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俺の就職先がパチンコパチスロ雑誌のわけがない②
俺の就職先がパチンコパチスロ雑誌のわけがない②
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貯金爆弾さん
お久しぶりです。ドリクルは金欠で引退してます(涙) - 投稿日:2022/01/28 13:15
後先考えずに書き始めたけど、思ったより面白エピソードが無かったため、やや後悔しているこのコラム。今回はその②です。てか、思い出しながら書くスタイルは、ヤメた方がいいですな(自戒)。
その①はこちら
https://pachiseven.jp/columns/column_detail/18834#contents
大学4年の秋。北海道にて。
就職が内定していた某ファミレスを丁重に断り、パチンコパチスロ業界入りを決意した、貯金爆弾青年。
一言でパチ&スロ業界と言っても、職種としてはパチ屋、メーカー、販社・・・などなど数多く存在する。
その中でも、自分がターゲットにしたのは・・・
パチンコパチスロ雑誌
これである。
当時、自分はパチもスロも「G誌」のヘビー読者であり、こんな愉快な雑誌を作る編集部で働いてみたい、と思うことが何度かあった。
そして何より、自分のパチ&スロに対する「人並み外れた熱量」を活かせるのは、共通の趣味を持つ同士たちへ情報を発信することだと思ったのだ。
それにG誌を見ていると、スタッフ募集ページを頻繁に見かけるので、慢性的な人手不足だと思われた。たぶん希望さえすれば、誰でも簡単に入れるんじゃね? そんなナメた打算があったのも確かである。
ということで、さっそく「スロG誌」の最新号を手に取り、スタッフ募集ページを探してみる。が、見つからない。あれれ? おかしいな・・・。先月号、先々月号・・・と片っ端から探索し、ようやく目的のページを見つけたのは半年ほど前の号だった。
次に「パチG誌」の最新号を見てみると、それはあっさり見つかった。先月号も、先々月号にも、同様の募集ページが載っている。なるほどね、そういうことか。
どうやら今、スロG誌はスタッフを募集していない。対してパチG誌は、常に募集しているようだ。
状況は理解した。しかし、こうなると懸念事項が1つ、頭をもたげてくる。何となくG誌の誌面内容から察してはいたが、この募集状況を見て、いよいよもって確信した。それは・・・
パチG誌とスロG誌、編集部は完全に「別モノ」らしい。
状況的に、これは間違いないだろう。しかし困ったことに自分は、パチンコ雑誌とパチスロ雑誌、両方作ってみたいのだ。それは欲張りな願望なのかも知れない。しかし当時の自分は、「パチとスロ、どちらが好きか」と問われたら、「どっちも同じくらい好き」としか言いようがなかった。
話が少し逸れるが、ここで当時の自分がパチ&スロに対してどれほどの情熱を注いでいたか、主な事例を列挙してみる。
まずパチンコ。
・当時、最も打ち込んでいたのは『ミサイル7-7-6D』。毎朝、行きつけホールの釘チェックを欠かさず行い(用事で打てない日でも釘だけは見る)、顔も知らぬ「釘師との真剣勝負」を脳内で繰り広げていた。
・ミサイル以外でも新台は片っ端から打ち倒し、現役マシンの大当り確率&ボーダーラインは全て丸暗記。
・デジパチを打てば「出目移行法則」や「熱い演出パターン」を見つけるのが得意。
・羽根モノを打てば止め打ち攻略の開発に全力を燃やす。ただし止め打ちの腕前はイマイチ。
・過去には『ブラボーキングダム』の連チャン継続打法を自力発見し、高校生でありながら100万以上を稼ぎ出したことも。しかし、ベッドの下に貯めた現金を兄貴に見つかり(エロ本を探していた模様)、半分カツアゲされる。
・パチ屋の店員バイトを3年続け、主任待遇まで昇進。しかし初めてゴト師を捕まえた日に、愛車が破壊される事件が発生。恐怖の日々を送る。
・大学で「パチンコ同好会」を創設するも、学校からは認められず。仕方なく水面下で活動を続けることになる。なお、女子メンはゼロだった模様。
次にパチスロ。
・前回書いたように、当時最も打ち込んでいたのは『クランキーコンドル』。初打ちでほぼ完全なリプレイハズシ手順を完成させ、数日後には通常時の「スイカウエイト打法」が完成。1日9000Gブン回していた。
・コンドル以外でも新台は片っ端から打ち倒し、主要機種のリール配列は丸暗記。
・通常時の小役狙い、およびBIG中のハズシ手順を作るのが得意。手順完成後も、バージョンアップの模索が大好き。
・裏モノの情報があれば、飛行機に乗ってでも打ちに行く。
・裏モノの『アラジンII』で永久連チャン打法を自力発見するも、2日で出禁に。
・『マジカルベンハー』の1000枚抜きが出来るホールを発見し、細く長~く3年間続ける。
※以前、コラムに書きました。
・自宅の留守電アナウンスは、3号機『ワイルドキャッツ』のBGMをバックに録音した脳汁仕様。なお、初めて吹き込まれたメッセージは、彼女からの「別れましょう」だった模様。
とまあこんな感じ。手前味噌で恐縮だが、当時の自分はパチにもスロにも全力全開だったことが、お分かり頂けたと思う。あの頃の情熱、今や見る影も無いけど・・・。
話を戻そう。
とにかく当時の自分はパチもスロも等しく大好きで、どちらかを選ぶなんて出来なかった。
そんな状況で、パチG誌のスタッフに応募して良いものか・・・。う~む。
とりあえず、もう少しパチ&スロ雑誌についてリサーチすべきだろう。
我がパチンコ同好会(非公認)のメンバーであり、かつ同じアパートに住んでいるK川君が、幸いにも熱烈な「M誌」のファンなのである。彼の家へ行き、ずらりと揃ったM誌を見てみると・・・こちらにもスタッフ募集のページがあった。しかもパチとスロ、両誌で募集しているようだ。なるほど、こちらの編集部も人手不足か。
とはいえ、自分の希望はあくまでもG誌。こうなったら、慌てて動くべきでは無い気がする。今の自分に出来ることは・・・
しばらく「見」だな。
ということで自分は、「大学卒業後、とりあえず上京してから考えよう」という計画を打ち出したのである。計画というか、完全に無計画だが・・・。
つづく・・・?
※もし続いたら、次回はG誌編集部での面接編。続かなかったらゴメンなさい。
【追記】
本文に登場したK川君は、我がパチンコ同好会イチのヒキ強&モテキャラで、某パチンコメーカーへ就職します。でも就職して数年後に、病気により亡くなってしまいました。K川、天国でもパチンコ打ってるかなぁ。
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貯金爆弾さんの
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このコラムへのコメント(10 件)
ハウス物の裏モノはバグが隠れてる可能性があるので、つい色々試しちゃいますね(笑)
いや、なかなかに物凄く無いですか?自力って普通に発見出来ない‥‥あっ!しのけん氏も自力で攻略してってのがマガ専属になるきっかけみたいな事を仰ってましたね!
そうそう。一発台は毎日通って釘師との闘いが始まると、面白さが鬼のようにアップしますよね。あれは楽しかったなぁ・・・(遠い目)
アラ2はたぶんハウス物で、「アラチャンを引くと50Gほどでボナ連が始まり、最後は再びアラチャンに入ってパンクするまで続く」みたいな仕様でした。コンチ3のスーパーセブンラッシュに似た感じですかね?
で、アラチャンを即パンさせたらどうなるのか気になって、アラチャン中に1枚掛けを続けてみたら、バグったみたいで閉店までBIG連が止まらなくなりましたw
で、次の日も1枚掛けでバカ出ししてたら、出禁を告げられたというw
あの留守電、我ながら最高傑作だったんですよ。
電撃的ファンファーレから始まり、猫踏んじゃったをバックに「ただいま留守にしております」と吹き込んで・・・。
結局、それを聞いたのは世界で一人だけとなりましたけどw
自分はアニかつさんのファンでした。応援コメントをハガキに書いて出したら、ビタ押し三度笠で掲載されたのが自慢ですw
昔のゲーム雑誌と同じで、メーカーのことなんて気にせずオラオラな内容の方が面白いんですよね。
時代の流れで、今やメーカーの広報誌みたいになってますが・・・
ありがとうございます!
ここまで長くなるとは思ってませんでした・・・。次回完結を目指します。
アラジン2はどんなバージョンだったのか凄い気になるw
マイホはビッグ変換のアラチャン入らないバージョンでしたね
留守電>笑
特に、留守電のくだりが好きです。
自分も圧倒的にガイド派です。多分、塾長さんが入った辺りから、毎月本誌とMAX必ず購入していました。
マッパチ、カッパ君、ういちさんなど全員好きでしたが、木村魚拓さんはその中でも群を抜いて大好きでした。
動画も面白いのですが、あの方の文章はそこら辺の小説家よりもすごいと思います。また本気で文章書いてくれないかなあ…
ちなみにこれ、自分の宝物ですw
以前のパチ・スロ雑誌って面白かったですよね。友達と違う雑誌を買い合って、取り換えっこしてました☆
続き待ってます!