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環境が変われば思いも変わる

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環境が変われば思いも変わる

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ザンボさん
サラリーマンでありながらいかにパチスロと深く付き合えるかを模索してたら10年が過ぎてしまいました。 いかに勝つかではなく、いかに楽しめるかをメインに打ち続けています。よろしくお願いします。
投稿日:2017/06/19 20:41

ごきげんよう。
ご無沙汰しております。 いや、いやもうほんとご無沙汰です。
先日まで激務オブ激務みたいな状態でして、打ちに行くどころかまともな休日も全くないという状態でした。3月の収支なんて±0ですよ0。投資0回収0実戦時間0のトリプルゼロ。覇王伝じゃないんだから。

暇さえあればとりあえずパチ屋に向かう自分でこれなんだからいかにアレだったかと言うのをお察しいただければ幸いです。


おかげで今年は満足に打てていない状況。今でこそこうやって時間が取れるようになったおかげで話題のツインエンジェルをお触りすることができていますがそれ以外の台はほとんど打てていません。

マクロス3とか忍魂とか知らない間に出て知らない間に下火になっちゃってるの止めてもらえますまだ楽しめてないんですよって感じです。しかしまあまずはブレイクしましょ!ってなるけど。なりますよね。

時間が取れるようになってきたので勢いよく打ち出したところ気が付けば今月-5000枚。引きストック?そういうのは無いんですよ。


さて。

これはそんな時間が取れるようになる少し前のお話。具体的には5月の中頃ですか。
お仕事たっぷりの中突然降ってわいた休日(土曜午後)、よっしゃそれなら打ち行くか!と意気込んで行ったものの扉を開けばそこは別次元。
知らない台で埋め尽くされているわけです。どれもこれも打ってみたい、でも今日1日しか空いていない…そんな時皆様なら何選びますか。

自分もいくらか候補を絞ってみたものの、最終的に「頑張って続いても1000枚程度」のG1優駿倶楽部を選択したわけです。どちらかと言うと「マクロスとかビビオペとかサクラ大戦とか超続いたら他触れないし…」という気持ちが多少沸いていたのが事実。後単純にまこまこしたいだけだったのも事実ですが。
結果的にはシンボリルドルフが頑張って11連1000枚エンド。予定通りの出来です。…ってそんなのはどうでもよくって。

この時の「台選びの基準」ってのが半年前の自分と比べてかなり変わっていることに気づいたのです。
あの頃の僕らはまだ明日の地図さえ持たずに新しい何か(新台)を探してたんだけれども、時間的な制約があるとそこから全然違う要素が見えてくる。
「爆発したら他の打てなくなるしな…」とか
「初当たりまで最高2時間かかっちゃうのか…」とか
「じわじわ生殺しされるの辛いんですけど」とか。
特に昨今の新基準機における出玉バランスなんかはそういう要素が強いと思います。
一撃は欲しい、ただそれ有りきに作ってしまうと他がガタガタになるといういつもの奴ですね。


今年から5.9号機の運用が始まる予定であり、恐らくは好意的には受け取られていないでしょう。
ただ、こう環境が変わるとそう悪いものではないのかな?と思ってしまったので忘れないようにここに残しておきます。
今日のテーマは「5.9号機はパチスロを活かすか殺すか」です。珍しく社会派コラムっぽくします。

────

■そもそも5.9号機とは
佐々木先生のコラムを引っ張ってきます。だって一番わかりやすいもの
2017年1月段階でのパチスロ5.9号機考察
https://pachiseven.jp/articles/detail/3024

有利区間と通常区間の違い、ART抽選は全設定共通、通常区間からの引き戻し優遇などは不可、超プレミアフラグ禁止…など色々と遊技者に不利となるような条件が盛り込まれているように見えます。
実際万枚出すのは単純に考えても1500ゲーム(3000枚)×3回ほど奇跡を起こさないと無理。ロンフリ引いて後は流れでお願いしますとかが出来なくなりました。

そんな感じで色々と条件を上げましたが、今回の肝はこの1点。
 ・有利区間は最長でも1500Gまで

この1点を今回は期待値の観点から深堀りしてみたいと思います。


■出玉打ち切りの観点
有利区間(現状ではARTと同義と思ってよいでしょう。以降ARTと呼びます)が1500Gを超えた場合、そこから先の継続はどんな状態にあっても打ち切りにする、そんなルールです。
これによって現行の上乗せシステムでは丸損となる可能性が大幅UP。初代花の慶次で天武の極1000Gとかド終盤に引いた日には目も当てられないでしょう。
露骨に射幸心下げてきやがって…と恨み節を吐きたくなるのもよく分かります、ちょっと前までは自分もそうでした。

ただ、これ、出玉バランスが大きく向上するんですよ。期待値で考えると。

例えば今の天武の極1000Gを基準で考えると(純増1.5枚)
・0ゲーム目に引いた場合:1000Gすべて獲得。期待値1500枚+α
・1000ゲーム目に引いた場合:500Gから先は打ち切り。期待値750枚+α
・1500ゲーム目に引いた場合:全て打ち切り。期待値0枚
極端な話こういうことで、全体として考えた場合の期待値がぐっと下がるわけです。
αと記載している部分も大きくて、上乗せが上乗せを呼ぶような昨今のシステムだと、1ゲーム自体の期待枚数はただの純増枚数に留まらない。それが1500G制限がかかることによって大きく下がるんですよね多分。
細かい計算はパッとは出来なかったのでその辺は頭のいい人に譲るとして、自分のような頭の悪い人間向けにさらに噛み砕くと


「パチスロ1500G規制はパチンコでいうリミッター機である」

という結論に達しました。単純明快。
リミッター機とは何ぞ?とかどういうこと?とか言うあたりを次で説明します。


■リミッター機?

{Photo01}

リミッター機と言うと色々なバリエーションがありますが、ここではメジャーな「現金機3回権利物」を指すことにします。
リミッター機と言うよりも権利物と言った方がなじみが深い気がしますね。
画像はかの有名なミルキーバー。2000発×3回が低確率1/329.5で当選していました。
最近(?)の機種で言うと及川奈央のフルーツスキャンダル、相川七瀬辺りが話題になった気がします。あとはガンダムV作戦。特にガンダムが今回の事象にあてはまりますね。


■リミッターを付けることの意味
リミッターを付けるとどうなるか。当然出玉に制限がかかるんですよ。出玉に制限と言うことは1回の大当たりに対する期待値が下がる。
GAROなんかで大当り3回制限とかなったらハンマー持ち出したくもなりますし、ダンバインで同じことになったら1箱すら手に入らず暗黒のオーラ力が溜まりそうです。レベル2!
ただ逆に言うと、3回制限を踏まえた出玉設計が出来る。先ほどガンダムが当てはまりやすいと言ったのはその点。

{Photo02}

色々スペックに差は有れど、同じライトミドルの確変タイプであるエヴァXと比べてもこの差。これでも期待できる出玉の数は大して変わらないように設計されているはずなのです。
V作戦に関してはハイエナ向きであることとか諸々のパチンコ的な制約がありましたが、リミッターが付くことで初期での4通カス当たりや、継続率で漏れる確率がぐっと減るのです。事故待ち分が還元されるイメージでしょうか。


■スロットに転用すると
で、そのリミッターがスロットに変わった場合どうなるか。
先ほど上げた佐々木先生のコラムにもありました、「初当たりが軽くなる」これがまず挙がるでしょう。○○ラッシュ入れればワンチャン万枚、と相殺するために初当たりを重くしているのが単純に緩和される。それだけでも十分な価値を持ちます。
そしてパチンコではあまり視野に入らなかった「上乗せ」。これも1500G制限が付くと一気に軽くなると思います。理由は最初に上げたゲーム数後半だと意味が無くなるケースがある為。ただ1000G超すこと自体が稀なのであまり意味はないかもしれませんが、それでも従来に比べて300G乗せとかの確率は上がると思います。この辺は+10とかより大量上乗せの方が効果が大きいため確率に大きく反映されそう。
演出面でどう出すかが懸念としてありますが、そこらへんはメーカーさんに期待せざるを得ません。どうしても無駄引きを見せてしまうことがあるのでそこをどうストレスとさせないかが課題となりそうです。


■で、良いの悪いの
ここが今回で言いたかったことなのです。
今までの自分は朝から晩まで打つことに特に拒否感は有りませんでした。仕事終わりが定時ならそこから閉店まで打つことも問題が無かった。
開店から打って昼までに爆発フラグ引いてそこから万枚越え、スロッターの基本的な勝ちルートでしょう。


ただし、それは時間に余裕があるときの話なのです。


残業詰めで21時からしか打てない…そんな時に
「初当たり重いけど万枚狙える機種」と
「初当たり軽いけど1500Gで強制終了する機種」と
どちらを取りますか、と言う話に帰結するのです。万枚の夢は捨てがたい、ただ1500Gで必ず切られるというのは出玉面でも緩和される上に、とりきれずを気にせず打つことが出来るというメリットがあるのです。濃密な時間を規制の範囲で打てる、こう解釈すると悪いもんでもない、むしろ今のスタイルに合っているのではと言う気がしますね。

余談ですが、パチンコの基準は「映画館と同程度の感覚で楽しんでもらう」、つまり2時間で3000円程度のギャンブル性を持つ程度が望ましいと言われてきました。奇しくも1500Gというのは早めにぶん回して丁度2時間弱位。個人的には何かしらの意図を感じます。

■それでも
出玉規制付けるんならAT/ARTの純増上げてもいいと思うんですけどねェ…。
昨今のスマホゲーのような「スッと遊んでサッと終わる」という事情に真っ向から反しているのは業界としてどうなの…とは思います。
ノーマル機がそれに近いのですが、適度な連チャン性を持たせつつと言う所をもう少し見てほしいな…とは思いました。業界の方々もその辺6号機で見直し入っていただければと思います。

────

なんか湿っぽくなりましたが今回はこの辺で。

次回はお題とかちゃんと書くね!

ではまた。

3

ザンボさんの

※本記事はユーザー投稿コンテンツです。

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このコラムへのコメント(2 件)

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ザンボ
投稿日:2017/06/22
>佐々木 真さん
こちらこそ毎度参考にさせてもらってありがとうございます。
技術分だけ浮くというのも確かに有りですねえ…自分が大に認められた感が出そうです。

ゲームデザインと違って出玉の規制は当然ながら色々としがらみがあるのが残念。ゲームならスーパーアドバイザー的な感じでプロプレイヤーが入ったりするのですが…そんなことしたら癒着だのなんだの言われそうです。
これ以上の規制となると、もう連チャンと言う物に夢を持てなくなりそうに思えます。まったり出し続けることも許されず爆発力のある出玉も許されず…うーむ
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佐々木 真
投稿日:2017/06/20
おおおっ。掘り下げていただいて感謝です。

1日打って万枚というのとは違いますが、きっちり技術分だけ浮いたとかも、なかなかの充実感がありますよ(笑)。

業界で6号機の規定を決められれば良いんですけどね。警察に呼ばれて「んじゃ、そういうことで」となる世界です。

真偽不明ですが、噂を聞いた限りでは5.9号機の規制が可愛く思えてきそうです……。

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