Pらんま1/2 99verはこれからのちょいパチの夢を見るか

らんま1/2のパチンコが昨年出たものの近所に見当たらず、ようやく見つけたとて中々ハードな面構えで手を出しあぐねいていた所、甘デジが出ますとの知らせを聞いてから楽しみに待ってました。

https://pachiseven.jp/machines/6526

1/99で当たり、80パー継続のSTへ。そこで一回当てれば90パー継続のSTへ…と何とかなりそうな気しかしないスペック。
80パー突破なんてのは義務教育で、90パー継続なんて終わらない歌よ、と思っていた頃の自分はかなり前に死んだはずですが、
この度墓場からムクムクと蘇ってきて引いた記念すべき初当たりは簡単に80パーをこぼし、ワンプッシュに満たない出玉を上皿に残して左打ちへ…

ラッシュへの門戸の広さと引き換えに3R×10カウント×賞球は5←？！
初当たり3Rの実出玉は120玉となっております。


●とはいえ一矢報いたい夜もある
朝からひどい目にあった夕暮れ。程々に当たりやすく、ほのかに夢が見れる最後の拠り所として選ばれる源さんライトやAKB桜ver等の、50パーで高継続へといった台たちがあります。
なんとかニブイチ突破して、さぁここから！と思う間もなく早急に終了すると本当に心を失くしますよね？
実際の初当たりがライトミドルみたいなものなのでもう一回当てる体力と気力が残されていないことも多いです…
しかしどうでしょう、1/100の80パーこぼしなら顔面がシアンがかるものの、ギリまた当てようかという気持ちで持ちこたえる事もあります。


●曲…いやイントロが良い
大当たりのたびにイントロからかかり直す素晴らしいOP・ED曲たちに、幼少期のアニメ再放送を思い出すのかといえばそんなことは無く。
あと120連で捲りか…と遥か彼方のトントンラインに失神しそうになったり、
即連しすぎも良くない、長続きしないよ！といったコーチングしたりで忙しく、曲に思いを馳せる時間はあまり残されていません。
アニメED・OPからは5曲収録されていますが、ST中では「もう泣かないで」と「ド・ン・マ・イ来々少年」の2曲は歌いだしが始まることなくイントロのみで大当たりが終了します。

最近はイントロが長い曲が流行らないそうですが、こちとらイントロしかかからないですからね、最先端です



●その当たり方に用がある

↑数少ないST中盤の演出。乱馬の攻撃緑以外なら確定だそうです、シャンプーパトランプ演出は本当に当たらん可愛いだけ

80パーを突破した後のSTは、4回転の即当たりゾーン→演出付きの4回転(ここも早い)→残保留4回転の即当たりゾーンで構成されており、
両即当たりゾーンでは右下で回転する数字が普段よりわずかに長く変動すれば当たりなので、少しだけ早く当たりを察知してから役物が落ちてくるまでの僅かな瞬間が至福です。

最終変動は変動停止後0フレームで「左打ちに戻してください」とナビしてきます、余韻なく潔いのも良きですね！



●通常時も良い

↑待ち予告から。PGY(パーフェクトゴールデンやかん)と飛竜昇天破ボタンです。稀に外れますが待ち予告なしでも全然当たります。

保0時は少しだけ賑やかしを挟むものの、それでも淡々と次変動へ。
擬似連後、少し期待して姿勢を正す頃にはハズレかけているといった具合でスピーディです。
リーチは割と何でも当たる感じな一方赤保留でもこぼします、今のところ0/7で逆鉄板になっちゃってますね何でなの？



●いや賞球5って！
と思ってましたが、打感が何かに似てるなと思ってたらちょいパチですね、1/39の50パー突入のAKBと打感が似ています。
ちょいパチは本来、時間も軍資金も少ないけど当たり見たいよといった目的で投入されたと思いますが、回っちゃえば終日手堅くやれるせいで、朝から晩までちょいパチでテクニカルに立ち回る→妖精さんが怒って地獄みたいな面構えになる…といった感じで上手く運用する困難さがあったと思います。

ちょいパチのリリースが見当たらなくなりましたが、通常時・ST中の速さ、打感からちょいパチってこういうことなのでは？とハッとしましたね
一個賞球ですが良心的な配置のおまけポケットに乗り上げもある強めのステージ。
通常時の無駄な演出の少なさによる変動の短さ、右打ち中の連チャンへの期待感と速さ…短時間で当たりを期待しながら打つといったニーズに答えるものになってます。

当たりの賞球も多くないので、ひねりも相対的に効果が薄く、出玉関連の技術介入の余地は少なめですが、ステージ止めやラウンド間の止め打ち等丁寧に打てばそれなりの対価があるのでやれることはあります。
ひりつく勝負もやりたいですが、ホールに咲く一輪の田平子のように末永く生き残ってほしいなと思える素敵な台です。

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