【台語れず】絶 対 強 者

どうも、モジャです。本当は『モンハンワールド』の記事が書きたかったのですが、とある理由によって打てませんでした。今回はその話です。


　私がよく行くホールは設定状況が絶望的です。小規模ホールながらいつも空いていて、箱(500枚の小さいやつ)すら4つ以上積んでいるのを見るのが1ヶ月に1度あるかないかです。それでも、期待値を気にせず打つお客さんが多い上にデータカウンターが前日最終ゲームを見れないタイプなので良い台を拾うため私は通うのですが。

　そんなホールにも先日『モンハン』が2台導入されたと聞いて、昨日打ちに行くとびっくり。なんと並びで2台とも下パネルが消えているではありませんか。

下パネ消灯！激アツ！

ではありませんよ。本機の下パネ消灯は「2枚がけペナボを保有していないため3枚がけペナボが揃う可能性がある」という意味です。

※解説: ペナルティボーナス
6号機は仕様上の都合で「揃えると損をするボーナス」を搭載しなくてはいけません。メーカーはこれが適当打ちでも揃わないようにするため、通常時に押し順を出したり(『モンキーターン4』など)、2枚がけでも回せるようにしたり(『リゼロ』など)しています。後者について追加で解説しておくと、リゼロなどはペナルティボーナスが2種類搭載されており「3枚がけでしか揃わないボーナス」と「2枚がけでしか揃わないボーナス」があります。そして、ボーナスは1つしか保有できない(ストック機の禁止)ので、2枚がけボーナスを保有しながら3枚がけ遊戯をすることでペナボが入賞しないようにしています。

　下パネが点いている(BB2保有)ならBB1は入賞しない

本来、2枚がけペナボはホールが導入時に内部成立させるものであり、営業マンにそうするように必ず伝えられているはずです。私は店長に初期設定を忘れたのではないかと尋ねると、返答は以下の通りでした。

「我々は初期設定はしている。打ち手がペナルティ入賞した場合の補填をする責任はホールにはない。」

確かに、ホールが2枚がけペナボを保有させても打ち手がペナボを揃えて消化すれば未成立状態に戻る場合があります。しかし、これをするにはわざわざメダル2枚を手入れしてレバーを叩き、特定箇所を3リールとも目押ししなくてはいけないのです。2台しかない台で偶然そうなる起きる可能性はあるでしょうか。負けた腹いせでペナ辞めするような人が2枚がけペナボを知っているとも思えません。

　恐らく、ホールは初期設定を怠っていました。それでも、補填をしろと言われることを考えると正直には言えなかったのでしょう。私は何も言わずホールを後にしました。打ち手は弱者、絶対強者(タイトル回収、ティガレックスではない)であるホールには逆らえないのです。


　半分詐欺みたいなタイトルでモヤモヤの捌け口に付き合わせてしまいすみませんでした。本日、またそのホールに行くつもりなので、下パネの点いた『モンハン』が置いてあることを願っています。

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