確率に魅せられた日

都内を歩いていて、養分思考でフラっと立ち寄った某店での昼下がり。

ハロウィンだけに、マジハロが全台っぽいなあとか。

可愛い店員多いなあとか。

そんなどーでもいいことを考えながらいつものコレに着席。

稼働が良いってだけで、根拠なく座って打ち進めたけど、

幸先よく開始500Gで、スイカ赤７・単独紫７とポンポン引いて、ご満悦で遊技続行。



と思いきや、それからの展開と言ったら本当に酷いもんで、1000G回した地点での設定差の無い子役がこんな感じ。

右肩下がりのスランプグラフを見ながら、「結局今日もダメだねえ」なんて苦笑しつつ、投げやりになったレバーオンからね。


突然これですよ。

「まさか」と高鳴る心音を抑えて、汗ばんだ手を握って、そしてその数秒後には裏切られるんじゃないかと僅かに不安になりながらも、

苦節10万G、『魔法少女まどかマギカ２』での中段チェリー初降臨です。






もう美しくて、愛おしくて、イジらしくてね。


全てを抱きしめたくなった。


そんなテンションで書いてるコラムです。



これだからプレミア契機は、芸術的に美しい。


結局、パチスロもパチンコもソシャゲも、デジタルにひとくくりにすりゃー単なる確率の集合体でしかなくて。

このまど２で言えば、中段チェリーは1/32768。いつ打とうが、誰が打とうが同じ確率。平等な確率だからこそ、不平等に結果は起こる。導入初日に２回引く人もいれば、20万ゲーム回したって一度も引かない人もいる。


でも。

そこから得られる数値的な結果なんてのは、ハッキリ言ってどうでも良いと思うんです。(専業の人に言ったら怒られるかも知れないけど)


その事象が起こったときに、我々一人一人の心に、何がどう残ったのかの方がよっぽど大切なんですよ。

ユニメモが謎の消滅を果たして、知らない間に大学を卒業していて、撤去日が迫ってきていて、そんな中での10万Gを乗り越えての今日がある。俺が俺の手で俺の為に俺の人生をかけて引いた中チェだから、俺だけの人生の思い出の種になる。


出てきたエピボがほむらちゃんで、ワルプルギスと戦いながらそんなことを思ってたのですが。

まぁ涙腺が緩みますよね。


それだけに心が動いたのだから。微かな確率の中だからこそ、最高の美学が潜んでいる。

毎日が、その人にとっての記念日になる可能性を秘めているんです。





今日はそんな素敵な記念日をありがとうまど２。そしてこれからもよろしくお願いします、まど２。






ちなみに最終的にはこんな感じ。

１ですね。

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