SGGK～奇跡の救出劇～

なかなか本編に戻りませんが

もうすぐ戻りますんで少々お待ちを。

実家に滞在中

親戚のおじいちゃんが容態急変。

家族で病院にいくから

飼い始めた子犬を

家で預かってくれないかと頼まれました。

ちなみに

その地域一体が

だいたい親戚(笑)

北海道田舎あるあるかな(笑)

近所で室内飼いしてるの

うちだけだったんで

頼みやすかったんでしょうね。

預かってみると

うちの犬が嫉妬して

ずっと大暴れ。

子犬は遊んでくれてると勘違いして

また大暴れ。

しばらくワイワイやってたので

飲み物でも取りに行くかと

向かって数分後

急に静かになりました。

おや？

疲れて寝ちゃったかな？

リビングに戻ると

うちの犬はまだ怒ってるのか

臨戦態勢のまま。

あれ？

子犬は？

隣の和室を探してもいない。

じいちゃんに聞くと

知らない。見てない。

おかしいなと思い

リビングから玄関に向かうと

ちょっと扉が空いてる

…………まさか！？

「じいちゃん、玄関開けた？」

「暑いから開けた」

その瞬間沸点MAX。

「犬預かってんのに開けたら逃げてくべや！」

怒りに震えながら

まだギブスがついてる足で外へ。

2件先の空き地で

ワイワイ遊んでる子犬を発見。

捕まえよう。

捕まえよう。

しかしギブスでは追いつくはずもなく。

こりゃあ応援呼ばないとなぁと思っていると

急に向きを変えた子犬が

道路に向かって走ってくるぅ！！

さらに間の悪いことに

車も少し先から走ってくるぅ！！

パニック！

パニック！

どーすべ？どーすべ？どーすべ？

タイミング的に

子犬がぶつかるか

運転手がよけて事故るかの2択。

もうこれしかない！！


私は左足を勢いよく蹴り

その勢いで

ゴールキーパーがセーブする体勢で

必死に飛びました。

…

……

……………


………………



…………………………キャッチしたぁぁぁあ！

ギリギリ届いて子犬は腕の中に。


右肘が真夏のアスファルトに擦ってしまい

大きく火傷しましたが

子犬の命に比べたら安いもの。

帰った後、

じいちゃんに説教したのは

言うまでもありません(笑)

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