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パチ7自由帳月間賞

パチ7自由帳月間賞

2020.11.18

【佐々木真のお題】結果発表! 100台のパチスロ専門店を考えよう:again

佐々木真 佐々木真   パチ7自由帳月間賞

自由帳ならびにお題帳ファンのみなさま、ご無沙汰して申し訳ございません。佐々木真です。

6月に出した「100台のパチスロ専門店を考えよう:again」の結果発表です。編集部に送ったと思い込んだところで、パソコンがクラッシュ。タイミングの悪さも重なって、すっっっかり遅くなってしまいました。今後、このようなことのないようにチェックをしっかりやっていきたいと思います。誠に申し訳ございませんでした。
※私からも謝罪申し上げます。以後、気をつけます!(パチ7編集長)

ということで改めまして。「100台のパチスロ専門店を考えよう:again」の大賞を発表したいと思います。いま思えば、緊急事態宣言が解除された時期。おウチ時間が短くなったか、それとも以前出した難しめのお題が再登場したからか。今回は私のお題帳史上最高のQUOカード確率となっております。

本数が少なかったので、場合によってはプロ野球の新人王や沢村賞みたいに「該当者なし」とか、それでQUOカードをキャリーオーバーさせても良いかとも思いましたが、ちゃんと大賞はありました。うん、スパンと発表しちゃいましょう。

 

★栄えある大賞は……!

▲はらいそさん「ゲームセンターにパチスロを置くならこれ」

このような企画は、どうしても機種名を羅列する傾向となります。いかに、文字列が並んでしまうところを眺めさせるか。それをどのように総括するか。ここがポイントとなります。

このコラムの良いところは、緩急の巧さです。文字列が並ぶものって難しいんですけどね。ジャンルを分けるところで挿絵を使っているのは、物理的に目の緩急を作れます。ジャンル説明をする際のちょっとした一言は、機種を思い出す脳を休ませるようにホッとした一拍となっています。

そして、その全体を包み込むように書き出しでコンセプトを説明し、まとめ部分でちょっとした蘊蓄も織り交ぜています。このバランスが絶品と思いました。機種名の横にゲームメーカーとパチスロメーカーを併記して分析も入れれば、プロの記事になるかも。岡井モノさんとかの方向かな。そう思わされました。

はらいそさんには編集部より『パチ7オリジナルクオカード5,000円分』を進呈させていただきます。



そのほかの方の作品も。
 

▲くろすたさん「パーラーMemorial7」

機種構成の見せ方はダントツ。嬉しくて笑ってしまいました。惜しむらくは、説明の文字が少なかったこと。10機種くらいでは成立するんですが、50機種もあると“自分が笑いどころと狙っている機種”が、読み手と一致しないことも往々にして出てきてしまいます。 くろすたさんのパチスロ感をもっとスッキリ共有したかったな……と。好きなことに熱中する良い人というのは行間というより写真間で伝わってきました!

 

▲師匠2さん「パチスロ熱熱熱!」

間違いなく私は通います(笑)。見せ方と伝え方ですね。機種名を箇条書きにするだけで、メリハリがつきます。文字で説明する部分をもうちょっと細かく書けるスペースができるので(機種名込みだと、それだけで文字量が嵩んでしまう)、その時代を知らない人にも伝わりやすくなるかと思います。まあ、これらの機種の話は飲みながらでも(笑)。

 

▲ポリンキーさん「Rの使い方」

回胴式遊技機のコンセプトとしては一番私の好みです。ここも見せ方ですね。ジャンルの説明+機種リストであればもっと伝わりやすくなるかと思います。『巨人の星』や裏モノの説明も良い塩梅ですし。ほんと、見せ方だけなんです。機種名に括弧か二十鉤括弧を使って用語のカタカナから一目で切り離せるようにしてあげるとか。あ、リプ連の4号機裏モノコーナーに『ジャジャJ』を推薦させてください!


ええ、いつも文字ばかりですけど、こういうことを考えて書いていたりするんです。締め切りギリギリに書くことが多いので、私が使う目の休めどころは機種の筐体写真ばかりです(笑)。

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佐々木真
代表作:パチスロ攻略ライターの思考ルーチン

裏モノ全盛期に“ギャンブル”としてパチスロを始めたが、技術介入機時代に最適手順を模索するなど“遊技”としての魅力にはまり、履歴書に大きな穴をあけてしまう。2000年よりパチスロ雑誌などで編集兼ライターの活動を開始。現在は、ほぼすべての機種の発表会や取材に参加。法律・規則などの知識をもとに、根幹システムの推測をライフワークとしている。

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