正しい出目

君が投資を無くした　アタシはそれを無視した



どうも藤原です。"同一である行き先に対してこそ、過程を大事にする"と言うのは人間であれば当然だと思います。

かの北野武は著書「死ぬための生き方」の中でその人生観をこう語りました。『遺すより見たいを優先した人生だったから、今度はちょっと遺して行こうかなって。』これは氏がベネチアの映画祭で金獅子賞を獲った際に起こった意識の改革だと言います。（ちなみにいい本ですこの本）


例えば日々大当たり言う終着点。ないし勝利という結末を求める僕たちは、その”目的”にすら慣れてしまい、より刺激を求めた訳ですね。結果として台には剣が刺さり、ピストルでトリガーが引けるようになりました。

スロットでは爆音、振動、激光。プロジェクションにてマッピング・・・まぁ嫌いじゃないんですよ。派手なのは派手でいいんです。俺らにとっての今は昔は、今の人にとっての昔で今ですからね。


ではあの頃の贅沢って何だろう？と、その出目に対し思う暇すら与えないアクロスノーマルを回していて、なんで他メーカーはこの流れを追いかけ無いんだって、不思議に思うなって方が無理な話。


出目に個性があった頃を思い出すと、シンプルな物の奥深さをいつも想う。それは最新のゲーム機のトレーラーを眺めながら、ドットに心動かされた頃を想う気持ちにとてもよく似て、戻ってこないことばかりを確信する。

アクロスは抗いじゃなくて希望であって欲しいと切に願う。そんなまど2を回す気怠い午後の僕から。週末の皆様へ捧ぐ自由帳でした。

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