1日200円の軍資金!?　パチスロのかたち1

どうもみなさんご機嫌よう、岡井です。パチスロ、打ってますか？

プロや専業と呼ばれる一部の人たちを除き、パチスロは休日や仕事帰りに行くというスタイルが一般的。趣味として楽しむ位置付けかと思います。

そして趣味に使うお金はどのくらいでしょうか。総務省統計局家計調査(2022年)から算出すると、30～40代の平均レジャー費(二人以上世帯)は、年間75,000円前後、月々にすると約6,000円になるそうです。なおこちらのレジャー費とは食事代、お土産代、交通費などは含まれません。


えっ、6,000円!?　って思いませんでしたか？　1日じゃないですよ、ひと月です。6,000円なんてイマドキAT機の1周期も回せないのではって金額ですよね。一日あたりだと200円、毎週末だけ遊ぼうと思っても1,500円くらいなので低貸志向になるのも無理はありません。20スロなんてもはや違法レート感覚ですよ。低貸だとしても潤沢とは言えない軍資金。家庭を持つ者はそれだけお金の使い方にシビアにならなくてはいけない、そんな現実をみた気がします。

こういった話をすると、やはり投資がかさむAT機はイカン、有利区間切りの爆裂契機を目指すスマスロなんてとんでもないなんて声が聞こえてきそうです。投資額が年々増加し続けている、遊べる環境が無くなっちまったと感じる人も多いでしょう。


でも実際ホールに行くと、低貸しコーナーでもAT機スマスロが人気なんですよね。軍資金が乏しいなら自然と長く楽しみやすいノーマル機を選択すると思います。これって、なんでだと思います？


パチンコ・パチスロ遊技者1日あたりの投資額平均
2019年　21,169.6円
2020年　21,111.4円
2021年　20,439.7円
2022年　20,893.3円

※日本遊技関連事業協会（日遊協）「パチンコ・パチスロ ファンアンケート」より


実はここ数年は遊技者の平均投資額は増えていません、むしろ微減傾向にすらあります。派手なスマスロやラッキートリガー機は目立ちますが、どうも印象ほど極端な環境ではなさそうです。こうしてみると不景気に強い業種いまだ健在と言えるかもしれませんね。

とはいえパチンコ・パチスロが全体平均からすると高級な遊びになっていることは否めないわけで、お金がかかるという部分が参加障壁になっているのは間違いありません。言われるほど環境が変化しているわけじゃないけど、だから問題が無いよとは言えないと思います。

ではその問題とはなんでしょう。私は使う金額以上に大切なことがあると思っているのですが、それはまた別の話で。

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