「絆から番長へ移行する人達」を考えてみる。

　一世風靡した「バジリスク絆」。最高設定6で機械割119%、設定示唆や告知演出、一撃性能はもちろん、なによりホールのメイン機種でもあり目押し不要で素人やコンパニオンでも打てるという素晴らしい仕様に、様々な演者が打ちつくしてしゃぶり尽くした台で、名実ともに名機なのは間違いないと思います。

　そんな絆も様々な事情で撤去間近。果たして後継機は出るのだろうか……と懸念されていた業界に、一筋の光が舞い込んできました。それが「押忍!番長3」。同じ大都技研が誇る人気コンテンツは、暗闇だった5号機終焉時代にとって間違いなく太陽。今も光を注ぎに注ぎまくっています。

　ここ最近不思議なことに「絆キッズ」だった女性ライター（）やコンパニオン（）が揃って絆から番長3へ移行している姿を見ます。ホールの要望もあると思われますが、なぜ番長3なのだろうか。他にも様々な機種が登場している中、キッズ達が番長3を打つ理由を考えてみました。



【 目押しが簡単 】
　実はこれすごく重要。チェリーは適当に押しても大丈夫だし弁当に関しても中リールで救済もあるからある程度適当でもこぼさない。となると、目押しのできない女性に人気が出るのは必然であり、ホール側も「今日は番長3をお願いします」と言いやすいのである。絆キッズは目押しいらない機種じゃないとボロが出ます。



【 演出が単純 】
　難しい「○○ゾーン」や「○○チャンス」を搭載せず、液晶さえ見ていれば対決演出が行われて勝った負けたのリアクションが取りやすい。これは絆でいう「バジリスクチャンス」の役割で、定期的（100Gに1回程度）に見れるアクションだけに女性ライター（）は食いつきやすいと思われる。どんなアホでも「勝ちました！」のリアクションは取れるのですから。



【 動画で撮影しやすい 】
　版権問題もオリジナルなのでオールクリア。上記の理由から映像として素人が打ってもそれなりな絵になってしまう点も絆と似ている。超番長や絶頂を引ければ、絆で言う「真瞳術」「プレミアムバジリスクチャンス」等と一緒の扱いをされるので、知識がなくてもヒキでなんとかなってしまう可能性が高い。「きゃーアタシすごいー」って言えばどうにかなります。



【 解析を知らなくても打てる 】
　ノーマルタイプはリーチ目を見逃した瞬間に指摘されてしまう世の中ですが、番長3は例え解析をまったくしらなくても「対決に勝てばいい」という誰でも理解できるシステムがあるので、コンパニオン（）がリアクションを取りやすいのではと思われます。北斗のようにレア役を引いて16G表示されてもなんのこっちゃ理解できない方にとっては好まれるのではないでしょうか。ベル回数も表示されてるし。



【 設定示唆が出やすい 】
　これぞ真骨頂。撮影であれば後ろのカメラマンが「それ4以上確定ッスよ！」と教えてあげるだけでいいのは絆とまったく一緒。しかもそれがそこそこ出るもんだから、ホール側もアピールとして設定456を使いやすいし、演者側はリアクション取りやすい。絆の3ベルやら4ベルやら（←あまり知らない）と同じ扱いですので、「設定判別」を知らないライター（）が好んで打つ理由がわかります。絆と一緒。



【 機械割が高い 】
　両機種ともに最高設定での機械割が119%という破格の数値。実際はどうなのか追及しませんが、公表値は現行機種の中で最高峰です。ホール側もアピールしやすく、演者側も打ちやすい。終わった後にホルコンデータを見るには丁度いいのではと思われます。あんなん見てもわからんですけどね。真実はいつも一つ。




　ざーっと殴り書きのように殴り書きしましたが、たぶんそこまで的はズレていないのではないのかなと思います。ライター（）やコンパニオン（）が絆から移行するのも理解できます。私自身もまとめて文章にすればするほど、素晴らしい台なんだなと思い返しましたし、正直モンスターマシンだと感じております。絆キッズの皆様、余命幾ばくかなので早いうちに番長3へ移行しましょう。




ではでは。

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