらい、今の沖縄でなければ味わえない唯一無二の雰囲気と経験をぜひ体験して頂きたい。
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セリポンさんの
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このコラムへのコメント(2 件)
遊技証明書出してもらえるホールなんてあるんですね…
それを貰う為にもう一度沖縄行きたくなりました!