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半端ないって!!

【投稿受付終了】第1回パチ7『自由帳コンテスト』 | コラム

半端ないって!!

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カワチさん
ただのパチスロファン♬ 大阪出身、千葉在住♪ 元バックパッカーで無類の旅好き♬ スロ雑誌、スロサイト、スロ動画鑑賞が日課♪ イベントに目がないミーハー勝負師♬ 媒体を問わず、素敵なライターさんやタレントさんの来店に遊びに行くのが最近の楽しみ♪ 少しの間、低貸専門ホールで副店長やってました!!(潰れたけど…) 現在は自営業でノンビリ生活中(笑) 2児のパパとして子育てにも奮闘中♪ 好きな言葉は「一娯一笑」♬ Twitter:@kawachi210142
投稿日:2018/06/27 11:51



「お前なぁ~、帰国生やから自分の苗字を漢字で書かれへんのは百歩譲ってしゃーないけど、ひらがなで書くんやったらせめて間違わんとってくれや~!」


中学に入って初めて受けた定期試験の答案用紙を返却する際、現国の教師は半ば呆れながら佐々木クンにそう言った。


もう、20年以上も前の話だ。


父親の仕事の関係で幼少期の大半をドイツで過ごした僕は、同じような境遇の帰国子女が3分の2を占める中高一貫制の国際学校に進学したんやけど、ソコには僕を含め日本語を上手く扱えないチョイと残念な子供達が数多く通っていた。


同じクラスの佐々木クンも、その内の一人だった。


自らの苗字である「佐々木」を漢字で書くことが出来なかった彼は、中間テストの氏名記入欄にひらがなで「ささき」と書いた。


いや、正確には「書こうとした」と表現すべきだろう。


そう、実際には「さささ」と書かれていたのだから。


ひらがなの「さ」と「き」、横線一本あるかないか、まぁ、確かに似てるっちゃあ似てるわなぁ~。


その日から6年間、「さささ」というアダ名で親しまれた佐々木クンは、その驚異的な個性を武器に、校内一の天然キャラとして僕たちを笑わせ続けてくれた。


もう、20年以上も前の話だ。







どうも~♪  改めましてコンニチハ♪


先日、健全な朝帰りをした際に玄関で鬼嫁からの悪質タックルを全身に喰らったにも関わらず、文句&言い訳一つせずに日大の内田前監督にも見習ってほしいくらい潔く頭を下げた千葉県一の愛妻家スロッター、カワチです。


寝苦しい蒸し暑さと、ロシアで繰り広げられている熱戦のせいで寝不足になりがちな今日この頃、パチ7ファンの皆様はいかがお過ごしでしょうか?


気付けばもう6月も末、この自由帳コンテストの開催期間も残り僅かとなってまいりましたネ。


せっかく参加した賞レース、どうせならトップ獲りを狙いたいモノですが、よう考えたら僕、銀行と嫁の悪口しか書いてへんやん・・・(汗)


な~んか、アルゼンチンとナイジェリアのアツい試合を観てたらサ、感化されちゃったというか何というか、もっとオモロイ投稿を、読んでくださった方をホッコリ笑顔にさせるようなハートウォーミングな話をお送りせなアカンなぁ~♪


とか思っちゃったりしたモノで、今日はこのあいだ十数年ぶりに再会した中学・高校時代の同級生「さささ」との思い出話を少々。


ちょこっとでも笑っていただければ幸いです。







「お前らぁ~!!自分たちが何をしたか分かっとんのかっ!!(怒)」


高校に上がったばかりの頃、僕は友人数名とともに生活指導の鬼教師に呼び出された事があった。


授業中にフザケながら特定の生徒の悪口を紙ヒコーキに書いて飛ばしまくったから・・・ってのがその理由だ。


今思えば、どうしてそんな幼稚でショーモナイ愚行にでたのか理解に苦しむが、まぁ、未熟さ故の過ちってヤツやったんやろうネ。


もう、20年以上も前の話だ。


ソレでも、職員室のド真ん中でこっぴどく説教された事は良く覚えている。


まぁ正直、未熟な子供はそう簡単に反省なんてしないモノで、その時も僕らはただただ「すいませんでした」を連呼しながら時間が過ぎ行くのをひたすら待つばかりだった。


ただ当然、その狙いに気付かないほど百戦錬磨の鬼教師もバカではなかった訳で・・・。


「スイマセンすいませんって!お前らホンマに反省しとんのかっ?自分たちがやった事ホンマに分かっとんのかっ?ソレやったら言うてみぃ!!一人ずつ、自分たちが何をやったんか言うてみぃ!!」


ってな流れになったので、指示通り端から一人ずつ反省の弁を述べていった。


「悪口を書かれた相手の気持ちも考えず、人を傷付けるような行動をしてしまい、本当にスイマセンでした!」


「授業中だったにも関わらず、他の生徒の迷惑も考えずに、人をバカにするようなヒドイ事をしてしまい、申し訳ありませんでした!」


誹謗中傷する内容を紙に書いてバラ撒くような、卑怯なイジメみたいな行動をとってしまい、ホンマにスイマセンっした!」


そう言いながら深々と頭を下げていった僕たちのトリを務めた「さささ」は、ココで誰もが予想していなかった驚愕の発言を繰り出した。


「紙が勿体無かったです!資源の無駄使いをしてしまい、スイマセンでした!」


それまでの流れも、繰り出したタイミングも、声のトーンもボリュームも、全てが完璧だった。


何より、フザけた訳でも狙って言った訳でもない、ガチな真顔で答えた彼の天然っぷりは、活字だけで上手く表現できない事が悔しく思えるほど面白かった。


謝罪の最中だった僕たちだけでなく、周りにいた他の教職員たちも口に手を当てて必死に笑いを堪えていたくらいに。


ただまぁ、唯一その笑いが通じなかった目の前の鬼教師から、今の世の中では考えられへんくらいのお灸をすえられた事もまた確かな思い出なのだが。


もう、20年以上も前の話だ。







先週、西野JAPANが大金星を上げた事で歓喜に揺れた日本列島やけど、その数日前、実際に半端ないほど揺れた我が愛しの故郷、大阪・・・。


実家の両親や兄弟に特に大きな被害が無かった事を知ったのは、当日の夕方に母から送られてきたLINEを確認した時だった。


「倒れたのは庭の塀や灯籠くらいなので心配は無用」との話に、ホッと一安心。


それでも一応、念のために心優しい長男坊は千葉から駆け付けてやる事にした。


弾丸日帰りプチ帰郷である。


久々の実家、オトンもオカンも姉ちゃんピンピンしとったし、庭の被害もホンマ思うてた以上に大した事がなかったため、庭師さんやリフォーム業者さんたちとの打ち合わせだけ一通り済ませた後、すぐに友人たちとの約束の店へ。


ミナミのとあるスポーツバー、半端ない大迫を筆頭に数々のスター達が映し出される大型スクリーンのすぐ横で、僕は十数年ぶりに「さささ」と再会した。


ほんの、1周間ほど前の話だ。







やっぱエエもんやなぁ~、学生時代の友人たちとの宴会ってのはサ♪


会ってなかった空白の年月なんて速攻で埋まる。


当然もうみんなオッサンやけど、一度懐かしい思い出話に火が付くと、一瞬にして当時に戻ったような妙な心地良さがある。


ただただ楽しい飲み会やった。


笑いの絶えない雰囲気に浸っている内に、新幹線の終電の時間がアッと言う間に過ぎてしまっていたほどに。


コレが、僕の朝帰りが健全だった理由(笑)


ほんの、1周間ほど前の話だ。







高校を卒業する直前の英語の試験で、「さささ」は氏名記入欄に自らのファミリーネームを「SASASA」と記したらしい。


ローマ字の「SA」と「KI」、まぁ、確かに似てるっちゃあ似てるわなぁ~。


って、なんでやねんっ!!


さすがに間違いようがないやろ~。


せっかくなので、十数年経った今、その理由を直接本人に尋ねてみた。


すると、相変わらずの珍回答を期待していた僕たちの意表を突く答えが・・・。


「あのアダ名は、お前らと過ごした最高の6年間の象徴。ある意味、本名よりも大切なモンやから、最後の試験には記念にそう書いたったんよ」


って、くっそオモンナイ、嘘臭いセリフ吐きおったんやけど、まぁ、酒のせいって事で大目に見てやる事にした。


すると、長女に「咲(さき)」と名付けとった「さささ」が、酔った勢いで更にくっそオモンナイ発言を続けた。


「いつか氏名記入欄に『さささささ』って書いたらオモロイのになぁ~♪そしたらサ、娘にもエエあだ名とエエ仲間ができるのになぁ~♪」


そう言うて笑う彼の横顔はもはや立派な父親の表情そのもので、その雰囲気もかつての天然キャラとは程遠い力強さに覆われていた。


なるほど、あの「さささ」も、今ではシッカリ「佐々木」として頑張っとるんやなぁ~。


当たり前の事だが、改めてそう感じた夜だった。


同級生の著しい成長を目の当たりにした時間、うん、エエ刺激になったで~。


ほんの、1周間ほど前の話だ。







・・・ただネ、最後にチョコっと共通の趣味であるパチスロについての話をした際、佐々木が大好きな黄門ちゃま喝の家康降臨についてアツく語っていた時、真顔でハッキリとメッチャでかい声でこう言うた。


「鳴かぬなら、鳴くまで待とう・・・・・・・・・・キリギリス!!」


・・・うん、やっぱり、さささ半端ないって!!

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カワチさんの

※本記事はユーザー投稿コンテンツです。

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