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【長編パチ小説】 【第4話】 タイトル未定

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【長編パチ小説】 【第4話】 タイトル未定

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芥川パチ之助さん
初めまして!念願のパチンコを題材にした小説を投稿さえて頂きます。感想その他お待ちしています! ※中の人の詮索は絶対におやめ下しあ※
投稿日:2016/04/17 20:26






「はい。わかりました。今日、そこで。」






使い慣れない言葉で話したことで早くも疲れを覚えた。本番はこれからだ。ヤツの奥さんとはファミレスで落ち合うことになった。俺からの電話に多少驚いたようにも感じたが、まぁそれは別にいい。見つける手助けをしたいと言ったことが安心に繋がったようで、俺としては文句がない。


待ち合わせのファミレスには比較的早く到着した。店内ではなく駐車場でタバコを吸いながら待つ。正確に言えば駐車場でタバコを吸いながら、そして今どこにいるかわからないヤツの事を考えながら待ったんだ。



約束の時間を少し過ぎて電話がなった。今から駐車場に入ると言われ車を見ればすぐにわかった。そして俺はそのまま近づいて、挨拶をした。



「ご無沙汰してます。大丈夫ですか?」


どっちがだろう。言いながら疑問に思った。ヤツか、残された家族か、どっち宛の大丈夫なんだろうか。口に出してから言葉が足りなかったと思うことは俺の癖みたいなもんだ。


「大丈夫ですよ。なんか変わりました?そんな丁寧にしゃべられると緊張します。」


緊張が伝わってるか、まだまだだな俺も。大きな勝負の前では大体顔に出る。どれだけポーカーでやられたらそれを学習するのか。


店内へと促すと、言葉を遮られた。


「よかったら、私の家で話しませんか?子供を、おいてきたので。」


「いや、、、はぁ。」


子供と言う自分の人生に無いキーワードにあたると従うほか無かった。まだ比較的明るいが、そうゆうもんなのだろう。

2台置く駐車場が無い関係で、彼女の車で行くことになった。禁煙かな?と一番に思うのが俺の悪い癖。そして予想通り、禁煙。居心地の悪い車内の空気を変えようとしてくれたのか、彼女が話を出してくれた。



「パチンコ、まだしてるんですか?」



なんと答えるべきか。もう、してませんよ。が、ただしいのか、いきなり答えに詰まった。彼女は続けた。


「凄い強いって、聞いてます。」



強い。強さってなんだろう。あれ、不味い。今日は脳がややこしいことになっている。普通に答えればいいじゃないか、何も腹の探りあいをしているわけじゃない。普通に答えろ。

強くはないです。勝てるコトが多かっただけでって。なぜそう言わない。プライドが邪魔をするのか。説明したところでわからないだろうと思っているのか。それとも親切心か、わかるように伝えてやろうと。

愛想笑いと乾いた声で返すのが精いっぱいで、奥さんもそれを察し、それ以上くだらない話題は必要ない事を理解してくれた。

ヤツの話は家についてからゆっくり。 俺が唯一出来た提案だ。



そこそこに綺麗なマンションに車を止め、一つ階段をあがり部屋に通された。子供は寝ているようで、会えない事に少し俺は安堵した。家の中は綺麗で、なんとなくだけど驚いた。


リビングは生活感もほどよく出して、冷たいお茶を出して貰った。



「さっそくだけど、ちょっとシンの事聞きたくて。」


あぁ、ヤツの名前はシンジって言うんだ。説明が遅れてすまない。


「はい、最近ずっと疲れてたみたいで。気づいてあげれなくて。こんなことになるまで悩んでたと言うか、全然、悩んでる内容も知らないんですけど。なんで出て行ったのかな。って思ってます。」


なんだこのへたくそな説明は。喋りすぎて、説明しすぎて混乱してるのか。普通説明なんてのは回を重ねる事に上手くなるもんだが。


「疲れてたんですか?」


多分。と彼女は返す。


「悩みがあったんですか?」


多分。はい。と彼女は返す。


「全く、思い当たる節が無いんですか?」


はい。みなさんにそう聞かれてそう答えてます。





問い詰める気はない。ただ、少し面倒な人間だと思われているな。少し話題を変えよう。


「いや、ちょっと前にシンと飲んだんですよね。俺。」

彼女がこっちを見た。表情が変わる。

「それで、家買うって。ローン組んだ、って聞いたのに、居なくなるののおかしいなと思って・・」




続きのある言葉を遮られた。










「ローンってなんですか?」









今度は俺が、さっき彼女がした顔をした。









-第4話へ続く-









※この物語はフィクションである登場する人物その他名称、胡椒とって、早く、塩も、ほら、使うから。ウエィパーはどこ?  は?切れてる?ウェイパーの無いチャーハンなんてやだよ俺。

腹が減ったら戦になるから。ご飯はいつもたべよーね。日清。

9

芥川パチ之助さんの

※本記事はユーザー投稿コンテンツです。

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このコラムへのコメント(6 件)

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芥川パチ之助
投稿日:2016/04/20
ナス夫さん

勿論あってます。ナス夫さんにコメント頂くと緊張しますね。いい緊張感です。頑張ります。応援して下さい。会社に感謝。
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芥川パチ之助
投稿日:2016/04/20
★★犬★★さん

犬さん大好きです。漫画面白いです。読んでますよ~♪
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芥川パチ之助
投稿日:2016/04/20
FLEAさん

こんなにも続きが読みたいと言われるのがうれしいなんて。頑張ります。
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ナス夫
投稿日:2016/04/19
ここまでで分かったこと
・友人のシンジ(ホール側の人間) 妻子持ち25歳が行方不明になった
・主人公25歳(プロギャンブラー)はローンを組んで消えたシンジの消息を探す
・シンジの妻はローン等知らないという

で、合ってますよね?
ここからどう転がっていくのか先が気になります
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★★犬★★
投稿日:2016/04/17
一話から見ないと!!
(*゚▽゚*)ワクワク
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FLEA
投稿日:2016/04/17
すら〜〜と注意書きまで読ますよね。

うん。
早く続きが読みたいぞ‼︎
このヤロー‼︎

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