あたしもカスタムしてよ

こんにちわ！
パチ７の甘パチ遊タイムハイエナ担当ポリンキーです！

私、知らない人に話しかけられること結構多いんですよ。
道とか超聞かれるんですよ。

旅行行ったときも地元民と思われたのか、観光客に「この辺にあるジャムの美味しい店どこですか？」って聞かれたことあります。

いやこっちも旅行者だし、そんな店名もわかんねえふわっとしたとこ聞くなよ！ジャムて！



まあたまたまそこに行ってきたばかりだったので案内できましたけど（ジャム好き）。



ホールでも隣の人とかによく話しかけられます。
若い女の人以外ですが。


特にお年寄りは話かけてくるじゃないですか。
わかんない台やってると特に。

いいんですよ？海とかジャグ以外に興味もってくれても。
でもいきなりスマスロとかパッと座られると心配になっちゃうぜこちらは。


で、最近の台はいろいろカスタムとかできるじゃないですか。
年配の方が大好きな海物語でさえマイ海カスタムとかできますし。

でもみんなあんまやってない・・というかよくわかんないのかもしれません。


とある日、お年寄り常連の多い過疎ホールにいつものように仕事帰りにいったんですよ。
お年寄りが育てた遊タイム間近の台を狩りに（ヤメロ）。

まあめぼしい台もなかったので仕方なく適当な台に座って、ポチポチとカスタムをしてたんですよ。


先読み・・信頼度Ｕｐ・・と・・。

それをとなりでジーっとみてるおばあちゃんがいました。

おばあちゃんの台はノーマルモード。カスタム無しです。

自分の台と私の台を見比べていたおばあちゃんが突然話かけてきました。

「ねえ」

「（ビクッ）はい？」


「わたしのもやってよ」

「え・・？なに？」

「わたしのも信頼度アップさせてよ」

そういうと私の台を指さしました。

画面にはたしかに「信頼度ＵＰ」と表示されています。

「あのー・・これは当たりやすくなるとかじゃなくて、この演出がきたら当たる信頼度があがるよーってやつなんですよ・・？」

「うん。わたしのも信頼度アップのにしてよ」

あ、駄目だ。
これたぶんわかってない。

「確率は変わらないから、そのかわり演出でにくくなりますよ・・？」

「うん。信頼度アップやって」

きっと通じてないけど、設定をかえてあげた。
「・・確率はかわらないんですけどねー」念を押しながら操作をした。

画面に「信頼度アップ」の文字があるのをみておばあさんはご満悦だ。

「大当たりしやすいとかじゃないんですけどね！！！！」

一応ダメ押しをしたが聞いてなかったと思う。


お互いカスタムをしたため静かな時間が過ぎる。




しばらくすると先読み保留変化が私の台にきた！
一気に騒がしくなる自分の台を食い入るようにみつめる隣のばあさん。


さすが信頼度アップ。見事に当たる。


ずっとこっちみてるからばあさんに会釈する私。

依然静かな台を憮然とした顔で見るばあさん。
俄然きげんが悪くなってきている。


「これやると出にくくなってね・・静かになっちゃうんですよね・・へへ・・」

これだけ届かない想いを色んな言葉でささやいた経験はない。
愛の告白のほうがまだ楽だった（成功率は同じくらい）。


「ねえ」

再び話しかけてくるおばあ。ほれみろ静かだとつまらんやろ・・戻したるわ・・


「あたしも信頼度アップやってよ」



やってんだよ！！！！



やってあんだよ！！！！！脳内でホール中に響き渡る声で叫びましたが、おばあには小さな声で
「あ、やってますやってます」とだけささやいた。

「信頼度・・・」まだ食い下がるババア。

「いやこれ演出出にくいけど、でたら熱いよっていう設定なんでね、別に当たりやすくなってないんですよ・・」
最後のお願いですよもう。これは。選挙活動最終日ですよ。どうか伝わってくれ。




「当たりやすくしてよ」



はい！言ったーーーー！ついに言っちゃったーー！
はいだめーー。全然伝わってないーー！

「当たりやすくはできないんですよ‥信頼度・・が・」
そういったところで私の台は絶賛右打ち中でガンガン当たってる。

信頼度アップして当たってるじゃねえかっていう顔をしていてもう言い訳ができない。
言い訳っていうかなんもやってねえし！


結局、ババアは猜疑心を抱いたまま席をたっていなくなった・・・

「自分ばっかり信頼度アップさせやがって・・ケチ・・」と心の中で思っているのだろうか。


メーカーさん、御年配の方々にもカスタムを楽しんでほしかったら、カスタム表示の所に
「当たりやすくは別になってないよ！」
って一言書いといてください・・。


ていうか私かわいそうじゃないですか？



さて自分のラッシュが終わりましたが、隣のババアがかなり遊タイム近くまで育ててくれたので移動しますか。

期待値アップは成功したね！ありがとうババア！

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