【台語り】高純増機の進化

どうも、モジャです。新台が打てたので語ります。


　『パチスロ学園黙示録ハイスクール・オブ・ザ・デッド ゴールド』は純増8.7枚のATを目指すゲーム性で、通常時は玉集めをします。この玉は言わば「勝舞魂」で、AT突入をかけたCZでは玉の個数ぶん抽選が行われます。
はい『リゼロ』ですね、お話おしまい……

にはしませんよ。私は本機を打つ中でリゼロが抱えていた様々な問題が「比較的」改善されているよう感じました。以下に所感(とカッコ書きで邪推)を書きます。

・規定ゲーム数が最深部以外も選ばれる
本機は高純増機にありがちな「有利区間開始時に決められたゲーム数に到達しないと当たらない」仕様ですが、低設定がA天を連発するリゼロに比べると比較的浅めが選ばれることがよくあるように感じました(早く当たったATは伸びない) 。

・ポイントを抱え落ちしにくい
本機はCZの直前にポイント超高ゾーンがあり、そこでポイントが溜まるのでリゼロでよく発生した「アイテムまであと10ポイントなのに白鯨が始まってしまった」ということが起きにくくなっています(超高で貰うポイントが不自然に多い時があり、あらかじめ決まっていた球数にするための帳尻合わせの可能性もある)。

・レア役が仕事をする(ように見せている)
ATをかけたCZは恐らく「確定CZ」と「ガチCZ」の2種類があり、低設定ほど後者の選択率が高くなると思われます(6確台は実践上100%成功)。そしてこのガチCZ、弱チェやスイカを引いた程度では成功しません(確率非公開)。が、流石に強レア役なら成功するでしょうしリゼロよりは叩きがいがあるかと思います。また、AT中もレア役を引くとゲーム数上乗せがあります(元々のゲーム数を少なめに出しておいて、裏乗せぶんをレア役成立時に出している可能性あり)。


追記: 本機はATやCZ終了時に有利区間を引き継ぐことがよくありますが、引き継いだからといって確定CZや強ATが来るわけではないです。500枚以上吸い込んでもATが400枚弱で終わることも頻発しており、このままでは辛すぎるので本当にレア役で上乗せをしている可能性が高いです。


・高層ビル群が出来にくい
本機はCZが1戦突破なので、そこそこの確率で成功します(そのぶん一撃性は低い)。これと先に書いた浅いゲームでも当たることが相まって、右肩下がりストレートな酷いスランプグラフを描きにくくなっています(そのぶん上にも跳ねにくいと考えると低設定はリゼロより絶望的かも知れませんが)。


　規制の関係で高純増機は同じような仕様しか出せないという縛りを考えると、本機は良く出来ています。まあ流行らないと思いますが。そもそも設置ホールが全国に1000もないので、見かけた際は触ってみても良いかも知れません。

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