カモ原書こうと思ったけど、その前にオールナイトこぼれ話。今年はベロンでした。

こんにちは！こんばんは！

現在破竹の4連勝中でトータル+275枚を叩き出し、逃げ切り体制に入った編集長です。

いやぁ、今年もやっちゃいました…。38時間生放送。38歳で38時間(笑)

実はこれね、2016年の夏くらいにキング観光さんから『今年もお願いします』と言われていたんです。

「あれ？店長さんバカなのかな？去年のエンディングでもうやらないって言ったの見たでしょうよ？」

とはいえ、前回はうちいく.TVさんが38時間生放送をやってみたい！という要望を持っていたので、それを実現させるために、パチ7は協力した、という形だったのですが、今回は純粋なお仕事の依頼。

一応、ないお氏に確認を取ると、案の定、食い気味で「い…や…で…す！」というかわいいお答え。まぁそうだよね、前回、本当に壮絶だったもんね。やりたくないよね。わかった、断るよ。

「……ナカキンなら、ええっすよ」

あぁ、その手があったね。ナカキンだったら別にいいね。そうしよう。楽だし。ね、それでいいでしょ？担当営業さん。

「……編集長、バスです。バスが要ります」

バスが要るって表現な。いや、つかさ、バス、高いのよ？ んでね、バスで行ける人数なんて精々40人がMAXだし、関東の人メインだから、絶対に常連化しないしさ、おかしいでしょ？

「店長は『構わない！』と言っております」

おい、構う相手を間違えるな。構うのはこっち。バス出すってことは私も行かなきゃになるでしょうよ！

「そういうことです」

あ、ダメだ。こいつアレだ。キャッチボール出来ない子だ。

「ちなみに、ナカキンさんでも良いんですが、いずれにしても編集長は来る前提で話しています」

ビジネスマナーが仕事してないね。お前さん。

「……考えとく」

このまま問答をしていても埒が明かないと悟った私が取った手段は『寝かせ』。ひとまず蓋をして見ないふりをする。35歳を過ぎて私が身につけた、時間が解決する、でアホの子と相対したわけです。


1ヶ月後。


営業くんから再度連絡が来るわけです。私くらいになるとですね、無視なんかしちゃうわけです。要件は分かっていますからね。本当に早くしなきゃいけない状態であれば、スグに再度連絡きますしね。そうなってから動いても遅くはない。『見』です。

すると相手も然る者。私への再度連絡という手段はとらず、公式さんに連絡するという、ぐぅの音も出ない期待値行動を取りやがったんです。ねぇ、公式さん、今の電話、やつでしょ？なんて言ってました？

「宣材写真くれってさ」

……これは高レベル帯の暴挙。そう来ますか。そうですか。『寝かせ』に出た私に『既成事実』で対抗してくるとは思わなかったなぁ。いや、参った参った。もういいよ、分かったよ。2年連続家族で年を越さなきゃいいんでしょ？

「いや、ないおくんさ、こんなパワープレイお見舞されちゃったから、エスポるわ(笑)」

「なんか、結局ヤルヲも行くって言い出しました」

わお、あれだけもう二度とやらないと誓いあったヤルヲくんと編集長だったのに。盟いにすればよかったね。

どうやら、うちいくメンバーのヤルヲくん以外全員がオールナイトに参加することを知ったら、寂しくなったらしいよ。はいはい、かわいいかわいい。

「んじゃ結局全員参加ってことね」

となると問題は何をやるか。去年と同じことをやるのが既定路線だし、キング観光さんもそのつもりのはず。だが、そこはないおくん。

「絶対に去年と同じことはやりたくなんすよ。あと絶対にNo.1取りたいっす」

その結果が『見てる人も来た人も楽しめるエンタメショー』だったわけで、なんとなんと集客稼働No.1も達成しちゃったわけですね。多分、お店の売上、軽く億超えてるでしょうよ。

まぁ内容はかなりグダグダな部分が多く、デザイナーズマンション池谷さんがいなかったら、と思ったらゾッとしたりもしたわけですが。まぁ私はGOD引いたから、最低限の仕事はしましたよね。さすがの撮れ高職人。

ナカザイルに潜む闇、エンタメモンスターヤルヲ、池田さんのトーク技術、パチ7漫画家達によるかるた、天膳事件、寺井くんいそまるくんヤルヲくんナカキンの会合、38時間連れホル調。

思い出はたくさん。38時間はもうたくさん。


「今年もありがとうございました！」


終了後、事務所へと挨拶へと向かう、ないお・ヤルヲ・編集長の3人。まぁ、ホックホクなわけですよ、店長。もうホックホク。

生桑店の店長さんはハンバーガーでいうとビックマックなんですが、事務所に入るなり、上記のお礼を全力で我々に投げかけてくるわけですよ。腰なんか120度くらい曲がっちゃって。

「いえいえ、こちらこそ色々と無茶を……む？」

120度から0度に戻る過程です。ビックマックなお腹を経由して、ギリギリの状態でインされたシャツの裾が、哀しい限界を迎えるわけです。

ベロン。

それはとんでもない売上を叩き出した店長の隠しきれない喜びを表す舌のような。

しかも片側だけだ。

38時間闘いきった我々にとってそれはご褒美。3人共笑いを堪え、顔を伏せる。

前回は「店長ボタンがあるんなら押したかったです」といいながら電卓を叩くという、我々の感情を逆撫でるに充分なパフォーマンスを魅せつけた店長。今年はベロン。ベロンでした。

まぁとはいえ、この店長さんも凄いよね。生桑に行った方は分かると思いますが、とてもオールナイトとは思えない高設定投入率、そして出玉。確実に前回よりも出ていました。

そして休憩室にステージを組みたい、という意味の分からない要求に応えてくれるその器。こういうホールに呼ばれるのは嬉しいことですし、No.1という結果をこういうホールで達成できたことは、大変誇らしい。

すったもんだがありましたが、終わってみれば、やはりやってよかった。そう強く思います。この達成感、爽快感は他では得難い…。


「今年も是非お願いしますよ！」

「いいですか、よく聞いてください。絶対にイヤです(一同)」


人にお願いするんだったら、ベロンしまってからにしろ(笑)

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