パチスロで傷ついたらパチスロで癒す

負の連鎖は怖いもの。

昔は人のお金で打って勝てるわけないと豪語してた僕。

気づけば5スロで負け、取り返そうとして20スロで負けていた。

嫁さんからもらったお小遣いを溶かして、後輩さん、友達からトータルで32,000円借りていた。

「何とかせねば…」

時間をかけてでもいいからゆっくりお小遣いから返済していこう。

それまでは打たないほうがいいと心に決めて、スロットから足を洗う決意をした。


時間が空くたびに襲い掛かるスロ欲。

「少しならいいかなぁ。」

心に隙間ができる。

ここで行けば今までと何も変わらないと言い聞かせて、ホールに寄らないようにした。

とある人は言いました。

人は失恋をしたら、新しい恋人を作って傷を癒すもの。

人はパチスロで傷ついたらパチスロで癒すもの。

つまり、今僕の傷(借金)はパチスロで返すしかないのだ。


とある友人がルパンで勝ったと連絡が入った。

聞けば手元に110,000円あるらしい。

「お願いがあるんやけど…。」

僕はその友人から30,000借りて、先日のリベンジを行うことにした。

そう、北斗の拳 強敵 リベンジ。

先日はボコボコにやられたので、今日こそはと思いレバーを叩く。

結果、20,000円突っ込んでなにもできず。

ここまで相性が悪い台は久しぶりだ。

「強敵は本当に強敵だった。」

そんなボコボコボコにされた僕に友人が声をかける。


「パチンコ打つのはどう？」

実は僕はパチンコが苦手で、あの当たるか当たらないか分からない演出が嫌い。

でも、流れを変えるため普段しないことをするのはいいかもしれない。

「パチンコなら何打てばいい？」

友達から帰ってきた返事は

「ガロ」

その二言だった。


ガロの島にやってきた僕たちは並びで打つことに。

「どうやればいいん？どこに玉を打てばいいん？」

なにせ、鉄のラインバレルとハルヒとガルパンしかパチンコは触ったことなかった。

こんな初心者でも勝つことができるのか不安で仕方なかった。

ところが、そんな不安を打ち壊すかの如く見事大当たりを引く。

しかし、STには入らず時短を消化していると引き戻し。

STにも入り3連で終わり、流すと5000玉あった。

換金すると20,000円

あの短時間で20,000円。

あの連荘の面白さを味わえながら、短時間でこの金額を…。

「パチンコ…おもしれぇ…！」

しかし、結果としては生活費をぶち込んだのでその20,000円は返すことなくサイフへ。


トータル借金が62,000円となってしまった。

つまり3,000枚or15,000発出せばトントン。

割りといけるんじゃねと思っている自分はもうギャンブルから抜け出せないんだろうなと思う今日この頃であった。

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