貴方もらびパンになれる？！〜ガルパンのススメ〜6

ホールで、何の台に座ろう…
そんな悩みを、一発で解決してくれるであろう、それが私の今日の戦車…

この画面で捨てられていたら、どんな初心者だろうが、間違いなく座る自信がある！！！

しかし今はそんな自信よりも、200円が必要な私…

「ごそごそ作戦」
を開始する。

それは、カバンの中をゴソゴソ探す作戦である。

ゴソゴソゴソゴソ…

チャリん…

らび「あっ…」

…各ホールの余りのメダル( ；´Д｀)

ぬぁぁぁぁ！！！ぬか喜びさせやがって！！！！

席を立ち、謎にトイレに駆け込む。
そしてまだカバンをゴソゴソする。
人間、ホールで200円が足りないとこんな行動に出るんだな…なんでトイレなんだろう…

らび「Mr.ハイレグ隊長！ないであります！これから、コンビニ作戦に入ります！」

Mr.ハイレグ隊長「了解であります！」

台をとりあえずご飯休憩です、なんて無駄に言って休憩にした。飯なんか食えるわけがないのに！！！

近くのコンビニに急ぐ。

一枚目のカード→残金0

二枚目のカード→止まってた

三枚目→小銭が入っている！！！！しかしおろせない！！！！！

らび「Mr.ハイレグ隊長！残金0でした！しかし、小銭が入ってるのがありました！でも、おろせません！！！」

Mr.ハイレグ隊長「近くに銀行のATMはない？？銀行のATMだと小銭もおろせるはず…」

？！？！？！
なんだって？！？！

らび「まじですか！！！いくます！！！」

コンビニから、銀行へ走る私。

はぁ…はぁ…ついた…

らび「…(=ﾟωﾟ)！！？」

なんか、磁気とかわるかったのかな？
もっかいやってみよう。

らび「…Mr.ハイレグ隊長…おろせません…」

Mr.ハイレグ隊長「えええ？！自分のほうだと五時まで小銭もおろせるんだけ…っ…ごめんっ…五時3分すぎてるからかぁぁぁぁ！！！」

3分。
200円の次は3分。
たった3分で泣かされる。

らび「なんで朝、コンビニでパンなんか私はかったんだろう…しねばいいのに…」

Mr.ハイレグ隊長「ご飯はたべないといけないから…」

必死で支えてくれるMr.ハイレグ隊長…この人がいなかったら、終わってたと思う。

らび「くるま作戦を開始します！」

Mr.ハイレグ隊長「それはなんですか？！」

らび「車にもしかしたら100円がどこかにあるかもしれないので探す事です！」

Mr.ハイレグ隊長「な、なるほど…」

今度は駐車場の車まで走る。

そしてまた、まずはカバンを探す。
ないって！ないってわかってるのに！！！
その後、車の中のいたるところを探しに探しまくる。
無駄にトランクまで探す。

らび「ないであります！！！」

Mr.ハイレグ隊長「ぎゃぁぁ…今振り込んでも明日じゃないと引き落としできないだろうし…こんなに距離があることを恨んだことはない…」

らび「そして時間が…時間がないであります…お店の会員カードを作ったら小銭でも入れられないか聞いてみるであります！」

残り時間10分。

カウンターにいき、会員カードを作ったら五百円を入れられないか聞く。

店員「ちょっとできないですねぇ…」

らび「五百円を落としてしまって、両替しようと思ってたのにできなくなってしまって！！」

もはや身も蓋もない必死な言い訳作戦がはじまる。
と、思いきや、時間がないので、ストレート。

らび「五百円ぶんをメダルにしてもらえませんか！」

店員「むりですねぇ…」

らび「…」

解ってはいたけど、現実って突きつけられるとこんなに辛いものなのだ。

そしてまたトイレである。
トイレで性懲りも無くゴソゴソ作戦をしている自分がいる。

らび「！！！！Mr.ハイレグ隊長！メダルが！前にあまりで持ってたメダルが三枚あります！！！席にとりあえず戻ります！！！」

Mr.ハイレグ隊長「もうおかしくなってきそうだ！！」

残り1分。
席に戻り、休憩を解除。

またカバンをゴソゴソする。

すると、ふと見た下皿に…

らび「3枚、メダルがあるであります！！あわせて六枚のメダル！！！らび、いきます！！！」

Mr.ハイレグ隊長「ベル…ベルこい…！！！ベル！ベルこい！！！」

私に関わると、皆ベルを狂った様に求める様になるのは仕様だろうか…？

うおおおおおおお！！！！
ベル！
ベルきた！！
6枚のメダルが増えた！！！
いけ！回せる！まだまわせる！！
希望を捨てるな！！！！
















ー終了のお知らせー


らび「おわりました…」

Mr.ハイレグ隊長「自販機とかに落ちてないだろうか…」

見に行く。
ない…

Mr.ハイレグ隊長「隣の人にメダルを交換してもらうのはどうだろう…」

隣…
朝のお婆さんから変わって、私が離れてる間に男性に変わって、なかなか順調そうにチャンスゾーンがきてて、絶賛サバイバルウォー中である。
しかも、成功率の低いキャラでやっている。
きっと彼も必死なんだー…
でも、私のほうが、もーっと必死です！


らび「すいません…五百円をなくしてしまって(まだこの言い訳を使う)換金ができなくて…500円渡すんで、カード500円分かしてもらえないですか…？」

男性、若干意味不明な、間。
しかし理解してくれたらしく、快く五百円を受け取り、箱にメダルを500円分入れて渡してくれる。

なけなしでようやく手に入れたメダルである…

これで…これで天井にいける…っ！！！！


ー無事に天井到達ー

快進撃が始まる。

すると、心優しい男性が、飲まれに飲まれはじめ、ハマりはじめている。
500円分をあげたやつが連チャンしているのに、良いことをした男性がハマりまくっている。

気まずいー…!!!

私がメダルをもらってからというもの、チャンスゾーンすらこなくなったのである。

こいつになんかもってかれた…
空気というバイブレーションを使い、そう一言言い残していったかのようにそそくさと立ち去る男性….



私の戦車は絶賛絶好調＼(^o^)／

これが世にも恐ろしい
「200円事件」
の全貌である。

次回もお楽しみに(=ﾟωﾟ)ﾉ！！

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