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パチスロワイルドサイド-脇役という生き方-

パチスロワイルドサイド-脇役という生き方-

2022.03.01

敗北の向こう側~撮れ高ゼロの結果~

ラッシー ラッシー   パチスロワイルドサイド-脇役という生き方-

風はまだ冷たいが、薄手のコートでも十分だ。あと1ヵ月もしない内に、この辺り一帯も桜が見ごろになるだろう。

そんなことを考えながらも、口では絶えず次の言葉を繋ぐ。

――「本日の実戦機種は、今季最大の注目作『〇〇』。すでに打たれたかたも多いと思いますが……」

この日はCS番組で俺が担当する企画の収録だった。企画と言っても、番組の中の10~15分程度の1コーナーではない。

攻略誌「H」の冠番組は、内容が週ごとにまったく異なり、MCを担当するライターもその都度代わる。真面目な実戦モノもあれば、バラエティーで1時間ということもあるわけだ。

俺が担当している企画は、もともとA先輩がMCだったが、A先輩が忙しくなりスケジュールの確保が困難に。そんな経緯で、俺に順番が回ってきたわけである。

――「さあ、本日のゲストはコチラのかたです! どうぞ!」
後輩Y「みなさんこんにちは! Yです!」

普段から仲良くしている後輩ライターだから、俺も緊張せずに済んだ。

――「導入から今日で1週間だけど、Yさんはこの機種もう打ってるよね?」
Y「もちろん! 導入から連日打ってますし、原作も好きなので」

――「それは頼もしい。俺も先週3回ほど打ったけど……」

番組収録は基本的に1日で行うが、出演者の仕事はその日限りではない。収録で扱う機種が決まったら、それまでに予習として打っておく必要がある。

新装実戦や新台解説なら話は別だが、攻略誌「H」の看板を背負いながら「まったく知りません」では済まされない。その予習で収録ギャラが吹き飛ぶことなど日常茶飯事だが、それもライターや演者にとっては必要経費だ。

――「それでは、さっそく実戦へいってみましょう!」
ディレクター「はい、OK! じゃあスタッフ陣は入場態勢」

OP収録を終え、俺ら2人はディレクター(D)との軽い打ち合わせに入った。
 

明暗分かつ判断。

D「台は2人とも取れると思うんだ」
――「でしょうね」

並び人数は20人弱。入場抽選はOP前に終えており、2人揃って1ケタ台を引き当てている。

D「とにかく2台並びで取ってほしいわけ」
Y「なるべく角ですか?」

D「理想を言えばそうだけど、角じゃなくても2台並びならOK」
――「了解です」

Y「とにかく奥のシマから見てみますね」
――「じゃあ、俺がその隣に座ればいいね」

2台並びでなくても収録は可能だが、やはり2台並びが望ましい。スタッフ・演者一同、緊張したまま開店時間を迎えた。

Yの入場から少し遅れて店内に入った。目的の機種は複数シマに跨っており、俺は予定通り奥のシマへ進む。Yはしっかり角台を確保していた。ホッと胸をなでおろし、俺もその隣の角2を確保。

次いで遅れて入ってきたDが角3を確保した。

――「え? Dも打つの?」
D「できればこっちからもカメラ構えたいからね。邪魔になって稼働しないとお店に悪いから、この1台は僕が打つよ」

Y「とか言って打ちたいだけでしょ?」
D「そ、そんなことねーよ!」

収録中にディレクターが打つことも珍しくない。この業界のスタッフは、やはりみなパチンコ・パチスロが好きなのだ。

――「どうします? 角から2台でいいっスか?」
Y「僕がDと席を交換しても構いませんが」

Yも俺も前日データを見ている余裕はなかった。収録でたまたまお邪魔したホールゆえ、店のクセも分からないが、さすがに前日極端に出ていれば避けたくもなる。

しかしどの台も前日は爆死データで、さほど違いは見られなかった。

D「いや、やっぱり角が撮りやすいから角から2台でお願い」
Y「了解です」

こうして無事に台を確保して実戦がスタート。主要な解説は1週間で仕上げてきた後輩に任せ、俺は盛り上げ役に徹することに。が………
 

ワケありの名機。

もちろん実戦機種について触れたいところだが、ワケあって今回は機種名を伏せさせていただこう。この機種を作ったメーカーが、すでに版権を手放しているのもあるが、その他の理由については察していただけるとありがたい。

おおまかな仕様はプレーンなボーナス+ART機だが、ARTの抽選・上乗せシステムがかなり独特。通常時・ART中を問わず「CZのようなモノ(以下、CZ)」に移行する。そのCZで敵を倒せば、敵のレア度に応じたARTゲーム数を獲得…といったイメージだ。

肝心なのは、そのCZの仕組み。実は突入時点で勝敗がある程度決まっているため、ただの前兆演出とも解釈できる。

ただし「敗北予定」のCZでも、消化中にボーナスを引くことができれば必ず勝利へ書き換え=ART突入(上乗せ)となる。ここがほかのART機とは少し違う面白さだった。

勝利すれば大量ゲーム数を獲得できるレア敵は、そもそもの出現率が低い。しかし、ひと度出現さえすれば、たとえガセ(敗北予定)であっても自力でボーナスを当てて勝利に書き換えられる可能性がある。

ちなみにCZ発展前のステージから出現する敵を予想できるため、ただのステージ移行だけでもアツくなれた。レア敵しか出現しないステージに移行しただけで、プレイヤーは大興奮……という塩梅である。


ARTはゲーム数管理で、初期ゲーム数は30~500G。突入ルートは多数あり、通常時のレア役による抽選がメイン。レア役での抽選に当選すれば、CZ(内部的には前兆演出)を経由して告知されるというわけだ。

また、ボーナス中もART(上乗せ)抽選が行われ、これもレア役に次ぐ突入ルートの1つ。そしてART中はレア役からの直乗せも存在。ART中、1つのレア役から直乗せとボーナスがダブルで当選することも珍しくない。

個人的に当該機種はボーナス+ART機を代表するマシンの1つで、5号機の中でも十指に入る名機である。
 

精神攻撃。

そろそろ本題に戻ろう。実戦開始から、ポコポコとボーナスは当たる。しかし、この機種のウリであるCZ(内部的には前兆演出)に発展しない。

らしくない展開に少しだけ焦るYと俺。とはいえ、ボーナス+ART機とは元来そういうものである。短時間で結果を求めることが、そもそも間違いなのだ。

CZも言わば前兆演出だ。並の機種ならフェイク前兆など撮れ高にならないが、この機種に限ってはそうじゃない! レア敵が出現すれば、たとえフェイク(負け予定)だろうが大興奮なのだ。

CZ中にレア役でも引こうものなら、ボーナスによる勝利書き換えの大チャンス! それだけでアツくなれるのである。

とにかくCZだ!
CZさえ引けば画にはなる!!

他の機種に比べればイージーなくらいだ。レア役を引いて前兆に入れればいいだけの話。難しいことなどなにもない。が………


収録開始から3時間後――
D「ちょ~、お前ら頼むよ~」
Y「そうは言われましても……」

――「どうにかできるなら、とっくにやってますわ」

空前絶後の撮れ高の無さ!! CZは2人とも2回程度。これまでのプライベート実戦でも、ここまでヒドい展開はない。ただひたすらボーナスを当ててスルーの繰り返し!

まるでボーナス確率が低く、獲得枚数も少ないノーマルタイプを打っているような状況だ。それが1人なら構わないが、2人揃ってだからタチが悪い。

――「いやまあ、我々も悪いんだけど……」
Y「Dもなんなんスか?」

D「僕? 僕がどうした?」
――「いや、出しすぎやろがい!!」

D「あ、バレました?」
――「朝からずっと『ファファファファ~ン、ファファファファファファ~ン、ファファファンファン……』ってBGM聞かされてんだよ!」

Y「ずっと壮大なメインテーマ聞かされてる」
――「な!? 精神攻撃がエグすぎる」

ディレクターは開店直後に入ったARTがずっと続いており、すでに2千枚を超えている。そしてARTの残りゲーム数は、ずっと3ケタ台をキープしたままだ。

とは言ってみたものの、俺もYもライター歴は数年になる。こんな苦境は何度も味わっているし、演者を差し置いてディレクターが出玉を出すのも「あるある」だ。

財布はみるみる痩せていくが、演者は1度の収録の収支に一喜一憂してはいけない。数年という長いスパンで見れば、概ね±ゼロか少しプラスくらいに着地できる。

また、番組出演は演者自身の知名度を上げる宣伝の意味も含む。たとえ負けたとしても、宣伝費と解釈すれば納得もできる。だが………
 

敗北の向こう側。

収録開始から6時間後――
プロデューサー「ラッシーとY、今日ケツあるか?」

『ケツ』とは、映像業界用語で『あとの予定』を指す。現場にはほとんど口を出さないプロデューサー(P)。彼が登場したということは〝いよいよ〟ということだ。

――「ありません」
Y「僕も大丈夫です」

P「じゃあ、悪いんだけど延長だな」
――「とっくにそのつもりです」

普段の収録の実戦パートは、開店からスタートし16時~17時に終わる。バトル企画なら概ね開店から19時まで。ガチの実戦モノなら閉店までも有り得るが、それは稀なケースだ。

今回も16時からエンディング撮影に入る予定だったが、それどころではナイ。

撮れ高らしいモノは、俺が昼過ぎに引いたCZ中のボーナスのみ。それも短いARTで終わり、実質的には撮れ高ナシに等しい。

Y「はい、(1万円札)8枚目入りまーす」
――「ふふ、8枚て……。8枚てキミ………」

かくいう俺も、まもなく8枚目に入るところだ。設定など予想するまでもない。

D「ちょ、もう……うん、頑張ろう」
――「いやいや、ちょっとアンタは黙ってて」

D「いや…すまんホントに」

ディレクターの朝イチから始まったARTは昼過ぎに終わったが、直後に引いたBIGから再びロングARTがスタート。すでに6千枚を超えている状況である。

D「ああっ!!」
Y「どうしたんスか?」

D「やっべ見て見て! 〇〇ボーナス当たった!」
Y「ええ!? 平均上乗せ311Gっスよ!!」

――「………」

俺は顔を動かす気にもなれず、ひたすら液晶内の主人公が平地を歩くさまを見ていた。

Y「おお~、スッゲー!」
D「なんか、なんかゴメンね。そんなつもりじゃないんだ」

――「はい、7枚目入りまーす」


ふん、7枚目って。収録のギャラ何回分だよ。いや、投資が嵩んでいること自体は問題ない。ボーナス+ART機の低設定を打てば、さほど珍しいことでもない。

問題なのは、2人で14枚も入れていながら画が撮れていないこと。これだけ使って、撮れ高が朝イチとほとんど変わっていないところだ。

台移動も考えたが、新装2週目の夕方だ。学生と思しき若者で、店内はごった返している。それに、ここまで来て移動するのも「本当の負け」な気がして悔しい。


いやいやしかし、14万て。14万入れて撮れ高ナシとか、ヒドいってレベルじゃねーぞ。事故じゃねーか。学生時代に乗ってたJOG(中古スクーター)が5万だぞ? あとちょっとで3台買えるじゃん……


――「フフ…フフフ………」
Y「え? ラッシーさん?」

――「フフ…フフフフフフ」
Y「どどど、どしたんスか!?」

――「ちょ、ちょゴメンなさいっ!」

思わず席を立って外へ飛び出し、スグにホールの陰へと逃げ込んだ。

――「14万w 14万使って撮れ高ナシとかwww」

初めての経験である。負けすぎて笑いが止まらなくなったのは。

――「ハ~ハ、ヤッバ! ヤバすぎる!! ハハハハハッ!」

ビルの隙間から射す夕日が目の端に入ると、はじめて涙を浮かべていることに気が付いた。おかしすぎて出たのか、情けなくて出たのか。理由は自分でも分からなかった。
 

シロハタ。

――「いや~、ホントお見苦しいところをお見せしました」
Y「こんな機種じゃないんですけどね」

――「そうよ! 今日はホントに最悪のケースで……」

ライトが焚かれたせいでスタッフ陣の顔は見えないが、見るまでもない。普段通りなら17時には撤収作業も終えているはずだが、もう20時になろうとしているのだ。

――「今回はこんな展開になってしまいましたが、次回もお楽しみに~」
Y「サヨナラ~」

D「はいカット! OKです!!」

ただ1人、ディレクターだけは元気だった。それはそうだろう。差枚数で万枚を突破したのだ。演者2人を差し置いて。

ちなみに一撃性のある機種ではあるが、容易に万枚を突破するような機種ではナイ。事実、俺はこの収録以降も執拗にこの機種を攻めたが、最高は8,000枚ほどで、万枚到達など1度たりともナイ。


P「……お疲れさん。どれくらい使った?」
――「9万入れて、少し返ってきました」

Y「僕はだいたい10くらいで回収ナシです」
P「おう……おうそうか。ホントすまない」

Y「いや、いいんスよ。事故ですから」
P「今から(ホールの)事務所行くから、ひと言いってやるわ」

――「ヤメて! 1打って負けた。それだけですから」

これくらいの負けは普段のデータ採りでも当たり前にある。ライターは仕事で打つ際、ヤメることが許されない。こんな負けも珍しくないのだ。それがたまたま収録日に起きた。ただそれだけのことだ。

――「ありがとうございましたとだけ、言ってきてください」
P「……分かったよ」

負けて文句を言う。それだけはやっちゃいけない。それは演者としてではない。パチスロ打ちとしてやっちゃいけない。

――「では、俺らはここで失礼します」
Y「お疲れさまでした~」

『収支は長いスパンで見る』と言ったが、さすがにこれは堪えた。カネの問題ではない。これだけ入れても撮れ高を提供できず、機種の面白さを伝えられなかった自分に腹が立ったのだ。

スタッフ陣に挨拶を済ませ、Yを連れて現場を離れた。

――「は~~~ん、負っけったっなぁ~~~」
Y「ですね……まさか、あそこまでとは」

――「マジ、ディレクターが隣で万枚とか畜〇かよ」
Y「ははは! もう今日は飲みましょう」

――「カード使える店にして、ホントに」

不甲斐ない我々に憤りを感じた視聴者も多かったことだろう。それも無理からぬこと。CS番組は、金を払って観る番組である。怒りを覚えて当然だ。

大金を失うとともに、視聴者からも嫌われる。誌面や動画に出てパチンコ・パチスロを打つと、そんな恐れも当たり前にあるのである。
 

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ラッシー
代表作:パチスロワイルドサイド -脇役という生き方-

山形県出身。アルバイトでCSのパチンコ・パチスロ番組スタッフを経験し、その後、パチスロ攻略誌編集部へ。2年半ほど編集部員としての下積みを経て、23歳でライターに転身。現在は「パチスロ必勝本&DX」や「パチスロ極&Z」を中心に執筆。DVD・CS番組・無料動画などに出演しつつ、動画のディレクションや編集も担当。好きなパチスロはハナビシリーズ・ドンちゃんシリーズ、他多数。

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